始まり
青嶋 海は、運動が大得意ですが、めんどくさがりでおおざっぱ。船が大好きです。海から一言!「将来の夢は、船乗り!よろしくな!」海の双子の妹の明は、運動は苦手ですが、物知りで、いつも慎重に行動しています。明から一言!「将来は、科学者になりたいです。よろしくお願いします!」
このお話で二人が冒険する島の地図は、お話が終わったら発表します!それまで、「どんな島かな?」と想像しながら読んでください!
今日は、7月20日。明日から、夏休みです。青嶋 海が、妹の明に話しかけました。
「なあ、明は魔法がが使えたらどうする?」
「どうするって言われても・・・」
「オレは、今日もらった大量の宿題を一瞬で片付けて、夏休みを無限に増やすな。そんで、ごちそうを腹いっぱい食って、フッカフカのベッドで寝て・・・」
「そんなだったら船乗りになれないよ」
明が、鋭く注意します。
海が、ため息交じりにいいました。
「明はいいよな。天才だもん」
「そんなこと言ってないで、お兄ちゃんもちゃんと勉強しなよ。休みあけたらテストあるよ」
「ぐぬう・・・」
ビュオオオオオォォォォォォーーーー
突然、ものすごい風が吹きました。
「うおっ!」
「きゃあっ!」
二人は、思わず目をつぶりました。
ようやく、風が収まりました。
「んお、なんだ?」
海の足元に、なにか紙が落ちています。
「えーとなになに。・・・おい!明も見てみろよ!」
「何?そんなに興奮して。・・・!」
それは、宝島の地図だったのです!
「な!?な!?すごいだろ!?明ぃ、明日、この島へ行こうよぉ」
「え!?いやいや、流石に・・・」
「流石に行けるだろ!?だろ!?じゃ~あ帰ったら早速準備だぁ!」
「流石にいけないってっーーー!しかも明日ーーーーー!?」