第72話 血塗れ商店街
「2日経っても変わらずって、ここ掃除しなくていいんすか?人も少なからず住んでるって話ですけど」
「神原君達の証言を鵜呑みにするわけにもいかんやろ。彼等以外に誰かがいたのは確実だ。ならば痕跡を探すためにも現場に手を加えられないんだよ」
「いぇぇぇ。こんな暑い日に跪いて手がかりを探すんすか」
現在は7月26日
ここは館舟商店街西側通り。
神原奈津緒、麦島迅疾と鬼束市丸が戦闘をした場所。
この通りは今、赤一色になっていた。
麦島が乾工務店から赤色の塗料と神原の血液が辺りに分散していた。
ここは現在立ち入り禁止で現場保存をしている。
先程神原麦島両名に話を聞いた2人はこの商店街に来ていた。
男達は神奈川県警中原警察署の刑事。
やる気のなさそうな男が女島泰造巡査部長。その隣にいる男が豊橋寛治警部補。
彼等は今回の事件?の捜査を任されていた。
「にしても2人って少ないですねー。事件性がないからしゃーないですけど」
「我々は事件性があるかどうかを調べるための先行隊みたいなもんだな。神原君達以外の存在が確認されて暴行の証拠があればもっと人員を補充出来るんだがな」
真っ赤な通り、人の出入りは住民以外ほぼ皆無。
捜査には好条件。と言っても人員は2名。
地面に顔を近付けてコツコツと痕跡を探すのは流石に気が引ける。
「誰かがいたとして。神原達を襲った理由はなんなんすかね?学生相手のカツアゲですかね」
そこなのだ。今回の一件、動機が全く見られない。
事件があってから今日までの2日間で被害者の身辺を調査したが2人に何か問題があるわけではなかった。
喧嘩の延長線という意見もあったが現場の状態と2人の怪我の具合に整合性が取れず捜査は難航していた。
そしてようやく神原が目を覚ましたと病院から連絡が来て話を聞いてみれば突然出血したとはぐらかした。
(彼等に何か警察には言えない秘密があるのだろうか。加害者を庇うのなら——人質。話せば殺されるとかか。だがこちらから出向いたんだ。警察に駆け込んだわけではない。何故話さなかった?)
考えられる選択肢は2つ。
(現在進行形で動向を監視されている。もしくは———警察内部に犯人がいる可能性……)
もしも警察内部の人間の犯行なのだとしたら、大問題だが辻褄は合う。警察なら捜査と言えば監視カメラや保護目的で監察も出来る。
(ならばこのままだと……)
豊橋は身内を疑いたくはなかった。警察の不祥事など国民からの反発は免れない。表に出る前に内々に処理しなくてはならない。隠蔽工作ではなく可及的速やかな解決を目指して。
そして、警察関係者の犯行なら犯人がこの事件を揉み消すかもしれないということ。
つまり、何かしらの圧力がかかれば、それはすなわち自身の推理が正しいことの裏付けになる。
女島にはまだ言わない方がいい。女島が犯人ではないという根拠がない限り、これは自分の中だけで留めておいた方がいいだろうと豊橋は考えた。
「まずは商店街への聞き込みだな」
「と言っても昨日も聞き込みしましたよね?住民達は何も知らなかったじゃないですか」
「それは西側通りだけだろう。他の3つの通りはまだじゃないか。シャッターの一つは中央の木に隠すように置いてあったんだ。誰が置いたのか。何故中央まで運んだのかも調べないと。この事件はどうも謎が多過ぎる」
「カァァァァァ。豊橋さん。日傘指していいですか?」
「ダメに決まってんだろ」
破天荒な部下をいなしながら捜査を続ける。
7月27日
事件発生から3日後
「神原と麦島、退院したみたいですよ」
「随分早いな。麦島はともかく、神原は包帯でぐるぐる巻きにされてた記憶があるが」
