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第十一話 偉そうなメガネがいた

俺はロイに一矢報いた後、気持ちを切り替えて王様の前まで来ていた。


そして、ロイが俺に敬礼をしろと合図してきた。


えぇ〜っと、この国の敬礼は、、、


まず、右手を頭の方にやって敬礼、次に胸を二回叩いて、最後にそのままの状態で目を閉じてお辞儀だったはず。


さっき、着替えているときにフロディダに教えてもらったけどあってるのか心配になってきた、、、


俺は心配になり、ロイの方をちらっと見た。


そうするとロイがあっているというように俺に笑顔を向け、クチパクで



”よくやった”



と言ってきた気がした。


褒められた、、、


嬉しいな。


俺がなにかよくわからない感情を気づかないうちに抱いていたとき、王様の横にいる偉っぽそうなメガネが口を開いた。



「ロイ様、ご公務お疲れ様です。」



「いや、大したことではない。」



ロイがメガネに話しかけると同時に俺から目を逸らしてしまった。


、、、せっかくロイが見てくれてたのに。


覚えていろよ、威張りメガネが。


俺が密かにメガネに対して殺意を覚えていると、話の内容はどうやら俺に移っていたようだ。



「——ですので、そこのものは王宮預かりといたしたいと思うのですが、よろしいでしょうか。」



マジか〜。


なんと俺が話を聞いているうちに、俺は王宮預かりになるらしい。


まぁ、やばい奴ら以外なら良いけどさ、、、、


そう思っていたのだが、俺はとあることに気がついてしまった。


それは、、、


王宮預かりになるとロイと会う回がめっきり減るのではないかということだ。


だってロイって多分というか、絶対騎士団みたいなところに所属してるよな。


、、、、うん。


やっぱり王宮とかやだわ。


だって、気軽に体動かしたいし、政治の道具にされるのだけはゴメンだ。


よっし、そうと決まれば騎士団みたいなところにしてもらおう。


そう思い俺が口を開こうとすると、ロイのほうが先に発言してきた。



「すまないが、それは断らせてもらおう。」



「それはなぜだか聞いても?」



「あぁ、まずミカドは——」



ロイが話そうとした瞬間、とてつもなく大きい音が鳴り響いた。



カンカンカンッ!!



魔獣が出現したぞー!



逃げろー!!


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