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錬装機兵アルク・ミラー  作者: 四次元
オペレーション・デイライト
76/112

74.6日目③

 愛樹はなおも諦めずに攻撃を続けていた。

 内心ではかなり動揺しており、不安を拭い去るかのようなその攻撃は猛然たるものであった。

 ――しかし、それでも、駄目。

 拳も、蹴りも全て片手で止められてしまう。

 正面からも側面からも、上空からも、そして、下からも。

 いくら小爆発による推進を得ようと、動きを撹乱しても、刃を出そうとも無駄。

 何十回にもわたる攻撃が全て攻略されてしまい、ついに愛樹は距離を取ることになる。その様相たるや、フェイスガード越しでも息切れを起こしているのが分かるほどであった。


「な、なぜだ……何故見切れる……!?」

「はっはー、目が慣れたのかなー」


 愛樹の狼狽具合とは全く対照的ではあったが、妙なことに明理自身も戸惑っている様子を隠せないでいるようであった。もちろん防戦一方だと埒が明かないので、拳を振りかざして適当な挑発を行う。


「おいおい、お前のターンはもう終わりかー?今度はこっちから行くぞー?」

「ま、だだ……!」


 愛樹は折れそうになる心を必死に繋ぎ止め、攻撃を再開する。

 だが、それでも、結果は同じであった。強くなる、本気を出す、と念じるだけで人の能力が上がれば、何の苦労もない。……故に、明理も困惑していたのだが。

 そんな状況を全く知らないまま、二人の戦いを遠くから見ている者達は、明理の圧倒的な優勢を確信していた。双眼鏡で事細かな様子を覗いている浩輔はともかく、他にも結構な数の野次馬がいた。

 白いのが昔からいる正義の味方シグ・フェイス、赤いのがこの騒ぎを起こした張本人の部下の一人だと簡潔に伝えると、あっさりと信用を得ることができ、そのまま遠くからの観戦となったのだ。

 浩輔も危険だから離れていた方がいいと散々警告をしてみたものの、自己責任で構わないとばかりに残る人間が大半。こんな状況下でもあったため、純粋に正義の味方が悪者をやっつけるという展開に多くの人間が飢えていたのだ。

 しかしこの分では、二人の戦いの余波がこちらまで及ぶことはないだろう、と浩輔は思っていた。それよりも今気をつけるべきことは、おそらくこの近辺に潜んでいるであろう黎明の錬装機兵の方だ。奴等が動き出すとまた厄介なことになると、周囲への警戒は怠っていなかった。

 そんな中、周囲から押し殺したような歓声が上がる。今度は明理の拳の一撃が愛樹の顔面にクリーンヒットしたらしいのだ、ついに反撃に入った。


「ぐぅっ……!」

「どうした?今の一撃はそんなに力入れなかったぜ?」

「まだ……だ……!」


 力は入っていないと言われつつも、右頬の装甲を完全に砕かれた愛樹。

 殴られた瞬間に軽い脳震盪を起こしたようで、その脚はかなりの震えがきていた。

 愛樹は体勢を屈めて更なるスピードで突進する、しかし明理は最小限の動きでその攻撃を避ける。そこから急旋回して尚も両手両足のラッシュを繰り出すが、今の明理には全て止まって見えていた。

 

(いける……!)


 明理の心臓が高鳴る。

 繰り出された右手、左足を順に掴み、相手の動きを封じる。


(これ、で……!)


 瞬間、明理の視界がぐらつく。

 愛樹が手足を封じられていた状態で正面からの頭突きを放ってきたのだ。爆発による加速がかかっているので頭を引く動作など必要なく威力は十分。むしろ過剰であった。愛樹のフェイスガードの額の部分が大きく砕け、明理のフェイスガードも同様に破壊され、その砕けた破片が今にも彼女の眼球に突き刺さろうとしていた。

 

「ぉっ……ぐぁっ……!」

 

 破裂するよう衝撃音と、悶えるような低い声が響き、そして遠のいていく。

 その瞬間、何が起きたのかは、遠くで見ていた浩輔達のほうが理解できていた。


「ひぃぃぃっ!こっちまで吹っ飛んできたぜっ!?」

「おい、大声出すな!ばれるっ!」


 二人の戦いを観戦していたギャラリーから恐怖の声が上がり、他の人間が慌てて口を塞いでいた。

 浩輔は木陰で必死に息を殺しながら自分達のすぐ近くまで吹っ飛ばされた愛樹の様子を伺う。

 腹部装甲に大きな裂傷、顔の装甲も破損したままで、愛樹の素顔を覗かせていた。思っていたよりも若く、ややくせ毛の強そうな前髪。普通にその辺りにいそうな顔であったことが意外であったが、今はそんなことはどうでもいい。

