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第十五話 ロイにムカついたので戦うことにした
「そんなに心配なら俺のことだけ見てろよ?目、離すなよ。」
俺がそう言うと、ロイはポカンと呆けた顔をしていた。
俺はその顔を見つめると、ロイに向けてふっと笑って、走り出した。
俺が走り出すと、ロイはハッとしたように叫んだ。
ハッ
「待て、ミカド!!」
俺はその言葉を無視して、魔獣のもとへと走った。
しかし俺は走っている途中にあることに気がついた。
それは、武器を持っていないということだ。
やば〜、こんな初歩的なミスしてた、、、
よし、借りよう。
俺は、そこら辺で倒れている騎士の剣を少し借りることにした。
「すまないが、少し借りるぞ。」
ブンブンッ!
ふむ、できは悪くないな。
さすが、技術者の養成に力を入れていることなだけはある。
多分一般兵なのに、こんなにもいい剣を支給されてるのか〜。
そんな事を考えなが俺は何回か剣を振って、感触をなじませたことを感じたら、すぐに戦闘態勢にはいった。
グルルルル、、、、!
魔獣が鳴いてる。
やばい、少し興奮してきたな。
こんなのいつ以来だ?
スー、ハー
「よし、やろうか。」




