表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/20

第三話 敵国へ出発

「開門!かいも〜ん!!」

ギギギっ



これはすごいな。


おっさんは屑だけど、技術者は見事なものだ。


めっちゃ門がキレイだし、何よりでっかい。


、、、それにしても朝起こされたときは流石にびっくりしたな〜。


だって、起きろ!って急に入ってきて鎖に繋がれてなんかよくわからないネックレスみたいなのもつけさせられてたまったもんじゃないからな。


そんな俺は今、外装だけはきらびやかな馬車に乗って敵国へと出発していた。


一応御者はいるからいいほうか。


一人で投げ出されてたらとっくに国外逃亡してるわ、、、


それにしても、結局あのお偉いおっさん集団は顔見せなかったな。


まぁ、見せられても面倒だからいいんだけどな。


でも、長い竹みたいなのはゲットできてラッキーだったな。


牢獄でこんなに素敵な贈り物があるとは驚きだけど。


多分、死んだか釈放されたかしたやつが落としていったんだろう。


これでなんかあったら対処ができるな。


俺がそんなことを思っていると、馬車がめちゃめちゃ揺れだした。



ガタガタッ!!

「うおぉっ」



さすが異世界といっていいのか道路が整備されてないし、タイヤは木だし乗り心地悪すぎだろ、、、



「なぁ、御者の人〜、もう少し丁寧に乗ってくれないか?」



「、、、、、、、、、、」



だんまりか。


まぁいいか。


俺は比較的どこでも寝れるし、それだけが救いだな〜。


はぁ、いったいいつ到着するのやら。


先が思いやられる。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