"many"と"a lot of"って何が違うの?
"many"と"a lot of"、どちらも中学校で習う基本的な言葉です。
どちらも名詞の前に置く事で、対象の名詞に「たくさんの」という意味を付け加えるという役割は同じです。
それでは、"many"と"a lot of"は文法上、全く同じであり、気分で使い分ければ良いのかというと、そうではありません。
両者には違いもあります。
今回は中学英語の復習のつもりで、両者の違いを確認してみましょう。
まず"many"は可算名詞にしか使えませんが、"a lot of"は可算名詞と不可算名詞の両方で使えます。
これが"many"と"a lot of"の最大の違いです。
実例を挙げれば "many water"は間違いですが、"a lot of water"なら問題ありません。
それならば、何でもかんでも "a lot of"を使えば良いのかというと、これも違います。
疑問文や否定文では、通常"many"を使います。
ただし、疑問文や否定文で"a lot of"を使っても間違いではありません。
肯定文では、文章の場合は"many"を、口語の場合は"a lot of"を使う事が多いです。
これらのルールを理解すれば、あなたが"many"と"a lot of"の選択に迷う事は非常に少なくなるはずです。
ではまた次回をお楽しみに。