「医者に聞いたんですけど何故か退院を急いでたみたいですね。急ぐ理由があるってことですよね」
学校の授業に遅れないため、ではない。彼等の高校はあの事件の日が終業式の日で夏休みが始まっているはずだ。
「豊橋さん。あの2人に監視を付けるために人増やすこと出来ないんですか?あの2人何かを隠してるなら見張った方が早いと思うんですけど」
「そう上には進言したんだがな、最近多発している『連続行方不明事件』の捜査で手が回らないらしい。2人でなんとかしろだとよ」
6月に入ってから東京を中心に若者が行方不明になる事件が多発している。既に被害者は20名を超えていて未だ1人も発見されていない。
警視庁も懸命に捜査しているが手掛かり1つ掴めない。隣県でも被害が出始めたため、合同捜査が7月に入ってから行われている。
ワイドショーでも犯罪組織の犯行や神隠しだとオカルト説や政府の陰謀説など話が尽きることはない。それほどまでに何一つ分かっていない事件なのだ。
「確か被害者の共通点が未成年ということしか分かってないんですよね」
「そうだ。だが失踪直前の被害者の動向が全く分からないのも気になる。そんな鮮やかな手口を20回も出来るものなのか」
この事件のせいで学校への登校を保護者に送迎してもらったりと未だ緊張状態が続いている。
「それで、どうだった?」
「はい。南側通りにある商店街運営委員会に麦島が乾工務店の場所を聞きにきたと委員会の副理事が証言しました。それと運営事務所の隣の店で麦島がコロッケを買ったと店員が証言しました」
「そうか、こっちも知り合いの鑑識を引っ張ってシャッターが開けられた工務店を調べてみたら、子供の指紋しか検出されなかったよ。裏口から侵入してペンキを持ち出したのは——あの2人のどちらかということになる」
「つまりあれっすか。ペンキを持ち出すために事務所まで行って乾工務店を調べて中に侵入してペンキを盗んで通りにぶちまけて怪我をしたと」
意味が分からない。
「少なくてもいきなり神原が負傷してそのショックで気絶したというのは100%嘘ということだな。誰か他の人間がいたとしても盗んでまでペンキを使う理由が分からない」
「精肉店や事務所の話から麦島はひどく疲労していてコロッケを3つも買って麦茶を何杯も飲んだみたいです」
「疲れていた……。赤い塗料を手に入れることが重要だった。早くしなければならなかった…」
豊橋は刑事として様々な事件に関わってきた。沢山の事件にはその数だけの背景があった。怨恨や勘違い、衝動的に計画的。色んな動機を見てきた。だが今回の事件はなんだ。事件性はある。それは確定した。だが何も分からない。結びつかない。
「……追体験するか」
豊橋はぽつりと言った。
女島はこれまた嫌そうな顔をしていた。
豊橋のいう追体験とは、被害者の事件時の行動を自身も体験することだ。同じ行動をすることで新たな発見が出来ると豊橋が昔から行っている捜査方法だ。
女島が面倒だと思ったのは逐一周囲を確認して被害者の目になるため時間が異常にかかるのだ。付き合わされる身からしたら溜まったものではない。
それでも苦言を呈さないのはその方法で解決に導いた事件が多いからだ。
昨日の地べたを這いずったのよりはマシだと女島は相対比較で判断した。
♢♢♢
追体験捜査のスタート地点は神原達が通う私立館舟高校。
ここから館舟商店街に向かうわけだが……
「よく考えたら、このルートで西側通りに行くことはないよな」
館舟高校から2人の自宅は西にある国道に沿って帰るか商店街の南北を突っ切る2つのルートが考えられる。
2人の自宅の位置は調べている。だからこそ西側通りを使わないはずの2人が西側通りにいたのが不思議でならない。
