乗馬の優雅さとは?
馬は側で見てると可愛いのに、馬に乗ってみると、やけに憎らしいものなり
今日は雨! 馬場を黒い乗馬ブーツで少し歩くだけで、買ったばかりの乗馬ブーツの足首部分まで茶色に変わってしまうほど。
この状況で、乗馬スクールのレッスンに参加するのは、少し?不安、いやいや、かなりか?
鐙にかけた足も滑りそうだし、手綱も安定しない。
そうこう考えてる内に、乗馬指導の先生から馬に号令がかかる。
馬はすくっと体を起こし、待ってたように前進する。
いち に さん し 四拍子の並足から、
いち に いち に 二拍子の速足へ。
リズムを取って乗ってたその時、あれれ、あれれ、と体が傾いた。
あっという間に、目の前の景色がグルグルと回り、ズサリ。
そう、一番望んでなかった雨の日の落馬!
下ろし立てのヘルメットも泥だらけ。乗馬ズボンも泥だらけ。
半泣きで、クラブハウスへ戻った私。
そこには、たまたま、乗馬指導の 大先生が会談中!
哀れな私を見るなり (乗馬の優雅さが全くない)と一括!
さらに、落ち込んで少し座ってたら、静かに大先生は傍に来られた。
(乗馬は一鞍一鞍の積み重ね。一万鞍を乗れば誰だって上手になる。
今すぐに上手に乗れなくても、何も気にする事はない。
ただ、その後、さらに上手になるかどうかは、その人の才能だよ)と。
何故かその言葉にほっとした私!
さぁ、明日からも頑張ろうっと!