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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

【短編集】

「彼女は薬草を摘み取る」設定資料

作者: 朝日あつ

彼女は薬草を摘み取る、https://ncode.syosetu.com/n0627ez/ の裏情報

小説作成時の設定資料+後から読んでみた解釈になります



構想する際のキーワード:

短編、別世界、少女主人公、村、語り口調

ケモナー(童心、幼心、愛玩、異なる存在としての獣人)


登場人物:

タレア 16

 薬師の組、鈍い茶髪、

 カトレアと共に村が招致したため返還の可能性あり

 (大貴族の隠し子、政変で危険が迫ったため避難させられた)


ニサリー 14?

 ケモ子、白い茶髪、タレア養子

 (タレアと会うまで実親の愛を理解できなかった)


カッツェ 42

 樵の組長、妻帯者、愛妻家


モニカ 30

 畑の組、カッツェの妻、料理上手


ソニア 6、キース 5

 カッツェ、モニカの子供


カトレア 58故

 村の外から派遣された薬師

 タレアに引き継ぎを行った


村長 52

 領主の直轄地を任されている

 貴族ではないが彼らとの面識も多く、

 いろいろ隠している。


オズマ 27

 鍛冶の組、顔が良い、料理うまい


ダルシア 47故

 オズマの母、美人、オズマに料理うまいを与えてしまった



時系列:

開始10年前  タレア、カトレアと共に街に行く

開始8年前   タレア、カトレアと共に村に来る

開始7年前   村 山崩れ

        モニカ 妊娠 出産

開始5年前   収穫祭企画

開始4年前   カトレア死去

開始2年前   ケモ子 村に来る

遠くない未来  オズマ結婚



世界観:

貴族政治


 土の広場、周囲に緑が多い、柵で囲まれている

 中央に大樹と村長宅

季節

 雨季の後



物品:

いやし草

 出会い葉、別れ葉、挨拶葉


キーキー鳥

 卵、治験体




結末候補: 3を採用


1.近い未来にくんずほぐれつラブエンド。


2.派遣契約が終わって街の薬師として働くことになる、あるいは村にとどまって結婚する、しない。ニサリーも自分から積極的になる、または、獣人の集落に戻る。


3.貴族の戯れで生まれた子供、認知されそうになって村を離れて森の中で廃れた生活しながら死んで、ニサリーに埋めてもらう。


4.有力貴族の隠し子、私生児でカトレアに預けていたが

危険が去って王都に返される。



話_設定:

題名 文字数

 内容

  伏線


ED親心 28文字

 導入

  結末


タレアの過去 725文字

 逃げられない

  父親像(無い)


カッツェという男 2061文字

 村の様子と立場

  私の家庭環境


タレアが背負うもの 2375文字

 自分の仕事

  出会い葉、別れ葉


---


村娘の戦い 5055文字

 オズマという青年

  過去を見て未来を読む


---


少女ニサリー 4956文字

 もう1人の住人

  不審な衝動


---


村の女の戦争 1196文字

 大人の戦い

  人と集団


タレアの都合 1503文字

 村との契約

  私の母性


全力村娘 2106文字

 少女の恥じらい

  隠し誤魔化し

   振り返る


---


ED小さな楽園 1013文字

 タレアの死

  生きる決意


師匠のまなざし 2497文字

 親の覚悟

  師匠と自分の対比


ニサリーの過去 740文字

 タレアの理想


---


EDタレアの主張 2235文字

 重すぎる荷物

  私の責任


ED薬師の彼女 530文字

 薬師の草

  気持ちを隠す葉

   一生に一度の出会い

    彼女の正体



正しい物語(主観):


タレアは完璧主義だが現実の誤認で失敗することがある。

それが日頃から不安に悩まされる原因である。

母親に十分な愛を受ける間もなく離されて、父親は顔すら見たことが無い。

そんなタレアが村からは無視されていたが、母親の愛を一心に受けてきたニサリーを育てなければならない。


(村人目線):

まだ若いタレアは気負いすぎなのだ、そして誰もが同じ。

タレアを無視したのではなく、大人として扱っている

助産は、タレアが若いし母親で無いから取り上げさせないだけで、村の人は十分信頼を置いている。

親になる前から親の人はいない。




あらすじ:


村の薬師であるタレアは森での薬草採取の際に、ひどく汚れた少女と出会う。そのまま村に連れ帰り自分の娘として育てることに決めた、そんな村娘タレアとあまり歳の離れていない母親をもらった少女とのハートフルな日常と結末。

(ハートフル・・・heart full,hurt full 愛し合い、傷つき合う)


あらすじ 2:


師匠と共に移り住んで村の薬師になったタレアは森での薬草採取の際に、ひどく汚れた少女と出会う。そのまま村に連れ帰り自分の娘として育てることに決めた、そんな村娘タレアとあまり歳の離れていない母親をもらった少女ニサリーが過ごす日常。薬師としても母親としても一人前になれないタレアが少女の過去を知り、彼女へ憧れを抱くと共に彼女に追いつこうとする。そんなタレアの行動によって故郷を失ったニサリーが成長する。



設定資料ここまで


作者の小説解釈と細かい伏線(抽象的なネタ):