「人目のつかない場所に自ら向かったって線はどうすか?」
女島の推理に豊橋は同意する。
「つまり帰る途中に何者かに遭遇して西側通りまで逃げたけどそこで暴行されて気を失った…か。商店街の聞き込みで2人の目撃証言はなかったから国道沿いルートで帰ってる途中に遭遇した可能性が高いな。それじゃあ国道を目指して歩くとしよう」
「うっす!」
館舟高校から商店街を迂回する形で西を向かって進んで小杉御殿町の交差点左折して国道に沿って南下する。
ここを東に進めば西側通りに続いている。しかしここから西側通りを通って商店街に行く人はいない。南に国道に沿って行けば館舟駅があるのでそっちを通った方が良いのだ。
「神原の家がこの先を右折、麦島の家がそのまま駅の方へ直進か。ここらへんで何かあって西側通りに向かったと見ていいな」
「てことかここらの防犯カメラを調べれば」
「謎の人物がいるやもしれん」
「見つけた。こいつだ!」
それは鞄屋の防犯カメラに映っていた。
神原と麦島が後ろから話しかけられた男と何か話している。音声は拾えなかったので仕方ないが、男の顔はバッチリ映っていた。
「データのコピー」
「USBです」
豊橋の指示にすかさず女島が応じる。女島は自由適当口の利き方も知らない男ではあるが仕事に手を抜いたりはしない。(可能なら楽したいと思っているがそのために雑な行動はしない)
「ん?」
「どうしたんすか?」
「いや、これ…」
豊橋は映像のとある箇所を指差す。
「黒い……ボールっすか?卓球の玉くらいの大きさですね」
「あぁ…」
(なんだこのボール。本気で投げても所詮は卓球程度。大したことはないだろうが神原は背中に手を当てて立てないでいる。硬いボールをぶつけられたような痛がり方だな)
神原が麦島に向かって何か叫んでいる。何を言っているのだろうか。顔が真剣だ。
麦島も何か言っているが分からない。口の動きで何を話しているか読み取るには解像度が足りない。
何か再び話した後、男がまた黒い玉を投げて2人は西側通りへと走って行った。
男はそれを歩いて追いかける。
カメラが見切れていて玉の行方は分からない。ただ、間違いなく2人は距離を取るように、逃げるように走って行った。
(ただのボールに警戒しすぎている。あの玉にはそう思わせるだけの何かがある…)
「コピー完了です」
「よし、これだけでも傷害罪だ。事件性ありと報告してこの男の素性を洗うぞ!」
「りょーかいです」
2人は鞄屋を後にして中原警察署へと戻って行った。
監視カメラのデータを上司に見せた2人によって今回の件は事件性ありと判断されて捜査員が増員された。
カメラに映っていた男を探し出すために捜査範囲を中原区全体に拡大して捜査が行われた。
増えた人員で神原、麦島の監視も行われることになった。
しかし、神原と麦島は全くと言っていいほどアクションを起こさず、家からほとんど出ることもなかった。
もう一度話を聞くことも出来たが豊橋の『彼等の心的外傷が心配される』という発言によって、2人が何かしらの行動を起こした場合にという条件措置が取られた。
これは神原達の心配というより他の捜査員を近付けないようにするためである。
豊橋は内部犯説を捨ててはいない。
2人が話をしない理由を突き止めること、それを解消することが優先だと判断した。
♢♢♢
8月3日
事件から10日後。
男の正体は以前として分からず。
鞄屋とその2軒隣のコンビニのカメラにしか男が映っておらず、どこから来たのか。西側通りで神原達を襲った後どうやって去ったのかがわからなかった。
西側通りには監視カメラはない。