 体は横向きになったまま、痙攣しているかのように小刻みに震えている。双眼鏡で確認すると、目はまだ開いているようであったが、焦点は定まっておらず、口から血を溢れさせていた。


「あ、あいつ、もうやベえだろ……殴られたのかどうか何かよく分かんねぇけど、軽く50メートルは吹っ飛んでるぞ……」

「もう少しだぜ、シグ・フェイスが止めを刺せば……!」


 観衆の息を殺した実況で浩輔はハッとしたように双眼鏡で、元の位置を眺める。

 明理は拳を軽く前に突き出した状態でそのまま立ち尽くしていた。拳からは白い煙の様なものが出ていた。この様子だとあの一瞬で愛樹を殴ったのだろう。しかし、フェイスガードの額の部分は壊れたままだ。外に露出している部分からは、血が流れているように見える。


(さすが明理さん、強い……強いけど……何か変だ……様子がおかしい……。ああ見えて本人は苦戦しているってことなのか?)


 浩輔も明理の動きに妙な違和感を抱いていた。いや、結局は優勢だからいいのだが。どこがどう違うのか言われても上手く答えられないが、これまでと何かが違うと感じていた。

 

「おい、あいつまだやる気だぜ……」


 周りのどよめき声にすぐに視線が移される。

 愛樹は横向け状態から尚も、手を地面に付いて立ち上がろうとしていた。フェイスガードの修復はまだ終わっていない。額からは一筋の血が流れ落ち、薬物でも常用しているかのように目玉を飛び出させ、何やらぶつぶつと呟いていた。


「……き、だぞ……愛樹だぞ……樹を愛すると書いて愛樹……そんな、くだらない名前を……生まれたときから……その程度の存在だと……決め付けられて……」


 浩輔も辛うじて何と言っているかが聞き取れる程度であったが、その言葉が何を意味しているのか知る由もない。

 フェイスガードが修復され、両膝と手を付いた状態で、愛樹は地面に向かって吼えた。


「終わるわけがない……!この程度で……僕はなぁぁぁぁっ!!」


 全身の反動をつけて愛樹が顔を上げた瞬間、その視界には白い影が映る。

 とてつもなく、大きく、高い、その先の世界を全て遮る、堅牢な壁の如く。

 大きな白い壁―― 

 愛樹のあらゆる反応より先に、目の前の存在の鋭い蹴りが胸、いや鳩尾に入る。そして、彼の肺に次なる空気を送り込ませる余地も与えず、頭部を殴り下ろして地面に叩きつける。さらに頭を掴んで持ち上げると、逆の手でそのまま下顎に強烈なアッパーを繰り出す。終いには、浮いた体にダメ押しのストレートが下顎に炸裂し、愛樹の体はそのまま十数メートルは吹っ飛び、再度地面に横たわることになった。

 折角再生したフェイスガードがものの数秒で破壊され、愛樹の顔には分解が間に合わなかった大量の破片が突き刺さっていた。

 ――終わった、と誰もが思った。

 少しやり過ぎだ、とも、浩輔以外の観衆は思っていた。

  

「ぃ、くくくっ…………」


 しかし、愛樹はそれでも笑っていた。そして、体を起こした。

 血塗れの顔面の中、目を見開き、全身を打ち震わせながら恍惚の表情を浮かべていた。

 だが、異様さはそれだけでは終わらない。

 彼の全身から強い光を放つ象形文字が周囲に拡散していたのだ。アルク・ミラーの装甲からだけではない。愛樹自身の顔からも飛散しているのが、周りの野次馬達にも見えていた。ただまぶしいだけの光を放っていた文字は、次第に赤い色へと変化して行く。

 まるで、燃えるかのように、散っていく。

 

「これだ……コレが……僕の求めていたモノだっ……!」


 コードバースト――

 勇治から話は聞いていたが、相手もこの土壇場で発動させるとは、浩輔も予想外であった。

 黎明の奴等にそこまでの気概があるなど考えてもいなかったのだ。

 

「ヒャァッ!」


 笑い声とも叫び声とも区別の付かぬ奇声と共に、明理の体が上空へと吹っ飛ばされる。遅れて聞こえてくる爆音と地上に舞う砂埃。今のは愛樹が殴ったのか、突撃したのか。しかし、明理の腕は生きていた。あの状態で防御かカウンターの用意は確実に出来ていた。

 が、それでも、愛樹の方が早かった。そして空中では彼の方が圧倒的有利。

 続けざまに真下からロケットのように撃ち上がってきた愛樹の体当たりを明理は防御こそしたものの、衝撃を殺すことまではできない。今の彼女には支点がないからなおさらだ。更に上空まで舞い上がった明理の体から逆噴射で瞬時に離れた愛樹は、再び地上に広がる砂埃の中へと重力の何倍もの加速度で落下し、姿をくらます。


(空中に浮かし続けて反撃させないつもりかっ!?)


