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挿絵(By みてみん)

・搭乗するタイプの人型機械に関すること

 基本的に、無重力や低重力な環境において利用される。

 大きさは三メートル前後が一般的。

 用途や種類によっては、以下のようなものがある。

 宇宙での工事や探査などに使われる民間用の機体。安物から高級品まで幅広い。

 戦闘や防衛などに使われる軍用の機体。機甲兵はこれに当てはまる。

 海賊などが非合法に改造した犯罪用の機体。

 最初に主人公が乗っているのは、調達しやすくて安い民間用の機体を戦闘に耐えられるよう改造し、横流しされた軍用の武器を装備させた代物。




・海賊や犯罪組織と国家の関係性

 銀河の各国では、軍縮を避けるために海賊を存続させる援助が行われていた。これは秘密裏に行われていたが、一部の海賊にとっては公然の秘密であった。

 国同士の大規模な争いは数百年も起こらず、あったとしても内戦のみ。

 これだけの平和が続くと、軍縮を求める動きが出てくるが、それに抵抗する形で海賊という脅威を支援し、育成する状況が生まれた。

 具体的には、宇宙のあちこちに海賊用の宇宙港が存在するなどの例がある。

 これは軍縮に反対する派閥が、ちょうどいい脅威としての海賊を求めた結果である。

 国を脅かすほどではないが、軍でなければ対処に困る程度に制御された武装集団が存在し、これらが一般人に適度な被害を与えることで、軍縮が進まないようにしている。




・セレスティア帝国

 本編に登場する国家の一つ。

 皇帝を頂点とした専制政治を敷いており、他の国に比べて国力がやや高い。しかし、貴族間の争いは絶えないので、国力を無駄遣いしている部分がある。

 帝国では遺伝子調整技術が社会の秩序を左右している。遺伝子調整は、平民にのみ許可されており、貴族には禁止されている。これは、貴族が自分たちの血統を純粋に保つための掟でもあるため。

 遺伝子調整を受けた平民は、能力や外見が向上するものの、それでも貴族には及ばない。

 なぜなら、貴族は人工子宮などの技術を使って大量の子どもを生み出して育てるだけの豊かさと余裕があるから。

 幼少の頃から厳しい教育を施し、大量の子の中から最も優秀な者を選び抜き、自分の後継者とする。これには当然ながら多額の費用がかかる。

 このようにして、貴族は遺伝子調整に頼らず自分たちの優位性を保つと同時に、平民との明確な壁を設けている。




・セレスティア共和国

 本編に登場する国家の一つ。

 惑星や星系の代表は選挙で決められ、議会が国の方針を決めている。

 かつて帝国を相手に独立戦争を行い、大きな犠牲を出しながらも勝利した歴史を持つ。

 ただ、この国では企業の力が強く、貴族のように振る舞っている部分があり、企業同士での争いが定期的に起こっている。

 有力な企業は、圧倒的な資金力を背景に自分たちに都合の良い議員を増やし、反対派の議員を排除しようとしているという有り様。

 その結果、共和国は事実上、企業に支配されている状態となっている。




・ホライズン星間連合

 本編に登場する国家の一つ。

 元々は一つの国ではなく、かつて帝国に対抗するため多くの国々が同盟を結んで誕生したという経緯がある。

 しかし、その同盟は弱く、自らの利益を優先してそれぞれ独自に行動していたりする。

 国力は帝国や共和国に比べて低い。治安も不安定で、豊かな惑星と貧しい惑星の格差が大きい。

 近年は、星間連合の中央政府が改革を進めているものの、はっきりとした効果はまだ出ていない。

 身分証の偽造が他よりも容易なため、星間連合は海賊や犯罪者の隠れ家になっており、そのような者が他国から奪ってきた品々を売買することで、通常とは異なる経済活動が出来上がっている。

 非合法な経済活動から得られる収入は、意外と星間連合を潤していた。

 それは改革を遅らせている一因となっているが、改革を行う原資になっていたりもするため、中央政府にとっては頭が痛い問題だったりする。

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