現場には神原と麦島の痕跡しかなかった。カメラにも男が手袋をしている姿があったので指紋を採取することは出来ないだろう。出来ていたらデータベースに検索を掛けて犯罪歴のある人物から調べることが出来たのだが。
そして神原達だが、ようやく動きがあった。
麦島が自宅を出て神原の家に行ったのだ。
そして両名は神原の自宅から出てどこかへ向かって行った。
「お疲れさん」
豊橋が張り込みをしている捜査員にパンと牛乳を差し入れする。
「あざっす。いやぁ、やっぱ張り込みってったらこのコンビっすよね」
「それについては同意だ。でどうだ?あの2人は?」
「千駄木駅を下りて目の前の中学校に入って行きました」
プレートには区立千駄木第二中学校と書かれている。
来る途中に第一と第三があった気がしたが、順番は滅茶苦茶だな。
「あの男は20歳前後だと思ったんですけどね」
「OBかもな。だが仮にそうだとして、どうして神原達は男の母校を知ることが出来たのかってことだな」
「調べるったって顔写真もないのになあ。名前でも聞いてたんですかね?」
「名前を聞いて調べて中学校が分かるってことは、中学時代に何か名前が載る成績を修めたということか。頭の良さか部活動の成績か…」
「あっ、出て来ましたよ」
正門から神原と麦島。そのまま千駄木駅に向かって歩いて行った。
「どうします?追う係と中学校に話を聞く係に分かれますか?」
「そうだな。じゃあ女島は2人を追ってく―ブーン,ブーン」
豊橋のスマホが揺れる。
ディスプレイには自分達の所属する捜査一課の課長が表示されていた。
「豊橋です。どうしました課長」
『豊橋君、女島を連れて今すぐ署に戻れ』
「すみません、今張り込み中ですぐには戻れないです」
『張り込みは中止だ!今すぐ戻って来い。これは命令だ!!』
「ッ!!———————了解しました。豊橋、女島直ちに戻ります」
ブツンと電話が切れる。
「豊橋さん。戻るって何すか?別の事件ですか?」
(…………やはり、そういうことか。この事件。ただの傷害事件という枠組みでは収まらないようだな)
「…張り込みは中止だとさ。すぐに署に戻るぞ」
「えっ?でもいいんすか。2人は、中学校は?」
「上からの指示だ。とりあえず戻るぞ。中学校へは最悪後からでも行ける」
上からの指示という言葉で女島も何やら黒い思惑があることを察した。ここで命令を無視して独断で進めばクビを切られるかもしれない。ここは大人しくしているのがベスト。
「課長。どういうことですか。捜査をしてはいけないなんて」
豊橋は中原警察署に戻って課長に抗議していた。
「どうもこうもない。上からの命令だ。これ以上この件について調べることはするな。お前達捜査員には連続失踪事件の応援に回ってもらう」
別の仕事を回すことでこの件を調べさせない魂胆か。
「まさかですが課長。あの男は警察関係者ではないんですか」
その言葉に課長はギロリと豊橋を睨み付ける。
「豊橋警部補。ノンキャリアながらその実力は所轄に留まらず県警や警視庁にも評価されている。いずれは警視庁捜査一課に配属されると専ら噂だ。素晴らしいことだ。上司として鼻が高い。だが、君は組織の一員としての自覚が足りないのではないかな?警察に限らず、組織というものは縦社会だ。上の命令には逆らわない。市民を守る我々警察官が、ルールを破るなどあってはならないよなあ?」
「そうです。我々は市民を守る存在です。ですが」
「そもそも!被害者は被害届を出していないし警察への積極的な協力姿勢も見受けられてないと聞いている。事件性があるか報告しろと言った手前で発言を覆すことになるが、被害者が訴えていない以上我々が手を差し伸べるのは余計なお世話にならないかね?」
(被害届は出さないんじゃなくて出せないんだよ!!)
