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臆病者の自分

なんとなく思い浮かんだ話です。

目覚ましが鳴る。


ボタンを押し、時刻を見ると7時半。


体を起こし、近くにあった鏡で自分の顔を見る。


予想どうり鏡にうつる自分は見事なまでに両目が腫れていた。


昨日大泣きしながら眠ってしまったからだろう。


何故泣いたかは、よくわからない。


急に悲しくなって涙が溢れた。


とまれ、とまれと言い聞かせても涙は止まってくれなかった。


今思えば、あれは自分自身に嫌気がさしたのだろう。


努力しない自分に。


諦めた自分に。


臆病者の自分に。


言い訳をして逃げる自分に。


だからといって、自殺なんて臆病者の自分にはできやしない。


結局、生きてたらなんだかんだで楽しい人生だから


生きていたいと思ってしまう。


こんな自分に呆れて


ため息をしながら、学校に行く準備をした。



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― 新着の感想 ―
[一言] もう早速登録してしまいた! 私はよく突然涙が出てくる日があります。そうか、あれは自分に嫌気がさしたのか・・・。 私にはない考え方です!
2012/10/21 10:50 退会済み
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