表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

詩の目次

「夜に飛ぶ鳥、どこへ」 「沈む世界」

作者: 冬野三月
掲載日:2026/02/14

「夜に飛ぶ鳥、どこへ」


夜に飛ぶ鳥 お前はどこへ行く

頼りの星はひとつひとつ消えていく


夜に飛ぶ鳥 お前はなぜに飛ぶ

前も後ろもなく 誰もいない夜の淵

寄る辺ない翼でどこへ飛ぶ


転がる岩はどうして転がる

誰にも訊かずにただ転がる

夢のなかで夢を見る

現実のなかで現実を見る


夜に飛ぶ鳥 お前はどこへ行った

僕を置いてどこへ行った

取り残されてひとりぼっち

夜の闇にひとりぼっち





「沈む世界」


なんだか最近億劫で、

息をするのも面倒くさい。


横になったまま頭だけ向けて、

世界が沈みゆくのを眺めてる。

当然自分も世界と共に沈んでゆく。


柔らかな地面は構造を失くし、

泥のように私の身体を呑み込んでゆく。


ぬるま湯のような泥に全身を包まれて、

世界の底を抜けてゆく。


夜の闇をさらに混濁させた黒の底。

言葉だけが残る意識のなかで、

身体性を取り戻す。

(「夜に飛ぶ鳥、どこへ」は、自作「夜に飛ぶ鳥」を改稿したもの)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