第49話 鬼束零
「う、うーん」
唸る。
「うーん、うーん」
唸る。
「うー「いい加減起きろ!」ったあ!!!」
「何すんだりょう!」
「お前がずっとうんうん言ってるからだろ」
「だからって下段で腹パンは洒落にならん……、って何で俺は仰向けなんだ。はっ!オイ、ふゆはどこだ?あの野郎は超能力者なんだ!」
「知ってる」
「そうか、知ってるのか。よく分かんねーけど動けなくなっちまってよ…。知ってる?」
「お前、記憶があやふやか?外見てみろ」
月城は何が何やら分からないが言われた通りそばにある窓から外を眺める。
「………夕方?あれ?まだ3時だろ?」
「もう6時半だ。お前、鬼束に殴られてずっと気絶してたんだよ」
思い出してきた。そうだ。俺はあの野郎に顎を殴られて…
「あの野郎は?」
「雪兎君が倒した」
「正確には俺だけどな。まぁ胸張って宣言出来るわけでもないがな」
月城達がいる部屋にはまだ人がいた。指定暴力団『玉梓組』の下っ端構成員、物見八蔵だ。
「何だこいつ?弱そうだな」
「テメッ、誰がここまでお前を運んでやったと思ってんだ!少しは感謝して欲しいもんだな」
「えぇ、やだよ。頼んでないし。てかあんた誰?」
「俺の舎弟、雪兎君の小間使い」
「おいおいおいおい、いつからお前の舎弟になってんだ。俺は玉梓組幹部、深谷重喜の舎弟だ。中坊の下になんか就けるかよ」
「じゃありょうより強いんだ?」
「ワンパンでやられた」
「…アンタ何なんだよ」
コメディのようなノリに突っ込むのも疲れてしまう。
「んで、ふゆは?」
月城は未だ姿を現さない神坂について臼木に尋ねる。
「少し寝てる。重症だ。鬼束に手酷くやられた」
「ふゆが?嘘だろ?だってふゆには…」
あの強力な能力があるだろ!と言おうとしたが無関係の物見がいたのでその言葉は引っ込めた。人は成長する。口も固くなる。
「目潰しされて思うようにいかなかったらしい」
「目潰し…」
ということは敵はふゆの能力を知っていて対策してたということになる。
ふゆを案じる前に、まずは。月城はふと自分の今の状況を整理する。
そばには窓があり、ほんのりと薬品の臭いがする。そしてこの格子のベッド。
「病院?」
「ここはウチお抱えの医者の診療所だ。事務所のすくそばに建ってる」
「…ヤブか」
「お前らなぁ、漫画の見過ぎだ。アウトローやアングラに居を構える医者がみんな無免許だと思うなよ。…無免許のヤブ医者だけどな」
「おいおい物見、あんま生言ってっと、治療は全部お前の給料から天引きしてくれと親分さんに言ってもいいんだぜ」
ガチャリとドアが開き、頭頂部の輝く医者が顔を出す。
ちょやめて下さいよ先生と医者の足元に縋る物見。医者は変わらず、足元の異物を無視しながら話を続ける。
「何でも深谷含めた10数人に勝ったそうじゃないか?元東京最強の肩書きも伊達じゃねーなぁ。臼木君。あの白髪の坊や。彼が君に勝ったって噂の『幌谷の白ウサギ』だね?」
「えぇ、そうです」
臼木が医者の質問に答える。こんな40代半ばのおじさんにまで知られてるとは、流石だ。
「そうかそうか、いやぁ、強いと噂の3人に会えるなんて今日は運が良い」
「3人?もしかして俺のことも噂になってたりするのか?」
月城が食いついてくる。神坂、臼木に埋れて真っ当に評価されないことに月城は憤りを感じていた。
「あぁ、新旧の最強と渡り合える数少ない実力者だとネットでは言われてるよ」
「おぉぉぉ、りょう、聞いたか?実力者だってよ」
「良かったな。なら明日にでもやってみるか」
「それはー、勘弁。ほら、宿題やらなきゃいけないからさぁ〜」
実際はこんなもんである。月城が弱いのではなく臼木が破滅的に強すぎるのと、神坂が異質すぎるのが悪いのだ。この噂も街で3人で一緒にいるのを見られたり枝野中の連中から出たものだろう。
「それで、先生。雪兎君は?」
「止血と諸々の処置は終わってる。もうじき目を覚ますと思うね。ところで不思議だったんだが、彼と一緒に運ばれた、鬼束だったかね?彼ももう平気なんだけどね。いやぁ、ここまで怪我が酷似することもあるんだね〜。白ウサギ君は手首、鬼束君は目と首で差はあるけどそれ以外は全く同じだったよ。同じ作業過ぎて一瞬混乱しそうになったよ。アッハッハッハ」
