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第六話 瑞希

23日の0:10分から、お喋り広場さんのサイトで交流会やってます。

読者さんや作者さん、ぜひ来て下さい!!

小野葉がそう言い残しさっさと歩いて行くのをしばらく見つめてから、ハッとしたように追いかけて行った。

〜病院前〜

『季節会長、早速命令があります。』

「なに?」

『本当に瑞希副会長となにもないと言うなら、瑞希副会長の前で、俺を抱きしめてください。』

「はあぁ?ありえねー絶対嫌だ。」

『ダメです。コレは命令です。さっき、何でも言うことを聞くって言ったでしょう?』

「わかったよ。こうなったらヤケだ!!何でもしてやろうじゃんか。」

『そのいきです。』何でもしてやろうじゃんかと言ったわりには、心底嫌な顔をしている小野葉だった。

〜瑞希の病室〜

『小野、僕待ってたんだよ?君がお見舞いに来るのを。しかもようやく来たかと思えば、誰か連れてくるし………。』病室で包帯でグルグル巻きにされた瑞希を痛々しく思いながら小野葉は、いきなり蓮に抱きついた。『!?小野、そいつ、小野の何??』

「ええと、コイツは瑞希が入院している間に代わりにきた副会長代理だよ。」

『そして、小野の恋人ってワケ?今まで俺にはそんな事一度も言った事ないじゃないか!!今まで、お互いに何一つ隠し事のない仲だと思っていたのは俺だけだったみたいだね』「瑞希!!そんな事言うなよ。今お前が言った通り、俺はお前に隠し事をしたことはないよ!!」

雨宮のやつ………、計画犯だな…、マジで。

俺らを最初っから仲違いさせるつもりだったなあ〜!!

『本当の………、本当なんだね?』

「俺が今までお前に嘘ついたことあったかよ!?本当の本当の本当なんだっつーの」

『じゃあ、さっき何で抱きついたんだよ………?』

仲違い成功!!

俺、雨宮 蓮は今のところ、あの凄い計画せいはあの花野 瑞希副会長にあるとみている。

それがもし当たったとすれば

雨手詩歌 炎香は事件を起こさない、いや起こせない!!

完璧だ!!

完璧すぎる!!

真の天才は、季節 小野葉でも、花野 瑞希でもない、この俺様だー!!

がーはっはっはっはっはっ。

俺様てんさーい

「実はな、瑞希、かくかくしかじかのかくかくしかじかなんだよ。」

『そうだったのか、かくかくしかじかのかくかくしかじかだったのか。疑ってごめんな、小野。そうだよな、お前が俺に隠し事するはずないもんな!!』

「おうよ!!」

つーか、仲直りしちゃってるよ!!

っていうか、かくかくしかじかのかくかくしかじかで話通じるとかふるいよ!!

っていうか俺ってナルなの〜!?

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