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不穏になりつつある一週間

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―― AD 2020 7.21 アメリカ合衆国 アイダホ州 ディアス農園


 アメリカでの生活は、実にシンプルだった。

 朝早く起きて農園の手伝いをする。

 朝飯を食う。

 学校に行って英語の勉強をする。

 昼飯食う。

 午後も勉強する。

 農園に帰って手伝いをする。

 夕ご飯食べる。

 飲む、駄弁る、遊ぶ。

 寝る。


 後、休みの日にはピクニックに出かけたりする。

 山に出て銃をぶっぱしてみたり、MTBに乗って山登りをしてみたり。

 カヌーも楽しんだ。


 充実した日々。

 高校生としてあるまじきモノがある様な気もするけど気にしない。

 コレも勉強なのだ。

 人生勉強!

 しかしバーボン、トウモロコシ製だけはあって芋焼酎とは匂いが違うね。

 コレはコレで美味しい。

 更に、脳天直撃な甘さのあるチョコレートを齧りながら舐めるバーボンは更に美味いのだ。


 ステーキとジャガイモの晩飯をかっ喰らってからの時間、リビングでチビチビとバーボンを舐めながらのカードタイムだ。

 ゲームはババ抜き(Old Maid)

 いやいや、侮るなかれ。

 俺と大芽とアリーとトニー、それにアリーの兄夫婦まで参加しての一大合戦、しかも負けたら歌を1曲披露するという罰ゲーム付きだ。

 真剣にやらざる得ない。

 俺、歌うの下手なんでね。

 フォークソングから演歌からアニソンからバラードからetcetc、割と皆して上手い中で調子っぱずれで歌うとかマジで勘弁である。


 なのでにらみ合い。

 本ゲームで最後に残った俺とアリー、カードは残り3枚。

 ババを引くか引かないかのマジバトル。



「そろそろユーゴの歌も聞きたいわね」



 アリーの指先が右左と揺れる。



「いや、俺はアリーの綺麗な歌を聞きたいな」



 にらみ合い。

 目、表情での騙し合い。

 ガチです。

 雑な格好をしているので金髪美少女のうたい文句に“多分”と付けざる得ないアリーだけど、それでも親密に話せるのは嬉しい。

 嬉しいけど、負けたくない。



「日本の伝統歌謡も素敵よ?」



 民謡ってんだ。

 酔って歌う爺様のレパートリーを覚えたんで、今どきの歌よりはソッチが得意だ。

 とはいえ、余り人前では披露したくない。

 修学旅行で歌って笑われたし。



「いやいや、アリーの美声には勝てないよ」



「ほーう」



「ふふふふ…………ん?」



 気付いたら、誰も喋って無かった。

 音がしなくなったリビングに、TVの音だけが響く。

 アリーと顔を見合わせて周りを見る。

 皆、TV画面に釘づけだった。



『繰り返します、緊急事態が発生した模様です』



 巨大な閃光。

 きのこ雲。

 激しい爆風。

 吹き飛ばされる何か。


 映画の様な、だけど、映画とは違って不鮮明な画像。

 画面の隅っこにLIVEの文字。



『陸軍のサウスダコダ特別管理区域で爆発があった模様です。現在、政府は状況を把握中であり、国民に対しては慌てない様にと発表しています。繰り返します。先ほど、サウスダコダ州の特別管理区にて爆発が、激しい爆発があった模様です』



