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Neverending road  作者: 田中 英輔
1/10

第一話


この物語はまだ見ぬ未来の物語、、


9月1日。

東京都ー紅明高校ー

どこにでもある普通の共学高校。


ー3年C組ー

夏休みも終わり今日から2学期が始まる

しかし高校3年の夏休みは受験勉強組は

ピリピリしている


そんな中、、

「薫!おーい薫ー!」


「歩!おはよう!」


「今日から転校生がくるらしいじゃん!

楽しみだねー!男かな?女の子のほうが

テンション上がるよなー」


”斉藤 歩”

運動神経も良く爽やかイケメン

飾らない性格で学校でも人気者


そんな歩と幼馴染の”小林 薫”

薫はいたって普通の高校生


2人とも進学ではなく就職組

と言っても歩の父親が経営する

IT会社に就職することがすでに

決まっている


薫はバイトで忙しかったが昼間は遊びに行けたしそれなりに満喫した

歩は可愛い彼女と毎日一緒にいたことを

薫に自慢気に語っている


薫は決してモテないわけではないが

彼女を作っている時間もお金もなかった

それは父親が経営する会社が5年前に倒産

多額の借金を残して蒸発

母親が1人で薫と妹の舞を養っている


高校生になった薫はバイトをしながら

借金の返済に少しでも役に立ちたいと

5時から11時まで休みなく働いている


このことがきっかけで

当時小学生だった薫と舞はいじめにあっていた

そんなとき助けてくれたのはいつも歩だった

歩がいなければ薫や妹の舞は性格は

もっと内向的で学校にも行くことはなかっただろう


「おーい、朝礼始めるぞー。

その前に今日から転校生がきた。紹介するぞー。波多野入ってこい」


ガラガラガラガラ

「”波多野 光貴”だ。みんな仲良くしてやってくれ!」


「広島から転校してきました”はたの こうき”です。みなさんよろしくお願いします。」


整った顔に高身長。おまけに今どきの女子が

好きそうな細マッチョ、、髪の毛もオシャレに

遊ばせてる。俳優にいてもおかしくない光貴を

見て女子がザワザワしている。


薫がその男を見たときなぜか全身に寒気がした

この男には関わってはいけないと薫の本能が光貴を拒絶する


この男がのちに僕の人生を、のちに世界をも

揺るがす事になるとは僕はまだそのときは

知らなかった。




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