小説内容と間違っている部分があれば、指摘してもらえれば助かります


ED親心 時系列2

 なぜ眠るのか、彼女とは誰、なぜ隠すのか

 タレア視点では死ぬため

 ニサリー視点ではタレアに起こしてもらいたいため


タレアの過去

 タレアはそれなりの身分、

 母親に甘え足りない、父親いない

 タレアは兵士の声を覚えている


カッツェという男

 カッツェは優しいけど、大切でない。父親のようにいなくても構わない存在

 さん付けで名前を呼ぶ理由は、同じ組長であるためである。決して同年代ではない

 住んでいるところの呼び名がかわるー>村から町へ


タレアが背負うもの

 タレアに村に似合わない知識がある

 薬師を示す薬草の意味、出会いと別れを表す

 (たくましい商人)貴族や庶民に薬草の意味を広めて商品をうる

 タレア家の中庭にある作業場は薬の臭いが薄い


---


村娘の戦い

 タレアが結婚できない

 タレアは自分勝手

 ひとつの結果より複数の結果を望める過程が大切

 (都会の夫たちの趣味への批判)貧困街より娼館にして


 オズマという青年

  過去から未来を読む


---


少女ニサリー

 眠るニサリーが白い布で覆われているー>ニサリーの髪の色

 ニサリーはタレアとまったく異なる存在

 (都会男たちへの批判)酒に溺れるな

 タレアはニサリーに依存している、溺れている

 ニサリーが体を擦り付ける行動


---


村の女の戦争

 個人は良い人だけど、集まると愚かになる

 監視されると自由には生きられない


タレアの都合

 タレアには母親の愛情は与えられない

 あるのは師匠からもらった知識だけ


全力村娘

 (タレアが出来事を振り返った内容)逆から読むと、食事から排泄までの過程を隠して言っている

 現実は原因から結果へと進む。認識は結果を知って、雑多な情報から原因を探す

 嘘は言わないが、誤魔化すことはある、ただ真実を誤認しているためすべて嘘である


---


ED小さな楽園 時系列3 ニサリー視点

 タレアが死んでいる事には気付いている

 狩りで運動した熱を冷ましてくれるタレア、ニサリーはタレアの行動のすべてを愛情と捉えている

 タレアの頬をなめるー>タレアとニサリー、それぞれの悲しみの涙

 鼓動がひとつー>片方が死んでいる事で逆に一体感がある

 口腔をあじわうー>タレアは毒を飲んだ、彼女と共に服毒をするという事

 傍に置かれた包みー>タレアが飲んだ毒、タレアが知識を試しているとニサリーが感じている


師匠のまなざし

 禁域とは、個人が個人であるための境界、越えられると変質してしまう

 自分と、他人がみる自分は異なる

 タレアがニサリーに酔っている、作業着を着た時だけそれを強く意識する、作業着を着た自分も狂っている

 薬師をやりたいわけではない、ただ薬師の技術を与えられたからしている

 カトレアはタレアに薬師としての背中を見せていた、タレアはニサリーに背中を見られたくない


ニサリーの過去

 ニサリーの両親の愛情は結果の後しか判断できなかった、タレアの場合も同じ

 ニサリーの父親は自力で立ち向かうか、逃げろといっていた。母親はニサリーの逃げ場でない居場所を作っていた

 逃げ出す覚悟

 薬草の臭いの染み着いた作業場ー>長い時間経過を示す

 


---


EDタレアの主張 時系列1

 村の薬師も教育し終えた

 逃げ出したという結果ー>ニサリーと同じ結果だが、タレアは成長できていない、身勝手なまま、自己中心的

 結婚を邪魔する連中ー>タレアの実親が差し向けた護衛

 タレア視点ー>親から政略結婚の道具にされる

 親視点ー>不便なところに長く住まわせてしまった。村も安定したのでタレアも家に戻ってほしい

 何も聞かずについてこいー>物語開始時の兵士の答え方

 


ED薬師の彼女 時系列4 ニサリー視点

 眠るタレアが土で覆われているー>タレアの髪の色

 掘り起こさないー>疲れたタレアには眠っていてもらいたい、タレアの匂いを閉じ込めたい

 タレアと出会う時に見かけた薬草が、タレアと別れてから見つかる。

 薬草がタレアの存在を覆い隠すー>ニサリーしか知らない秘密、薬草が他の人とは違う意味をもつ

 叶わぬ逢瀬ー>タレアが死んで再びあう事はできない、

 叶わぬ逢瀬ー>薬師をしていれば薬草を見てタレアを思い出すことができる。



彼女は薬草を摘み取る(ニサリー):

 薬師のタレアであり、薬師のニサリーでもある

 私は一度は自立できていた。その後はタレアの甘えてしまっていた。

 タレアは私を自立させるために、私が嫌うようなことをした。まるで実親のように

 タレアが薬草を摘み取っていた様子を思い出して、私が薬草を摘み取る

 叶わぬ逢瀬を重ねる。タレアを抱く事、薬師として働く事、

 思い出の中でタレアが薬草を摘んでいる 


彼女は薬草を摘み取る(タレア):

 私は母親になりたかった、私のすべてをニサリーに与えたかった

 薬師という立場から逃げ出して、親からも逃げ出した、

 ニサリーの性格を奪い取り、任せた重荷も奪い取り、私の存在もニサリーから奪い取る、

 そんな私の背中をみせてしまっても、ニサリーには母親になってほしい

 私が唯一、与える事ができた薬師の知識を使って生きて欲しい

 私に依存していたニサリーは私が死んでも生きられるだろうか

 私が死んだとしても、ニサリーが薬草を摘んでいて欲しい

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