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錬装機兵アルク・ミラー  作者: 四次元
オペレーション・デイライト
65/112

63.前夜

 

「ひぃっ……ひぃーっ!?」


 午前1時、東京で世田谷区のとある高級住宅街。若くして成功を収めた者、親の財産を引き継いだ者、玉の輿に乗った者等々、様々な事情で富裕層になった人々が暮らす街。金持ちだけに当然家のセキュリティも万全、のはずだったが、今宵は人生における想定外の存在によって襲撃を受けていた。

 ン億もする豪邸の壁に文字通り風穴を開け、曇り空の中で妖しく輝く半月を背に、ダークグレーの装甲を纏った少女は、静かに己の獲物に狙いを定めていた。


「ぎぃやぁぁぁぁーーっ!」


 まともに命中させると、人間の体なんて簡単に弾け飛んでしまう。改めてレールガンが元々対個人用の武器ではないことを理解する。これをいかにして相手が死なない程度の威力まで調整するか。砲身が大きすぎるので、精密に相手の体を掠めるというやり方もナンセンスだ。

 深知は豪邸に入った瞬間に目に入ったものを見つけて、既に妙案を思いついていた。なにも、直接当てる必要はない。周囲の有象無象の物の破片を当ててやればいいだけの話だ。大量のガラス破片が全身に刺さり、まな板の上の魚のようにピクピクと体を震わせていたこの屋敷の夫人と思われる人物には感謝しなければならない。よい見本をありがとう。

 直後に深知の額に蚊の虫刺されよりも儚い衝撃が走る。内壁の破片が刺さり、右足が既に機能しないくらい出血しているのにも関わらず、相手は生意気にも散弾銃を持っていた。この国は基本的に一般人の銃の許可は禁止されているというのに自由なものだ。表の社会で生きているくせに『銃を人に向けて発射してはいけません』ということを学校で習わなかったのだろうか。そう、深知は思った。


「いぃひぃ……きかなひぃっ?なんでぇ……?」


 容姿は五十代にしては若々しい。ともかく今の自分に抵抗するなんて生意気だ。今すぐにいたぶってやりたい。そう、思考が巡ったときには、体が勝手にレールガンの砲身を振り回していた。深知自身に腕力はないが、重力と遠心力任せの振りでも鈍器は鈍器だ。砲身が側頭部に直撃し、散弾銃が男の手から滑り落ちる。


「あの履歴を見ると、おじさんなんだよね。声はあんまし覚えてないけど」

「ひぃ……っ!」

「ねぇ、ちょっと言ってみてよ。『お嬢ちゃん。おじさんのお○○○○を上手くしゃぶってあげたら、私が引き取ってあげるよ』って」

「は……?へ……?」

「覚えてない?……それとも、覚える価値もなかった?」

 

 深知が男の腹を思い切り踏みつけ、レールガンの砲身を男の頬に擦り付ける。すると肉の焼ける音が辺りに小さく響いた。砲身は一射ごとに破損・修復が行われるが(深知も先日気づいた)、発射時の熱はしっかり残っているようで、皮膚を炭化させるくらいの熱量は十分にある。


「……死にたくないから、殺されたくないから、私は必死に舐めたよ。あんたのチ○○を」

「あ、あぁ……」

「全然洗ってなくて……本当に吐きそうだった。こっちは息をするのも必死だったのに、あんたはニタニタ笑いながら人の髪に涎を垂らして、ちょっと歯が当たれば容赦なく叩いた」

「ぁ、まさか……お前は、あの時の……!?」


 男がついに自分の記憶を探り当て、改めてうろたえる。そして、さらにタイミングの悪いことに、深知の背後から瓦礫を掻き分ける音がした。

 少女だった。

 歳は深知より上、女子高生くらいだろうか。育ちの良さそうな端正な顔だ。だが、騒ぎを聞いて慌てて起きてきたのか、パジャマ姿で長い黒髪は酷く乱れている。視線は、破壊された部屋、男、深知とせわしなく動いており、状況を全く把握できていないようであった。