声に出してそう言いたい。高らかに言いたい。
「豊橋君、私は君のためを思って言っているんだ。優秀な君が田舎の派出所に配属される未来は見たくないんだ」
これは脅し。捜査を続けるようなら遠くに飛ばすぞという脅し。無理やり不祥事をでっち上げて懲戒免職すらされかねない。
次に出す言葉1つで残りの人生の過ごし方が変わるかもしれない。
「…分かりました」
課長はニンマリとした表情で豊橋の肩を叩く。
「連続失踪事件の解決に尽力してくれ給え。話は以上だ。下がりなさい。あの破天荒には君から伝えておきなさい」
破天荒とは女島のこと。どうも彼は周囲からの評判は良くない。トラブルメイカーは嫌われて当然か。
失礼します、と言って応接室を出る豊橋。
出てすぐ、女島がそばで待機していた。
「悪趣味だな」
聞き耳を立てるなんて、と続ける。
「あのハゲと何話したんすか?理由は聞けたんでしょうね」
これは嫌われて仕方ないか。課長をハゲと言えるのはこの署内でも女島ぐらいだろう。言えるのは、であってみんな心の中ではハゲ野郎と思っている。勿論豊橋も。
「俺達は連続失踪事件の応援に向かう」
そう言って豊橋は自分のデスクへ戻る。
「それでいいんすか?」
「…あぁ」
「こんな中途半端でいいんですか。何も分かっちゃいない!何もですよ。何も。あの男のこともあの子達のことも。ここでそれを投げ出していいんですか?」
女島の言いたいことは理解出来る。だが場所が悪い。
「ちょっとこっち来い」
豊橋は女島の腕を掴んで引っ張って行く。
「ちょなんすか?」
「いいから来い!これは上司命令だ」
「あんたがそれを言っちゃうのかよ!」
下っ端の女島には何重の上司命令がかかるのだろうか?
「内部犯?あーだから上が圧力をかけたのか」
「推測だがな。だが捜査中止は信憑性を高めたな。必ず裏がある。それが明るみに出ることをよしと思わない連中が警察上層部にいる。中原警察署———いや、あの言い方はもっと上だな」
県警と警視庁を持ち出したってことは中原警察署内だけの話ではないということを言いたかったのではないか。ここで豊橋が捜査を続けてもただの命令違反、署内で完結することだ。しかし捜査を続けると県警や警視庁も喜ばないということはそいつらも裏で関わりがあるということだ。
「んで、どうするんすか?俺に言うってことの意味分かってますよね」
俺は独断でもやりますよと案に言っている。
「お前は捜査中止に否定的だった。何より率先して犯人を探そうとしていた。だからお前は向こう側ではないと判断した。上からは圧力を受けているが、俺は捜査を続けるつもりだ」
ニヤリと女島が笑う。
「そうでなくっちゃ面白くないっすよね。でもこれからどうします。別の捜査を回させるんですから身動きは取れないですよ」
「なーに、表向きは真面目に失踪事件の捜査をするさ。だが、警察官にもプライベートはあるよなあ」
「はっ!サービス残業を御所望ですか?あー、協力するって言わなきゃ良かったー」
若干の後悔、だが本気で思っているわけではない。
「その日の失踪事件の捜査が終わってその後にあの男の聞き込みをする。いいな?」
「女島泰造巡査部長。豊橋寛治警部補の命令により、隠密捜査を行います」
ビシッと敬礼をする。言っていることはクズだが。
「良いだろう。なら俺もバレた時は女島巡査部長が独断で突っ走ったと言っておこう」
ハハハと2人はお互いの冗談に笑い合った。
(奇しくも神原君達の境遇が同じになってしまったな。彼等もこんな気持ちだったのだろうか)
あの男を探すのは神原達に任せるとしよう。こっちは警察の悪が君達に及ばないように可能な限り抗っていこう。
彼等にもう一度会うことが出来るならば、けど警察に不利になる立ち回りをした俺と女島をノーマークにはしないだろう。公安が見張るに違いない。こちらからは行かず向こうから来てもらうようにしてもらわないといかんな。
こうして豊橋と女島による小さな反乱軍が生まれた。事件を揉み消す警察上層部の目的とは一体何なのだろうか。
そして、神原達に会うという目標は、まさかの翌日に達成されることになった。
豊橋寛治
能力なし
女島泰造
能力なし
警察サイドと不穏な動きがありますね
神原の予想は当たっていたというわけですね
さてさて、次はどのサイドにしましょうか?
今回は実質神原サイドだったので、次は神岐か神坂ですね
神岐の8月4日の夜の動向でも書きましょうかね?




