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TURN2 メエの期末テスト2

 この作品にはかなりやばいネタバレがあります。具体的には箱○学園で繰り広げられてるJCのネタバレがあります。単行本しか買ってない人は十分に覚悟してから見てください。

 「ラブが問題を作る間にこっちは違う科目をやっておこう。次は数学だな。」


 「ここでまさかのハルちゃん登場!!ついに私の真の力を解放する時が来たよ来たよ!!これから始まる世にも不思議な世界を楽しんで帰ってね!!」


 これからサーカスかマジックかでも始めるつもりだろうか?


 「私が一晩でメエちゃんをノーマルからアブノーマルにしてあげよう!!」


 「確かに驚きだ!!しかしまたもや著作権!!」


 「ゼロ、何事も言い方なんだよ。著作権といわれたらこう答えてやるのさ。私たちはそんなもの知らない!!めだかも真黒も知らない!!くじらなんてもっと知らない!!」


 「単行本しか見てない人間にはネタバレです!!」


 この人は当たり前のように危険なことを言うのは勘弁してほしい。


 「冗談はさておき、数学っていうのは公式を覚えたらひたすら解く。解く!解く!!解く?」


 「なぜに最後は疑問形なんですか!?」


 「だって私にとって数学って感覚で解くものだもん。さっきの説明はどっかの有名な教師が言ってたこと。」


 そういえば忘れていたがハルさんは数学の天才だった。噂では小学校に入る前に微分・積分をマスターしてて、さらに中学に入学するころにはフェルマーの最終定理ですら理解していたらしい。まさに天才の中の天才。いう人に言わせれば変人の部類に入るぐらいの人だ。


 「というわけで、レッツトライ!」


 ハルさんに言わせれば『数学はパズル。ゼロだってジグソーパズルは知ってるでしょ。あれって多い奴は何万ピースもあるけど作る人は作る。数学もそんな感じでピースが多いほど難しくなるけど取り付け方を間違えなければちゃんと完成するわけですよ。』ということらしい。ためしに俺らがやってる問題はどれくらいか聞いてみたが100ピースにも満たない問題がほとんどらしい。……数学って奥が深い(めんどくさい)んだな。


 「答え合わせ1回目!」


 ハルさんが即席で作った問題をメエがいつの間にか解いていた。ちなみに、今回のテストは因数分解がメインらしいのでハルさんもそれメインで5問くらい作ったらしい。


 「5問中0問!!」


 「予想通りにもほどがあるぞ!!」


 「え!?そんなバカな!?」


 「バカはお前だ!!」


 こいつはいったいどんな問題を間違えて……


 「……ハルさん。さすがにこれは難しすぎます。こんなむちゃくちゃなのは俺でも全部解ける気がしませんよ。」


 問題を見てたらいきなりxの12乗なんてものが出てきた。というか、俺でも1問も解けないかもしれない。


 「やればできるよ。」


 「今はメエの点数を上げることだけ考えてください。」


 「しょうがないなあ。5次方程式まで抑えてあげよう。」


 「せめて3次まで落としてください!」


 「えー!」


 ……いまさらながらハルさんに任せたのが間違いだったのかもしれない。


 「マジさん、数学の問題を頼めますか?ついでに理科系の問題はマジさんにお願いしたいんでそれもお願いします。」


 「わかった。」


 さて、結局何も進んでないな。


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