⑪「樹木と果実」(仮)
震える雨 光刺す雷
暖かな家の窓と灯り
虚しくなって今日は
悩み一人彷徨う夜
願いを口にして
欲しがった何時かの針
その針が十二時指す迄 白道
生臭い匂いに項垂れた
日差しを避ける事も無く
灼けたそのミチを裸足で歩く
自然に流れた涙 落ちて 乾く
焦げ付いた皮膚 未練だけが蟠る
掴んだ服 引き留めた
誰かの手と涙と息
冷たい風が二人を淋しく
哀しみの中 僅かに残る熱
戸惑い 狼狽え レールの上
海を越え 果てない地平線
現実世界に投じるユメ
転寝幻 気にしていた獣道
ざらつく意志 その拳を握る
非道くカレンダーを気にしている
邪道なやり方で生きていく日々
自分で裏切った幾つものプロセス
それを現在気付いたのならば 信じて行ける
かけがえのないものが幾つもあった
棄ててはいけないものも沢山あった
何故 挫折や不安定や理屈を選んだのだろう
瞳の奥 何時かの決意が生まれ変わる
偽りや詐欺は要らない
これは偽善では無く 自分の為
揺れる木の葉は地に還り そして
肥やしとなり 自分と誰かの実を結ぶ
Un sogno che si avvera .
I pensieri si trasformano in alberi.