「お父さん……なに、これ……!?」


 大きな音がして目が覚めたら、この状態だ。少女は絞り出すように声を出した。


「逃げろ瑠奈ぁっ!」

「動くとこいつを殺す」


 「逃げろ」と「動くと殺す」の部分が同時であったが、少女はそもそも体がまともに反応できず立ち尽くすほかなかった。危機的状況だとは分かっているのだろうが。


「おじさん、娘がいるのに私にあんなことしたの?」

「……ぃ」

「そんなに乱暴したかったんだったら、自分の娘でやればいいのに。……そうだ、自分の娘でやってみせてよ。今ここで」


 深知はその場に立ちすくむ少女の胸倉を掴むと、乱暴に男の下へと放り投げる。二人の前にレールガンの砲身を突きつけた上で、冷たく、命令した。


瑠奈るな……とか言ったね……。死にたくなかったら、お父さんのお○○○○を舐めなさい」

「…………ぇ………………は?」

「おじさんも、あの時私にやったみたいに、娘を犯してみてよ。そしたら少しは手加減してあげる」

「な…………?」

れないの?」


 何を言っているのか理解できないでいる二人の前で、レールガンの砲身が展開され、暗闇を照らすかの如く放電が開始される。命の危険を感じさせるにはそれで十分であった。


「もう一度、言う。今ここでその娘を犯せ。徹底的に。そうすれば命だけは助けてあげる」

「そ、そんな……」

「本当だよ?私を楽しませてくれれば……助けてあげる」

「ひ……る、瑠奈……?」


 男は自分に寄り添う娘を請うような眼で見つめる。扇情的なものはなく、ただ恐怖と謝罪が混じった表情で娘の服に手をかけると、二重の恐怖に晒された娘は本能的に父親の手を振り払った。

 その光景を見た深知はフェイスガードの下でクスリと笑い、足を更に踏み出す。


「ふふ……そこで、言わないんだね。『娘の命だけは』なんて台詞」

「ひっ……む、娘の……!」

「可愛そうに」


 深知は放電しているレールガンの砲身を男の顔面に押し付けた。弾丸は発射されない。発射する必要などない。断末魔の声も一瞬だ。男の全身に超高圧の電流が流し込まれ、全身が青白く発光した。男の腕が僅かながらに抵抗する動きを見せたが、すぐにそれは単なる振動へと変わり、小さな火と共にフェイスガード越しでも鼻に刺さりそうな焦げ臭さが周囲を支配した。


「あ……あぁ……!」


 少女は目の前で焼け焦がされた自分の父親の死体を前にして、完全に腰を抜かしていた。その距離は1メートルもない。同様に、装甲を纏った深知とも、眼と鼻の先の距離。


「悲しい?お父さんが殺されて」

「…………!」

「でも、この人、女の子を楽しんで犯すような人なんだよ。金持ちだから、権力を持っているからって。相手が絶対に逆らえないのが分かってて」

「…………っ!」

「そんな人間から生まれた、自分のこと、どう思う?」


 脅迫、威嚇、ともすれば獲物の前で舌なめずり。

 レールガンの放電は止まった。砲身も下げたままだ。

 しかし、この状況を覆す展開など、それこそ正義のヒーローがいきなり現れて、横槍を入れるようなことでもなければ、まずありえない。


「自分が生きるために、娘をも利用しようとしてたね」

「いや…………ちが…………!」

「悲しい?それとも死んで当然だったと思う?」

「……た……す……け……」


 最後の一文字が発せられる前に、少女の首が跳ねた。

 テストも兼ねたレールガンの早撃ちだったため、威力はかなり控えめになってしまったが、人間の息の根を止めるには十分だ。首が落ちる音と、体が崩れる音は同時。煩わしくなく、後味すっきりのタイミングだった。


「……人をいじめるのって、やっぱり練習がいるよね……次は、もっと……」


 気が付くと、遠くの方から大量のサイレンの音と光が近づいてきており、野次馬らしき人の声も微かだが聞こえるようになっていた。深知はこれ以上ここに留まる意味はないと、正面の外壁に向けて一発弾丸を放ち、コンクリートの破砕音と共に聞こえてくる悲鳴を背にしながら、そのまま逆方向の塀を乗り越えてその場を立ち去った。



◇ ◇ ◇ ◇ ◇



「世田谷の高級住宅街で大規模なテロ活動、ね……」


 深知の動向を後ろからつけていた明理から既に話を聞いていただけに、浩輔は複雑な面持ちで大家から借りた今朝の朝刊を眺めていた。


「明理さんも、止めたりはしないんですか?」

「判断難しいってさ。悪人相手なのは間違いないし。えげつなさは相当なもんらしいけど」


 今日は土曜日ということで、勇治もボロアパートに来ていた。ここ数日の彼の状況も相変わらずで、自身、家族、周囲共に特に変わり無し、とのこと。黎明側の事情の方は、既に真織から3割増しで説明があっていたみたいで、手間が省けたと浩輔は素直に喜んだ。


