主な登場人物
ネタバレを含むので、
最初の何話か読んでおくことをお勧めします。
シャルル・ティアリス
クレイエル帝国の三代皇帝で、本名はシャルル・ヴィスティア・クレイエル。普段は正体を隠す為、父の姓であるティアリスを名乗っている。
冷酷で、悪魔皇帝という異名を持っている女性。失踪した父ユーリと失った記憶を取り戻す為に五年前から旅を続けている。
棍による攻撃と闇の魔術を得意としており、水の魔術もそこそこ使える。
エリア・マリン
シャルルの異父妹。魔界人。
物語の内容を信じて、毎日家族に会えることを祈っていた。シャルルと再会してから旅に同行するようになる。
泣き虫で少し甘えん坊。
暁月 瞬矢
日本出身の原界人で、魔法学校の生徒。シャルルの父の友人、稜の息子。行方不明になった父と弟を探す為、異界にやって来た。
好戦的で大食い。日本刀を持たせたら最強と言われる程の腕だが、原界人なので魔術は苦手。
エミリア・マリアンヌ
魔法学校に通うマリアンド王の娘。異界人。
眼鏡がチャームポイントだが、度は入っていない様子。
眼鏡を折り、机を投げるという噂がある。かなりのじゃじゃ馬。
昔原界に誘拐され、エリアと仲良くしていたらしい。
アビス・ステイビー
魔法学校の生徒。異界人。明るい女性の様だが実は女装をしている男性。
弓術が得意。密かにエミリアに恋している。
暁月 刹那
瞬矢の弟。原界人。
原界では行方不明とされているが、異界で謎の組織ヴァレンティアブラッドのボスとして生きているという噂がある。拳銃の名手。
キリアル・デニッシュ
デニッシュ学院(通称魔法学校)の院長。
ユーリと並ぶ異界大魔法使いの一人だが、頭がハゲていることを気にしている。
デュアル・ソディ
自称占い好きの魔法学校秘書。
エリアに回復魔術の悟りを施した張本人。
必ず語尾に『であります』が付き、いつも黒いマントをはおっている。
コーネリア・メルケッティ
マリアンドの孤児院にいる少女。
かなりの世間知らず。その理由は刹那の実験によって記憶を失ったからと主張している。
マルク・メルケッティ
コーネリアの弟で、同じ孤児院にいる7歳の少年。異界人。
生意気に見えるが、根は優しい。しかし極度に姉を心配している。
光属性の強力な魔術を扱うことができ、その威力はシャルルの魔術を上回る。




