第2話 不幸
読んでくれた方はぜひ、感想をお願いします!!
第2話 不幸
次の日
ふぅ〜、昨日の雨宮とかいう男はなかなか手ごわかったな。普通の怪盗だったら捕まってた。でも、俺に当たったのが運の尽きというやつだ。可哀想なやつ…。俺はそう呟きながら、いつもどうりに学校へ行った。
『きゃあ〜!!季節様だわ〜。今日も相変わらずカッコいい。季節様〜おはようございまーす』
「んっ?おはよう」『のっ、悩殺の笑顔……』
ガクッ。
いつもどうりだ。いつもどうり。
だが、今日は一つだけ違う事があった。それは、会長と副会長にしか入る事のできない会長室に、一人の少年がいたことだった。
「君は誰だ?」
『初めまして。会長サン。俺、雨宮 蓮っていいます。』
んっ?雨宮?どっかで聞いたことのある名前だな?
もっ、もっ、もしかして……。
「雨宮君、君の父親って警察の人だったりするかい?」
『はい。父親は警察の上層部の人間です。それが何か?あれ?季節会長、顔色があんまりよくないですよ!?どうなさったんですか?』
やっぱりそうだ!!
コイツ……、昨日の雨宮だ!!
なぜそいつがここへ!?
もしかして、きずかれたのか!?
「で、何で君がここにいるのかい?雨宮君」
『蓮でいいです。季節会長。で、今回俺がここにいるのは、花野 瑞希副会長の代理なんです。』
「どういうことだ?」
『実は、花野副会長が今回不良の事故にあってしまい、3ヶ月ほどおやすみに………。それで僕が代理なんです!!よろしくお願いします。』
うっ、嘘だろ!?コイツと3ヶ月も一緒だってぇ!?
幼なじみの瑞希だからこそ、全てを話したのに警察のコイツに全てを話せる訳ねー。ぜってームリ!!瑞希〜!!帰ってこーい!?
何だか地獄の3ヶ月になりそうだ。
第三話では、ついに小野葉の正体が…!?
次の投稿は、20日〜22日になるかと思われます。
また、ぜひ読んで下さい。
それと、小野葉は今、猛烈に感想等が欲しくてたまりまりません。
ぜひ感想を下さいっ!!