受話器の向こう [二百文字]
受話器の向こうの、こもった感じの声は、
君が布団の中から話している所為なのかな?
君にお休みを言っていないことが、なんだか妙に切なくて。
「ごめんね?寝てた?」って言っても、君は「寝てない」って。
優しい君は、僕の全てだよ。
君にだから、愛を捧げたくて、 君にだから、愛を告げたくて。
何時間も電話を通して話したかったことは、結局「お休み」ってことなんだ。
君の声が聞けたから、僕は安心して眠りにつける。 ありがとね。
受話器の向こうの、こもった感じの声は、
君が布団の中から話している所為なのかな?
君にお休みを言っていないことが、なんだか妙に切なくて。
「ごめんね?寝てた?」って言っても、君は「寝てない」って。
優しい君は、僕の全てだよ。
君にだから、愛を捧げたくて、 君にだから、愛を告げたくて。
何時間も電話を通して話したかったことは、結局「お休み」ってことなんだ。
君の声が聞けたから、僕は安心して眠りにつける。 ありがとね。
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