シケモク男とガム女
久しぶりの月曜真っ黒シリーズです(^-^;
ユウジは食べ方が汚い。
両肘を付き、どうかすると頬杖まで付いて
食べ物をダラリと口へ運び
クチャ! クチャ! クチャ! クチャ!
口を開けながら咀嚼する。
食後は歯磨きの代わりに、ぬるくなったコーヒーを口に含んでグシュグシュやり、
どう見ても喫煙席の無いカフェでタバコに火を着け、コーヒーカップへ灰を落す。
いたたまれなくなった私は席を立ち、パウダールームへ逃げ込む。
随分迂回して席へ戻ったタイミングでユウジはカップへ吸い差しを投げ込み、大した額では無い伝票を掴む。
「そろそろ行くぞ」
ここから先も休みの午後の定番メニュー。
この界隈で一番サービスタイムが安い古びたラブホへ引っ張られ、
今度は私が食される。
クチャ! クチャ! クチャ! クチャ! ネチャネチャと
ねぶられ噛まれた後には
ペッタンペッタンペッタンと
相撲じみた餅つきの始まりだ
まあ、その前に
私はアイツの“杵”に思いっ切り合いの手をやらされるわけだが……
こうしてすっかり味抜けした
ネバネバとしつこい女が出来上がり……
どこまでもくっ付くその様が
“シケモク男”から
超絶ウザがられて
ガッツリ冷たく剝がされる……
まるっとガムみたいな
私なのさ!
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