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04S.淫魔のハーレム

最近「ミーシャの元」に「若い〝サキュレス(女型淫魔)″の娘達が、行方不明に、成って居る」との報告が、入りました。それは「殺された」訳では、無く「生きながらに、捕らわれて居る」とのことでした。「誰が、そんなことをする」のでしょうか。一般的な「ゼビスの人類」で、有れば「淫魔」を、拘束することは、出来ませんでした。もし、そのようなことをすれば、立ち処に淫魔に「バイタリティ(生命力)」を、奪われて、殺されてしまうからでした。


そのようなことから「有る」とすれば、それは代表的な「ゼビスの魔人類」で有る「セントラルが、絡んで居る」と、思われました。それは「淫魔」を、捕えて「殺処分」することが、出来ました。彼等は、何らかの企みから「若いサキュレスの娘達」を、捕まえて、何かをしました。それは「或る情報筋」に依ると、一部の「若いセントラル」達が、若い娘の「サキュレス」を、たくさん捕えて、自分達だけの「ハーレム」を、作り「淫魔」を、弄んで居るとのことでした。


「男型のセントラル」は、一般的な「ゼビスの人類」と、同程度の「性欲の強い、変質者的な者」が、数多く存在しました。その「ハーレム作り」は、彼等の習性から、考えれば、至極当然なことでした。それも「サキュレス」は、妖艶で有り、肉感的な美女ばかりでしたので、それは「起こるべくして、起きた」ものでした。


「ハイキュレス・ミーシャ」は、それを聞くと、とても「嬉しそうな顔」をしながら、その対処に、乗り出しました。それは「数人規模のセントラル」が、絡んで居ました。「ミーシャ」は、自分と同じ「ハイキュレス」の「カミーラとニップル」を、呼んで3人で、その組織と、接触する計画を、考えました。


「ミーシャの配下」で有る「男女4人」は、彼女の「ファミル(眷属)」だったので、特殊な「念話ねんわ」が、使えました。それは「遠く離れた場所」で有っても、集中すれば、何時でも何処でも「ファミル」とは、それを通して、話すことが、出来ました。


「ミーシャ達」は「ハイクラスの上級淫魔」だったので「戦闘能力が高く」一般的な「セントラル」で、有れば、問題無く叩くことが、出来ました。「ミーシャ」は、戦いに成れば「内側と外側」で、同時に攻めて「その組織を、潰そう」と、考えました。そして「淫魔のハーレム」を作って、悦に入って居る「助平なセントラル」の拠点は、既に調べられて居ました。


後は乗り込んで、そこを叩けば、それで済みました。その拠点には、4人の「男型のセントラル」が、潜んで居ました。その拠点の地下室に「若いサキュレス」の娘を、6人囲って居て、彼等が順番で「凌辱」しました。その娘達の攻撃手段は「吸精行為」しか無く「セントラル」には、その行為が、利きませんでした。その為、力では敵わず、彼女達は「捕らわれて」良いように、されました。


「セントラル」に取って「サキュレス」は「異世界人」だったので、いくら凌辱しても、子供は出来ずに「快楽だけ」は、得ることが出来ました。彼等は、この世界の神で有る「中央神ゼビス」が、この世界に入り込み「計画の邪魔」をする「右側神サタナスの淫魔達」を、探し出して、処分する為に、創られた「魔人類」でした。


そのことも有り「淫魔」を、凌辱して出来る「ロミル(淫魔乳)」は、彼等が飲んでも、無害でした。しかし「サキュレス」の体内に「彼等の体液」が、多量に入り込むと、徐々に「淫魔の体力」が、奪われました。そしてそれが続くと、淫魔は僅か「数年で死ぬこと」に、成りました。


その拠点に、捕らわれた「サキュレス」の娘達は「長い間」そこに居たので大分、弱って居ました。「セントラル」は「淫魔」が、弱って来たり、死んだりすると「新しい淫魔」を捕えて、この拠点に補充しました。また「サキュレス」は、この世界で死ぬと「証拠隠滅」するように、直ぐ消えて「死体」が、無く成りました。その為、彼等に取っても「淫魔」は、都合の良い存在でした。


その拠点に、潜伏する「助平なセントラル」は、全部で4人居ました。リーダー格の者は、名前を「サルゴン」と、言いました。彼は「雷撃使い」でした。そして「風撃使い」の「ユフラス」そして「炎撃使い」の「カシート」最後が「菌撃使い」の「エラムス」でした。そこには「セントラル」主力の「4撃使い」達が、全て揃いました。また「風撃使い」の者が、部隊に居ると「炎撃」「菌撃」攻撃の、威力が上がりました。


「ミーシャ達5人」は、出撃する日を決めると、その日を待ちました。そして決行日を、迎えました。「ミーシャ」は、とても張り切りました。それは「久し振りの戦闘」で有り、彼女は「好戦的な淫魔」でした。その為ファミル達は、良いトバッチリを、受けました。しかし「今回の戦闘」は、それ程「危険では無い」と、考えられました。「今日の作戦」は、こうでした。