 遠目に見ている浩輔でさえも、愛樹の戦法が読めた。相手の自由を封じるという点では定石。

 しかし、浩輔に読めて、明理に読めないはずがない。

 浩輔が口に出したときには、地上での爆発と共に、一つの影が明理目掛けて突っ込んでくる。

 勿論、明理は反撃を狙った。体を支えるものはなくとも、有効打は与えられる。全身を捻り、体の回転エネルギーを加えた裏拳。接近してくる相手の距離を空気が切れる音で捉え、そして彼女の拳は見事にそれを捕らえ、粉砕する。


「なっ!?」

 

 衝撃の軽さ、その感覚で明理は自らの失敗を悟った。粉砕したのは、木。ここは公園だ。樹木はいくらでもある。飛んできたのは公園の木を人の大きさ程度に切ったもの。すなわちデコイ

 しかも、粉砕した樹木のその真下からさらに大きな影が、明理目掛けて直進してくる。空中での裏拳の直後で体の自由の効かない明理は、辛うじてもう一つの腕で防御する。

 この影も樹木。しかも枝と葉っぱをつけた樹上のもの。その隙間から微かに漏れる、紅い煌き。


「ぐっ!?」


 腹部に鈍い一撃、明理の体がさらに宙高く吹っ飛ばされる。愛樹の体を掴もうとしても、体にぶつかった時に飛び散った樹木の枝葉が邪魔して捕らえられない。再び逆噴射の風圧を感じたときには、既に相手に地上に逃げられていた。

 枝葉を払いのけると、空中からは地上の光景が一望できた。パラシュート等を持たない人の体の滞空時間などたかが知れているが、それでも明理は地上の状況を必死に探った。

 真下は砂埃で地面が見えない。

 周囲は……木が次々にぐらついている。

 明理は瞬時に次の攻撃を悟った。

 再度、地上から次々に打ち上げられる木々。

 しかし、攻略法は既に思いついていた。


(わざわざそちらから反撃材料を用意してくれるとはなっ!)


 木々は斜め方向から打ち出され、うち数本は明後日の方向に飛んでいる。

 当たり前だ、浮力も持たず、空中にただ浮かんでいるだけの敵に投擲武器を当てるなど、重力加速度のかかり方を細かく計算しても困難。木の投げ方も明らかに雑。数撃ちゃなんとやらだ。

 だが、明理の方は寧ろ自分に当たる木を狙っていた。そして、それはすぐにやって来た。その木は直撃コースとは行かないが手の届く範囲。これで十分であった。

 明理は近くを通り過ぎようとする木を素早く掴もうとする。手が食い込むまで数十センチかかかったが、それでも確かに捉えることができた。新たな方向への力が働くことによって明理の軌道も僅かに変わるが、そこから丸太を振り回して空中での体勢を整える。

 

(今度は後ろ……いや更に上っ……!)


 音は聞こえなかったが、周囲の枝葉の動きで次の動きを察知した明理は、すぐさま丸太を今度は次なる気配の方向へ振り回す。……が、それでも間に合わない。今度は上空からの刃付きの踵落とし。

 刃は明理の装甲を抜き腹部に僅かに刺さるが、彼女の体を貫くことはできない。その前に、振りぬかれた丸太をぶつけられたからだ。ダメージこそないが、結果的に防御手段にはなった。

 しかも、明理が狙っていたのはそれだけではない。

 上空からの攻撃で自分が下に落ちる速度をつけたのだ。体を直立にして空気抵抗を抑え、一気に落下する。丸太の直撃で一瞬バランスを崩した愛樹は明理のその姿勢を見て嵌められたことに気づいた。すぐに下方向への加速をつけ追撃しようとするが、そこへ明理が丸太を投げつけ、僅かな間ができる。

 尚も攻撃を加えようとするが、高速落下中の二度の『間』は、愛樹の感覚を既に狂わせていた。予想以上に早く地面が視界に入り慌てて逆噴射しようとするが、それよりも先に明理の拳、アッパー、それも地面からの反発が加えられていたものが愛樹の顔面に直撃する。


