雨手鹿 炎香
とことんアホです。
完璧なコメディです。
真面目が読みたかった人は退却を。
俺は季節 小野葉。
実は俺、この街の美青麗学園の会長なんです。
おまけに、毎年成績は主席をキープ。
その上、この学園はちょっと不思議な学校で、飛び級なんかもある学校。
そして、俺は飛び級生。
おまけにこの学校の会長なんだ。
でもそんな俺にも秘密があるんだ。
それは俺が女なのに男としてこの学校に居ること。
もう一つは……………。
『おいっ!!まて〜!怪盗 炎香!』
俺が今、巷を騒がせている大怪盗、雨手詩歌 炎香だということ。
「まて〜と言われて待つ馬鹿はいないよ〜だ」
そして、今日も俺は警察官に追いかけられています!!
『本当にムカつく奴だ。だが、それも今日で終わりだ。雨宮さん!!やっちゃってください。』
………???????????????????????あ・ま・み・や??だぁれ?それ???あまみや?甘味や?天美や??????わっかんないなあ?初めて聞く名前だ。
プロの警察官の名前はもう全部覚えたと思うんだけどなあ。まあ、いっか。
『お前が雨手詩歌 炎香か?』
「だったらなんなんだ?」
『なんとしてでも捕まえる!!!!!!!!』
雨宮はこちらに銃を向け、いきなりこちらに発砲してきた。
「あっぶねぇ……なぁ。私が死んだらどうする気?」
『死なない程度に動けなくする。』
でも、このぐらいの弾が当たる小野葉ではない。かろやか〜に弾を避け、逃げていく。
でも、さすがの小野葉も弾を避けながら今までのスピードを失わず走り続けるのは無理だった。
徐々に幅が狭まっていく。
後ろは断崖絶壁。
とうとう追い詰められた。
『これで大怪盗、雨手詩歌 炎香も終わりだな。なぁんだ、口ほどにもない。』
「さあって、そうでしょうかねぇ?さて、ここで問題です。今まで私、雨手詩歌 炎香が警察官に捕まらなかった訳は何でしょうか?」『今度は、時間稼ぎか……。』
「そんなんじゃ無いですよ。いいから答えてください。雨宮さん。それとも分からないですか?」
『そんなものは、分からなくていい。君は今捕まえるんだからなあ。』
「正解は……。」
そういいながら小野葉は、崖から飛び降りた。
『!?!?!?!?!?!?!?』
警察が半ばパニックを起こしながら、崖の下を覗くと………、そこにはグライダーを巧みに操って逃げていく小野葉の姿が………。
「私が準備がいい怪盗さんだからでーす。」
「バッイチャ〜」
『クソッ!!やられたな完敗だ。』
第二話
不幸(仮)
へ
続く
次回は、小野葉の学校編で、小野葉のモテモテっぷりが拝めます!!
次回の投稿は、今日中にします!!
ぜひ見て下さいっ!!