「敵の拠点」に「ミーシャ達ハイキュレス」が、近づきます。「セントラル」は「淫魔を探知、出来ました」その為、わざと見付かり「彼等の拠点内部」に、侵入します。それから、拘束された「淫魔の娘達」の居場所を、見付けたら「彼女達を保護」して、そこを一気に、叩くのです。ただ、それだけのことでした。敵に「手こずる」ようで有れば「援軍」として、ハマー達を、呼ぶ手筈でした。


早速、敵の拠点近くに「ミーシャ達」が、現れました。「飛び切り、妖艶な美女達」が、近づけば「助平なセントラル」達が、ジッとして居る訳が、有りませんでした。早速、中から一番助平な「サルゴン」が、現れました。それは見るからに「愚かな助平ヅラ」でした。そして彼は、彼女達を見ると「一番妖艶」で、見るからに「私は、サキュレスよ。」と、言わんばかりのミーシャを見ると、彼は言いました。


「そこの綺麗な、お嬢さん達。君達は淫魔だろう。内の所にも〝君達の仲間″が大勢、居るから、少し見て行かないか。」と、ストレートに、話し掛けて来ました。彼の言い方を「ミーシャ」は、嫌いでは有りませんでした。「私達は、友達を探して居たの。この辺りで〝友達の痕跡″を、見付けたので、少し探索して居たのよ。そうなの。貴方の所に居たのね。彼女達を、見てみたいわ。」と言うと、中に入れて貰えました。


「セントラル」の彼等は、ミーシャ達を「ただの淫魔」として、認識しました。淫魔は、彼等に取っては、ただの「性欲の対象」でしか、有りませんでした。彼等に取っては「恐れる対象」では、無かったのです。「ミーシャ達」は、中に入り「仲間の娘達」を、見せて貰いました。それは、地下室に降りて行き、その過程で「発情した〝淫魔の娘達″が、放出する〝淫靡な体臭″が、溢れ返るような、場所でした。」


彼女達は「大きな牢獄」に、監禁されて居ました。6人共、裸で湿ったベッドの上で、呆けた顔でした。それは何かの「薬漬け」に、されたような、状態でした。只の悦楽のみに、浸って居るような「淫獣」に、変わって居ました。それは、長くされて居たようで、彼女達は、すっかり「性欲処理専用の女型淫魔」に、成って居ました。もうこれでは「淫魔のサダクション(誘惑)」は、出来ませんでした。彼女達は、只の肉欲に縋るだけの「淫獣」でした。


「ミーシャ」は「目的の彼女達」の確認が、取れたので「カミーラ達」を、遠ざけました。彼女は、周りを見ると、いつの間にか「助平ヅラをした」4人の「セントラル」が、傍に寄って来ました。彼女は「嬉しそうな顔」をすると、とても素早い動きを、見せました。彼女の指先には「ピンク色をしたセイバー」が、鋭く伸びて居ました。


すると4人の「セントラル」の首が、綺麗に切断されました。彼女は、その力を授けられると「淫魔界」では「首狩りのミーシャ」と、言われるように成り、恐れられた存在でした。これで、この「拠点の制圧」が、終わりました。後は「ハマー達」を、呼び「捕らわれた、6人の淫魔娘達」を、回収すれば、それで済みました。


殺された「セントラル」は、彼等も死ぬと「証拠隠滅」の為に、死体が直ぐに、消滅しました。その点は「淫魔」と同じでした。その為「ハーレム」を、作った彼等も、死ぬと跡形も無く、消えました。


「ミーシャ」は、初めから捕らわれた「娘達の状態」を見ると、これでは「淫魔界」に、回収されたとしても「クビキ」の対象者と、成り「処分されるだろう」と、思いました。「クビキ」とは「魔神リーリスのクビキ」を、言いました。淫魔は「原初の魔神」により「淫魔界」の土塊つちくれと、その「魔神の魔力」により、生まれた存在でした。


その為「役目を終えた淫魔」は、そこに戻ると、分解されて「土と魔神の魔力」に、戻りました。その「淫魔」を、分解する行いが「クビキ」でした。すると魔神は、自分の力を、取り戻せるので、また「新たな淫魔」を、生み出せました。それを、繰り返すことで「淫魔を人間界」に、送り込んで居ました。


「ミーシャ」が「ハマーとバズー」に、言いました。「この子達を、1人ずつでも良いので、預かってくれる気は、有るかい。」それは、少しでも「彼女達を、助けたい」と言う「気遣った言葉」でした。彼女達は、この後ミーシャの「サキュレス・ホーム」を、経由して「淫魔界」に、送られる予定でした。そして「リーリスのクビキ処分」と成り、彼女達の人生は、それで終わりました。すると「ハマー」は「〝キャミ″が、居るので」と言って、辞退しました。


しかし「バズー」は、彼女達を「検体として」扱ってみたいので「1人位なら頂きたい。」と、言いました。その為、彼は「選別する」のに、娘達を見回りました。その中の1人で「1番歳の若い、少女のような娘」が、居ました。彼女だけ、後ろ手に縛られて、剥き出しにされた乳房を、容赦無く甚振いたぶられたように、胸が真っ赤に成り、腫れたように、大きく膨れた娘でした。彼は、その娘を選ぶと、縄を解いてシーツで、包みました。そして「ミーシャ」の「サキュレス・ホーム」の中に有る「自分の専用館」に、彼女を回収しました。残りの淫魔娘達は、残念ながら「破棄処分」が、決定しました。

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