「それに、明日には、日本全国で黎明の一斉テロが起きる……か」

「勇治くんなら飛び出して行きそうなもんだと、少し心配したけど」

「いや……俺も、どうにも現実味が湧かなくて……」


 今日も今日とて、深知はショーの関係者の抹殺(デストロイ)、信じられないようだが明理がその尻拭い(サポート)に回っている。浩輔の部屋には意識が回復した真織も来ていたが、先程からパソコンのディスプレイの前で苛立ち丸出しの唸り声を上げていた。


「うう……どうしてみんな……信じてくれないの……?」

「だから、ネット上でいくら『もうすぐテロが起きます』って言ったところで誰も信じないって。こればっかりはお手上げだよ。東郷の方が何枚も上手だ。情報戦も完全に心得てる」

「桐島さんたちは……?」

「それも期待しないほうがいい。向こうも表立って戦う気がない以上、頼ったところで無駄だよ」


 浩輔は麦茶を飲みながら割と容赦なく切り捨てた。

 一応、先日過労で倒れたコンビニ店長の見舞いにはちゃんと行ったので、これ以上攻められないよう保険はかけている。店長に対しては事情を説明したところで、到底信じて貰えるわけがないので、ただ自分の体には気をつけてと言う他なかった。お見舞いの品については看護師がどん引くくらいに、大量に差し入れしてはやったが。


「と、いうことで、結局後手に回るしかないけど、出来るだけの備えをするしかない」


 幸いにもアパートの一階の部屋が一つ空いていたので、そこに可能な限りの物資を積み込んだ。これまた突貫工事ではあるが、部屋の内側を徹底的に改装して、竜巻や空爆が来ても安心というくらいに頑丈にしている。業者については、大家が色々とコネを持っていたのでかなり助けられた。

 そして、部屋のちゃぶ台の上には、トランシーバーが5つ。本当はもっと本格的な無線機が欲しいところだったが、流石にそこまでの知識を習得する時間はない。有効距離はそこそこだが、緊急時には携帯よりは確実に役に立つ。

 護身用の武器もサバイバルナイフ、スタンガン、催涙スプレーなど、現行の法に触れない程度のものも取り揃える。錬装化できる人には必要ないから、実質、浩輔と真織用だ。法に触れないとはいいつつ、先日からの拳銃もしっかりと携えてはいるが。


「だけど、アルク・ミラー相手だと、これだけあっても気休めに過ぎないからね……」

「勇治くん、どうかよろしく!」

「あ……はい」


 真織の命一杯の懇願に対して、勇治は生返事のような声を出してしまう。


「どうした?何かあったのか?」

「いや……ちょっと……そのアルク・ミラーの事についてなんですが……」

「何か悩み事?私でよければ相談に乗るよ!」


 真織がずい、と体を乗り出すが、浩輔は何かを察したようで軽くたしなめた。研究所から帰還した後、勇治の様子がどこかおかしいと薄々感じていたのだ。

 本人もやや迷っている様子で怪訝な表情を崩せずにいるが、ゆっくりと口を開く。


「その、皆さんには特に関係ない話だし、凄く変なこと言うんですが」

「うん」

「俺……父親がいたみたいなんです」


 部屋の中に沈黙が流れること数十秒。真織が意味が分からないと、間の抜けた声を上げる。

 勇治はそこから、研究所の帰りにミューアから聞かされた話を説明した。アルク・ミラーの切り札とも言うべき『コードバースト』。能力者の緊急時に強力な駆動エネルギーを与えるが、その代償としての……記憶の消滅。何についての記憶が消えていたのか、それは先日のカラオケボックスでの会談の帰りに思い知らされた。


「つまり……君のお父さんについての記憶が消えてしまった?」

「何にも?」

「はい。中学生までずっと一緒に暮らしていたのに、何にも。存在すらも」

「で、でもさ!一緒に暮らしてきたのは事実なんだし、写真とか、アルバムとかあるでしょ?」

「……駄目なんです。それでも、知らない人は知らないし。何の感情も出てこない」


 ミューアは記憶を思い出すことは決してないと言っていた。ここ数日、勇治も自分の父親についての記憶を必死に探っていたのだ。しかし、いくらやっても無駄だった。当の父親が死んでしまっている以上、今から集められるものは、所詮は伝聞としての情報であり、自分の経験とは決定的に異なる。ニュースで流される、どこか遠くの知らない人以上の存在にはなり得ないのである。