「何があったのかしら」



 心配そうに呟いたのはアリーの母親さんであるアンナさんだ。

 太目で肝っ玉母さん風の人だ。

 その意味でアリー、余り両親さんに似てない。

 顔つきは似ているけどね。



「あそこに開いた穴は異世界って奴に繋がってるって話だ。何があってもおかしくないよ母さん」



 近くにいた女性 ―― 嫁さんを抱きしめながら答えたのは、思わず爆発しろと言いたくなるイケメンさんだ。

 アリーのお兄さんのブライアンと嫁さんのケイシーだ。



「軍の結構な数があそこに集まっていた筈だ。大変な事にならなければ良いのだがな」



 トニーが、ぽつりと言った。






―― AD 2020 7.23 アメリカ合衆国 アイダホ州 州立記念高校


 どっかで派手な花火が上がろうとも、日常は平常運転です。授業は平常通りに行います ―― と、いかないのが今の状況である。

 いや、一応は学校に出てはいるけど、何か、皆して浮ついた様な雰囲気になっている。

 授業が終わる毎に、ネット端末を持ち込んだ奴がニュースをチェックして、あーだこーだと言い合いになったりしている。

 宇宙人が攻めて来たとか、穴から向こうに行った軍が壊滅したとか、飛行機以外の空飛ぶ何かが飛んでるとかとか。

 大規模掲示板である2&4(ニ アンド フォー)chは大騒動らしい。

 スラング混じりなんで、言ってる言葉の半分も理解できないけども。

 誰それの兄貴が偵察に行ったら帰ってこないとか、既に軍が情報統制しているとか、CIAの陰謀だとか、中国人が又何かをしでかしたんだとか。

 流言飛語って、こうやって生まれるのかなぁとか思う。

 スゲェ喧噪になってる。

 怒鳴りあってる奴も居る。


 そんなのをBGMに、俺は教科書を眺めている。

 真剣に英文に向かい合っている。



「ユーゴは冷静(クール)だな」



 クラスメイトで仲良くなったオロフ・ベックマンが話し掛けて来る。

 移民第1世代という事で、俺と同じ英会話スキル重点教育クラスに放り込まれた奴だ。

 スウェーデン生まれでガタイが良い。

 身長180㎝越えとかマジで羨ましい。



「そんな訳あるか。今日の小テストに自信が無いんだ」



 未知の話より目の前の現実って奴だ。

 1週間毎に行われる、理解度確認テストは俺にとって実に難敵だからだ。

 そしたら笑われた。



「大丈夫さ。多分、先生たちも浮足立ってるからね、自習になる。掛けても良い」



「そうかもな」



 既に今日は連続で2時間、自習だった。

 これがそのまま続く可能性も高いだろう。

 だが、万が一に、先生が勤労意欲というモノを発揮し、或は教育者としての情熱を燃やされたら厄介だ。

 人生、手を抜かないに越したことはないのだから。



「真面目だな、日本人」



「売り物が他に無いからな」



 オロフと笑った。

 結局、この日は一日中が自習になった。





「どうなってるのか?」



 帰りの車の中、誰に言うでもなく呟いた。

 外は、やはり落ち着きが無い。



「不安なのよ、何か、何だか」



 アリーが答えてくれた。

 一緒に、トニーの車で後部座席に座っているから、囁き合う様にだ。

 或は息を詰める様に。

 そとの、雰囲気と同じで。



「分らないけど、何か、何かが」



「アリー」



 バックをお腹に抱くようにする姿が、その外見以上に幼く見える。

 見えた。

 故郷(クニ)の妹の様にも。

 だから、シートを隣に動いて肩に抱く。

 大丈夫なんて言わない。

 言えない。

 だから、そっと寄る。

 力を入れ過ぎず、抜きすぎず、優しく肩を抱く。


 しばしの時間。

 そしてアリーがポツリと呟いた。



「馴れた風ね?」



 笑ってる。

 少しは気分転換になった模様だ。



「妹が居てね」



「妹思いって事かしら?」



「そんな所」



 笑いあった。

 まるでリア充な俺、びっくりだ。

 尚、車から降りたらトニーにハグされた。

 絞られた。

 理由はムカついた(父親の嫉妬)との事。

