表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に転生したら、俺のターン連発の超無双が始まった!? 最強スキルでラスボスも即殺…じゃないのかよ  作者: 仲仁へび


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
14/34

第13話 白紙の本と手紙



 シオンは、泣いている。


「っ、どうして。今なのですか……っ」


 悲痛な表情で、何かを嘆いているようだった。


「しおん?」


 俺は何も考えずにその彼女に声をかけてしまった。


「っ!」


 彼女は驚いた表情で、俺を凝視する。


 次の瞬間、彼女は持っていた本を投げつけてきた。


「うわっ」


 とっさによけた俺は、シオンが身をひるがえして、窓を割って外に逃げるのを見た。


「しおん!」


 慌てて窓に近寄る。


 外の暗闇に目を凝らすが、彼女の姿はどこにも見つからなかった。


 すぐに追いかけなければ、と思ったが彼女が見ていたものが気になる。


 本を拾い上げる。

 すると、一枚だけ他よりページが厚いのがあった。


 昼間見た時は気が付かなかったな。


 糊でくっつけられていたのか、二枚のページが一枚になっついていたのだ。それが引きはがされていた。


 初見ではおそらく誰も気が付かないだろうくらいの厚み。

 気が付いたとしても、売り物の本を損傷しようとするやつはいないだろうから、剥がす人間など存在しないはず。


 俺はそのくっついていた二ページに目を通す。


 そこにはシオンに向けて書かれた驚愕のメッセージが書いてあった。


「しおんのやつ。くそっ、はやくおいかけないとっ」


 俺は慌てて、窓の外に飛び出す。


 彼女をこのまま行かせてしまうと、きっともうこの屋敷には戻ってこないからだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