 おまけに勇治の場合は、父親と接していた時間が長かった。それに付随した記憶もまとめて曖昧なものになってしまっているのだ。その違和感は如何ともし難いものであった。


「一つ思ったんですけど、明理さんの記憶がないのもこれのせいじゃないんですか?」

「昔、何らかの形で大ピンチに陥って、そのコードバーストととやらを発動させた……?」

「辻褄は合うと思うんですけど」


 たしかに、勇治の仮説なら記憶喪失の原因の説明はつく。

 つきはするのだが。


「あの人は、それだけで終わりそうにないんだよなぁ……」

「……それもそうですよね。明理さんが相当追い詰められて、そこからまた反撃に出たとしたら、それこそ新聞沙汰で済まない騒動が起きそうなもんだし」


 やや茶化したような感じになってしまったが、勇治からも苦笑いと冗談交じりの答えが返ってきたので、浩輔は内心ほっとしていた。


「それはそうと、お前の方は大丈夫なのか?」

「はい、だいぶ落ち着きましたし。別に今のところ、普段の生活にどうこうってわけじゃないですしね。それこそ、相当な無理をしない限りは発動しないって、言われましたから」

「……悪いな」


 真織も頼りすぎていた節を反省して、勇治に軽く謝り、スタンガンを手にとって説明書を読み出した。自分の身は最低限自分で守っていてほしい。意識的になのか、無意識のうちなのか、遠回しではあるがそう伝えてくれたことを、浩輔は勇治に感謝した。

 勇治も自分の前に出されていた麦茶にようやく手を伸ばし、喉を鳴らして飲み干す。


「さて、実際に何も起きないのが一番いいんだろうけど。東郷の言っていたテロの実行日……問題は明日の何時に起こるかだよな」

「たしかに、日付が変わった瞬間に起きるのと、日中に起きるのでは全然違いますね」

「寝ている最中にテロとか嫌だな……」

「本当なら戦力は集中させたいところだけど……今日のところは二人とも家に帰ったら?」


 突然の提案に、勇治と真織は驚いたような声を上げる。


「いや、今日は泊まりますよ!むしろ泊めてください!」

「俺も行動するなら皆で固まった方がいいと思うんですけど……」

「皆で固まって気を張り詰めていたら、全員で気が参ってしまうよ。何かが起きるって分かってても今は休んどけ。何かあったら連絡はトランシーバーで」


 事の言いだしっぺなのに、浩輔は随分とあっけらかんとした声で二人に返した。勇治はその意図するところに気づいたみたいで、すぐに承知した。真織はややぐずねていたが、浩輔から札束を渡され、勇治が家までちゃんと送っていくということで渋々承諾した。


「それじゃ、また明日」

「やばくなったらすぐに助けに来てくださいよ!」


 別れの挨拶もほどほどに、夕暮れ前には二人ともそれぞれの家に帰って行った。浩輔も玄関先まで見送っていたが、二人の姿が見えなくなると表情が急に冷めたものに変わる。そして、ドアの裏から鼻で笑う声が共に大きな人影が姿を表した。


「二人を帰したか。お前にしては思い切ったな」

「なんだかんだ言って、家族と過ごさせるのは大事なんですよ。明理さん」

「黎明が行動を開始するのは、今夜の午前0時からだと知ってていてもか?運が悪けりゃあいつらやられちまうぞ?」

「今夜一晩でやられるなら、ここにいたってやられますよ」


 そう、東郷が送ってきたUSBメモリにはオペレーション・デイライトの実行時刻も追加情報として記載さていたのだ。そして、浩輔たちには手を出すつもりがないことも念を押すように。勿論、どこまで信用できるか怪しいところであるが。


「あと7時間ちょいか……私も少し寝させて貰うとするかな」

「晩飯は?」

「時の総理大臣も訪れたという回らない寿司屋でたらふく食ってきた。やれ予約してないとか、一見さんお断りだとかしつこい女中がいたけど、札束でひっぱたけばイチコロよ」

「平和ですね」

「お前も少しは寝とけよ。奴等が動き出したら速攻で仕掛けるぞ」

「了解です」


 明理はそう言って部屋に入るなり、それこそ速攻で畳の上で寝息をかき始めた。浩輔もそれに習い、ゼリー飯を口に含んでごろりと就寝体勢に入る。

 ……もし、今夜本当にテロを仕掛けてきたとしたら……浩輔の腹の中は決まっていた。

 当然、明理も伝えた。彼女は快くOKしてくれたが、勇治と真織からは賛同は得られないだろう。

 テロ対策には速攻が一番。

 無法には、無法を。

 


――デイライト始動まで、あと7時間。


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