 デスヨネー






―― AD 2020 7.25 アメリカ合衆国 アイダホ州 州立記念高校


 出席するクラスメイトが半分以下になった。

 先生たちも情報収集の為に活動中で自習になった件。



「暇だね」



「暇ね。家に帰って牛の世話でもしようかしら」



「おいおい」



 アリーの発言に思わず突っ込んだのは許されていいだろう。

 勉強とかPCに触る時のアリーは真っ赤なフレームの眼鏡を掛けて理知的だけど、性分の根っこは体育会系なのだ。

 本当に、タリー(残念なアリー)なのだ。

 そんなアリーに視線を動かさず、俺はPCのディスプレイを確認し続ける。

 自習のネタも尽きたので学校に来てた連中で集まって、インターネットの情報を集める事にした。

 とはいえ、転がっている情報なんてたいしたものは無かったが。



「情報が封鎖されているのかしらね」



「どうかな? IPアドレスで追ってみたら、サウスダコダの辺りは22日から情報を更新している所が殆どない」



 サウスダコダの情報を虱潰しにしていたオロフが溜息をついた。

 それに我儘(ダイナマイト)ボディのアマンダ・スペクター、マンディが確認する。

 情報収集とか面倒くさい事もあるけど、タリーやマンディと一緒の部屋に居るってのは実に良いと思う。

 学校に出てきてない奴らは、実に勿体ない事をしていると思う訳だ。



「個人のブログとかは?」



「例の緊急事態通報の頃から殆ど動いてない。後、回線の繋がらない場所も結構出てる」



「どこら辺で?」



「全域だな」



 印刷したサウスダコダの地図に、オロフが更新の途絶している場所を蛍光ペンで書きこんでいく。

 かなり広い。

 日本列島よりもチョッと小さい位のサウスダコダで、その半分位が蛍光ペンで塗りつぶされている。



「………」



 何が起きているのかは判らないけど、かなり不味い事態に成りつつある様に見える。



「そう言えば、叔父さんが州兵なんだけど、緊急招集が掛かってからまだ帰ってきてない」



 トリシアって呼ばれている子が、ポツっと言った。

 今日初めて顔を合わせた相手だけど、派手目な外見をしている割に大人しい風だ。

 ギャル系を頑張ってみたけど、背伸びし過ぎ感があると言うべきか。

 口にした内容は、決して軽くないけども。



「何時だよ?」



「一昨日。何時もなら帰ってこれない時は連絡もあるのに、何もないって伯母さんが怒ってた」



「マジかよ」



 状況証拠は真っ黒だ。

 マスコミも情報を確認中と、爆発の映像を繰り返しているだけ。

 逆に言えば、現場に近寄れてないし、取材も出来ていないって事だ。



「ね、ユーゴ。日本の方はどうなの?」



 他の国のサイトは英語が出来ればそれなりに読めるけど、日本の場合、凶悪な参入障壁 ―― 日本語って壁があるんで、ネイティブの俺が担当している。

 内閣府からマスコミから、あるいは掲示板の纏めサイトまで覗いているけど、有意な情報は見つからなかった。

 両手を挙げる。



「アメリカの要請次第で全面的に支援するという話だけ。情報はサッパリだ」



 それ以外には竜を見たとか、魔法がとかどう見てもワルノリです有難うございましたな情報しか転がってない。

 正に流言飛語。


 その時は、そう思っていた。






―― AD 2020 7.28 アメリカ合衆国 アイダホ州 ディアス農園


 全米、そして世界が固唾を飲んで見守っていたサウスダコダの異常。

 その情報が、異変から1週間で開示された。

 正確には、ぶちまけられた。

 正義感溢れたアメリカ政府の中の人が、26日深夜にサウスダコダの実情をネットに洗いざらいに流したのだ。


 そう、異世界への穴を通して開拓(侵略)していたら現地勢力の魔王に手酷い反撃を喰らって逆に侵略を受けているという話を。


 普通なら一笑に付す話だけど、それに前後して、動画投稿サイトに人間じゃない人型をした何かが暴れている姿が、(多分)アメリカ陸軍と戦っている姿がUPされては話が違って来る。

