表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お認めください、あなたは彼に選ばれなかったのです  作者: ・めぐめぐ・


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/21

第13話

 ナディアは軽く頭を振ると、ゆっくりを身を起こした。


 急斜面に落ちそうになったレナータを助けようとして、自分も一緒に落ちてしまったことは理解していた。

 自分が落ちてきた場所を見上げるが、傾斜が急すぎて登るのは困難だと判断する。


 小さな体に雨が容赦なく降り注ぐ。このまま雨に打たれ続ければ体が冷えてしまい、必要以上に体力を奪われてしまう。それは隣で倒れているレナータも同じだろう。


 スンッと鼻を鳴らして周囲の匂いを嗅ぐと、嗅ぎ慣れた獣臭が鼻孔を突き抜けていく。

 ナディアは眉間に皺を寄せると、気を失っているレナータを抱き起こし、運良く見つけた岩の窪みに身を寄せた。


 丁度岩が大きく窪んでいるため、雨を避けることは出来る。完全に身を隠せる場所ではないが、ないよりはマシだと判断する。それに窪みの奥にある葉や枝は、幸いにも濡れていない。


 ナディアは枝や葉を集めると、ドレスを腰辺りまで捲り、腰に巻き付けるように身に着けていた古ぼけたポーチの紐を解いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