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第2話 即殺スキルって物騒だな 



『即殺スキルを獲得しました』


 唐突なアナウンス。

 俺は、首を傾げて疑問に思った。


 ……即殺スキルって、言葉からして一瞬で相手を殺す事ができるスキルだよな。


 ……特に脈絡もなくゲットしてしまったけど、どうなってるんだ?


 俺が混乱していると、事態はまた進んで行く。


『運命停止スキルを獲得しました』


 ……こっちも負けず劣らず物騒だ。何だこれ。


 そのまま文字から考えれば運命を止めるもんなんだろうけど、そもそも運命って何?

 見えないもんだし、存在するかどうかも分かんないもんだろ。

 止められんの?


『運命改ざんスキルを獲得しました』


 ……はぁー?

 ……矢継ぎ早に何なのもう、意味分かんないんですけど。いや、だからあるかどうかも分かんないもん、どうやって変えるんだって。


 ぽかんと口をあけてあっけにとられて数秒。

 唐突なスキル獲得ラッシュは終了したようだ。


 それから異常は起きてない。

 

「うだぁ?」


 赤ちゃん言葉で疑問の言葉を発して、問いかけてみるが返答はなかった。

 誰かの気配がするわけでもない。


「うー?」


 かわいらしい声しか出せないのがもどかしい。

 もっと出歩く事ができたら、色々調べたりできるのに。


 本当にいるかどうか分からないけど、俺にスキルを与えた人間が付近にいたら確かめたいと思うのが普通だ。



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