 情報を統制していた政府と、そしてマスコミがやり玉に挙げられ、デモが発生した。

 政府が嘘をついていると叫ぶ人、或は、中国人の情報工作だと叫ぶ人。

 それまで水面下で蠢いた不安やらが破裂し、27日は大混乱になった。

 そして28日の朝。

 アメリカ大統領は、ホワイトハウスで記者会見を行い、正式に情報を公開した。

 魔王軍と自称する異世界の集団によるアメリカ本土侵攻という事実を。



 TV画面の向こうには淡々と状況を伝える大統領と、それに食いついていくマスコミ。

 正に大混乱の様が映し出されている。

 映画みたいだけれども、現実だ。


 その後、政府から異世界からアメリカ本土へと侵略してきている魔王軍のあらましが公開される。

 それはゴブリンやアンデッド(ゾンビ)といったファンタジーの住人だった。

 幻想で生きていた筈のそれらが現実に襲い掛かり、アメリカの軍を叩きのめしているのだと言う。


 これらを即座に公表していなかったのは、混乱が発生するのを阻止する為。

 安全な避難活動を行わせる為だったという。



『大統領! どこまで避難すれば良いのですか』



『現状、サウスダコダ全域です。それ以上に広がらぬ様、アメリカ軍は全力で戦っています』



『じゃぁ反撃は、勝ってるんですね!?』



『努力はしています』



『努力って、勝てないんですか!?』



『サウスダコダの市民の避難誘導を行い、侵略者に打ち勝つように最大限努力しています』



『しかしそれでは! __ 』



『我々は__ 』



『勝てるの___ 』



 記者会見も実に混乱。

 というか、だんだん早口になっていってて半分も理解出来なくなった。



「こりゃぁアレだな。アンナ、貴重品をまとめておいてくれ。ブライアンは武器食料の確認を、ケイシーはダリルの荷物だけはまとめておくんだ。俺の可愛い孫は幼いからな」



 リビングに居た誰もが呆然としていた中で、トニーだけは冷静だった。

 冷静に避難準備を口にした。

 動き出すアンナ、ブライアン、ケイシー。

 だが、納得しない奴も居る。

 アリーだ。



「親父! 家を牛を捨てるのか!?」



 このディアス農園は1000頭からの牛が居る大農園なのだ。

 ビックリするのも当然、俺もビックリした。

 だが、トニーは淡々と答える。

 捨てる訳じゃない、と。



「だが、万が一を考えないといかんからな」



「戦うのは駄目なのか?」



 自分の家は、自分たちは自分で守るってのがアメリカ人の心意気だってのは判る。

 それにディアス家には拳銃、ライフルにショットガンなど色々な武器と弾薬がたっぷりとある。

 だけど、俺はアニーに同意できない。



「アニー、連邦軍(・・・)が負けているんだ」



 サウスダコダが危険になって避難指示が出ると言う事は、世界最大最強を誇るアメリカ軍が負けているって事なのだ。

 戦車や大砲、ヘリまで要るアメリカ軍が負けているのだ。

 そんな中で武装した市民 ―― 民兵(ミリシャ)なんて、どれ程の力があるというのか。



「アメリカは負けない!」



「ああ。最後に勝つのは俺たち(アメリカ)だ。だが、そこまでは時間が掛かるかもしれない。だからだ」



 民間人(≠非武装)が邪魔をしてはいけないと諭すトニー。

 実に冷静な父親の姿だ。

 ライフル持つとハイになって、標的のスイカを破砕するまで乱射を止めない様な銃神の信徒ヒート・イズ・ジャスティスにはとても見えない。



「判ってくれるね、可愛いアニー」



「親父!」






 非難の方向性は決定しても、今すぐに避難と言う訳じゃない。

 牛、というか家財を置いて簡単に逃げるという選択肢が簡単に取れないってもので。

 という訳でトニーはご近所の農園の人たちと話をするために出かけて行った。


 そして俺と大芽はアニーの監督下で拳銃の射撃訓練を受けていた。



「撃たないに越したことはないが、自衛できると強いからな!」



 と云う実に全米ライフル協会(アメリカン)なトニーの発言で、こうなった。

 手に合った拳銃、そして弾を1箱づつを渡されたのだ。

 俺はM1911ガバメント、手のひらが小さ目な大芽にはグロック30が渡された。


 ピクニックの遊びの時と違い、アニーは実に真剣に俺たちに銃の事を教えてくれた。

 絶対に銃口を人に向けるな。

 中を見るな。

 撃つとき以外はトリガーに指を掛けるなetcetc


 時には叱責を受けながら、拳銃を扱う。

 ずっしりと重く硬く冷たい銃は、実にリアルだ。


 撃つ。

 狙って撃つ。

 赤さびの浮いたドラム缶に、ターゲットの紙を貼って撃つ。

 急いで狙うのではなく、確実に狙えとアニーは言う。

 下手に焦って撃っても当たらないから、と。


 一通り撃ち終わって、少し休憩。

 大芽は反動が辛いのか、まだ撃ち終わってない。



 硝煙の匂いがする拳銃を見る。

 凶器だ。



人に向けるな(・・・・・・)、ね」



 皮肉っぽく言ってしまったのは許して欲しい。

 だって、自衛の銃って事は、襲って来る魔王軍って々の奴らか、或は暴徒の可能性が頭に浮かんだのだから。


 それをアニーは聞き流す。



「そもそも、簡単にホルスターから抜いちゃ駄目よ。抜けば相手も退けなくなるから」



「刀と一緒だな」



「そうなの?」



「そう。簡単には抜くな、抜いたら確実に相手を殺せ。侍の流儀(ブシドー)って奴だ」



 滅多に抜くな。でも刀を抜いて相手をヌッ殺せなかったら切腹である。

 うん。

 実に怖いね。



「怖いわね、侍って」



「面子大事のヤクザみたいなものだし?」



「流石、実家が実家だけにいう事が違うな」



 大芽が射撃を終わらしたのか、茶々入れて来た。



「ユーゴの実家は、鹿児島の侍の家系だからな」



なんて事(オウ)! じゃぁ失敗したら腹切りするの!?」



 興味津々といった顔で俺を見て、お腹の前で手を動かして見せるアニー。

 その意図、意味は間違わない。


 両手を挙げて降参だ。



「勘弁して」



 笑った。

 3人で笑い合った。

 まだこの頃は、そんな余裕があった。







銃をぶっぱした。

だけど敵は来なかった。

あっるぇぇ?

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