「やったっ!」

「よく分かんねえけどやった!」

「なんだよさっきからの空中の動きはっ!?」


 ギャラリーは困惑交じりの歓声を上げる。

 明理が空中に飛んでから十数秒と経っていないのだ。まさに息つかせぬ、息を止めている間に事が終わる攻防であった。


「グゥッ、オォオォォォァァーーッッ!」


 それでも愛樹は空中で方向転換し、突進する。明理は既に地面に両足をつけているにも関わらず。


「終わりっ……だぁーーーっっ!!」


 明理は突進の鋭さで確信した。この体当たりは方向転換は行わない。

 殺気が物を語っている。

 殺気が、まっすぐ飛んで来る。

 明理は両足を踏み込んで、小細工無しの全力の右ストレートを放った。


「っ!…………っ!?」

 

 明理の拳は愛樹の装甲を貫く。文字通り、土手っ腹に風穴を開ける。

 ……が、軽かった。

 破壊したのは確かに愛樹の体……いや、フロイデ・ヘックラーという『装甲』。

 砕け散る装甲の破片の先に視えたのは、一拍遅れて向かってくる生身の愛樹の姿。髪は汗で蒸れて縮れ、血と生傷にまみれながらも目をギラつかせながら狂ったような喜びを覚えていた。


錬装アルク……着甲ライズゥゥッッ!!」

 

 体から放たれる光の象形文字、しかし、体全体を覆う装甲の生成は間に合わない。

 腕だけだ。右腕から肩に掛けてだけの装甲生成。

 そして腕だけの最大加速を持って、その拳を明理の顔面に叩き付けた。

 接触と同時に、周囲には爆発が起きたかのような衝撃が走り、立ち込める砂埃に浩輔たちは目を細めながらも、事の顛末を確認しようとする。


「ひゃ……はあははは……」


 狂ったような裏返った笑い声。

 砂埃が少し落ち着くと、一つの影が見えた。

 尻を付きながらも、体を震わせながらその場に座る男の姿。

 中途半端な錬装化で衝撃を防ぎきれなかったのか、右腕……ひじの辺りからはこげ茶色の液体にまみれた折れた骨が飛び出しており、その惨状を見たものは思わず目を伏せた。

 もう使い物にならないであろう右腕をぶら下げながら、青年は狂ったように笑っていた。


「人間の腕ってやつァ……貧弱だ……こんくらいでぶっ壊れるとはなぁ……ひぁははは……」


 もう既に愛樹の脳には腕の痛みなど届いてないのかもしれない。

 それでも、それでも……喜びに打ち震えるような笑いが木霊していた。


「……もう、気が済んだか?腕を壊してまで殴ったのは褒めてやる……」


 そして、砂埃の中からはもう一つの影、二本の足で立ち上がった、もう一人の人間の姿があった。

 人影はゆっくりと歩み、愛樹の目の前、1メートル近くまで近づいた。


「ひっ……ひひひっ……」

「ただし、褒めるだけだ……!」


 一体あの状態からどんな防御を行ったのか――

 明理の装甲は左頬から肩の辺りに掛けて破壊され、破片が刺さったのか出血も目立っていた。

 しかし、この状態では重傷であっても、致命傷ではないことは明白。

 そして、破壊された左頬から覗かせるその瞳には烈火の如き怒りを含んだ殺気が溢れていた。

 

「初めてだぜ……私をここまで痛めつけてくれた野郎は……!」

「ひひっ……ひぁはぁははっ!」

「てめぇは、ここで、殺すッ!!」


 殺す、という言葉に当人らを含め周囲の者達は、この戦いが殺し合いだというのを一層実感する。

 正義のヒーローと呼ばれた者は、目の前の人間の殺害を一切躊躇うことはない。

 一切の慈悲も、改心を求める言葉もなく、最後の攻撃が振り下ろされようとしていた。


(……っ!?)


 浩輔の視界を、火花が走った。

 何が起こったのか確認するが、状況把握よりも先に、かつての記憶がその内容を告げる。

 間違いない、しかし、なぜ、このタイミングなのか。

 血飛沫が浩輔の顔に張り付いた時、この場にいる全ての人間の虚が、埋められる。


「な……に……!?」


 隣から悲鳴が上がる。瞳だけを動かすと、そこには人の腕が、腕だけがあった。

 視界を戻す。

 愛樹は、先程と何も変わらない。浩輔と同じく、ただ、目の前の出来事を茫然と見回していた。

 そして、その先には……


「おい……」


 回りながら、崩れ落ちる体。

 その左半身からは血液を撒き散らし、残った装甲も光の象形文字にすら変わることなく、砂となって崩れ落ちる。

 そして、体の全てが地に面する。

 弱々しい音が地に響くと同時に、一人の男が重々しい音を鳴らしながら姿を表した。

 青白い短髪、2メートルはある筋骨隆々の巨体、そして、放電が治まらぬ巨大な銃。


「まずは……成功だ」


 凍りつくように重く、低いその声の直後、2つの絶叫がその場に木霊した。



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