神坂の能力を知っている2人からすると笑えない。超能力のことを感づかれる可能性があるからだ。最も、物見の目の前で使ってしまった以上、取引には応じたが物見の口をどうにか封じたい。
物見はあの時のことをどう思っているのか?寝起き月城が超能力者と口走りやがったからそれを結ばれたら明るみになる。暴力団の組員だ。力を欲して超能力に手を伸ばすかもしれない。なんなら雪兎君を手駒にして使役することだって考えられる。
臼木はこのように警戒をしているが当の物見はそんなことを一ミリも考えていない。超能力者と月城が喋った時も待ちでうたた寝をしていてよく聞こえていなかったし、戦闘中の会話や怪我を平等にした時も理屈をよく理解しておらず『やっぱこいつらパネェ』とむしろ称賛していたくらいだ。そして臼木より強い神坂を痛めつけた男にトドメを刺せたことで気分が少し良くなっており、そんな邪な思惑などは思考の外に飛んでいた。
だから気にする必要はない。
(これも雪兎君が起きてから相談すればいいな)
と臼木もその場で行動するのは控えた。
さらに1時間後
パチっと神坂の目が開いた。
(ここは……、病院。そうか、あの後俺は疲労で寝ちまったのか…)
神坂は上体を起こす。体全体に包帯が巻かれていて動きづらい。
(こりゃ家には帰れないな。姉ちゃんに臼木の家に泊まるってメッセージ送らねーとな)
よっこいしょとベッドから足を下ろす。ジンジンと体全体が痛むが出血は治まったようだ。
隣のベッドを見ると、シーツが少し乱れている。誰かが使っていた痕跡がある。
神坂はそれに気付くと急いで病室の扉を開けた。外傷が少ない向こうさんが先に目覚めるのは当然。先程まで誰が寝ていたのかを理解した。
病室の隣は診察室と応接室がくっ付いたような部屋だ。診療室だからか薬品の臭いがする。
「おぉ、目が覚めたかふゆ。どうだ?お前もやるか?」
「………………………………………………………………。何で?」
数秒ほど思考が止まった。
トランプをしていた。それはまぁいい、窓の外は暗いからおそらく時間は夜か…7時くらいか。鬼束と戦ってたのが4時くらいのはずだから数時間寝てて俺が目を覚ますまで時間を潰していた。ここまではOK、よくあるよくある。俺が言いたいのは、何でここでお前が仲良く遊戯に興じてるんだってことだよ!
神坂が見たものは、トランプに興じている月城、臼木、チンピラ、白衣を着た禿げ面のおっさんと、さっきまでギリギリの戦いをしていた実録だった。
「遅かったな白ウサギ君、具合はどうだね」
「えぇ、問題なく。あなたが治療をしたお医者さんですね。ありがとうございます。治療費はそこのチンピラに付けといてください」
「おい、しれっと俺に流してんじゃねーよ。治療費はチャラだ。親分がこれ以上組に泥を塗るような真似をするなとよ」
「泥?」
「あー、玉梓組の構成員が中学生1人にやられたからメンツが立たないんだとよ。口外しないと誓うなら治療費諸々はタダらしいぞ」
臼木が物見を気まずそうに見ながら言う。物見も苦い顔をしてる。
「へぇ、まぁ一般人相手にリンチ仕掛けただけでも恥ずかしいからなぁ。けどそいつなしだったら鬼束ぶっ倒せなかったんだから……、って、お前だよお前!何呑気にトランプしてんだよ」
目上の人間に話しかけられたことで外面モードだった神坂は実録のことを思い出していつもの感じに戻った。
「大丈夫だ神坂。俺は負けたんだ。これ以上場を荒らすようなことはしない。ただ聞きたいことがあったからこうして留まっていたんだ。月城に『どうせふゆを待ってるならゲームしようぜ!』って誘われただけさ」
(月城ォ、何やってんだよこのアホ!)
けど神坂としても話す時間が確保出来たのは幸いだった。
「俺も聞きたいことがあるから丁度いいや。すいません先生。内密な話がしたいのでちょっと……」
「ん?…あぁ、そういうことか。おい物見!白ウサギ君達にパンでも買って来い」
「…分かりました。名前も聞けましたしね。神坂雪兎、とてつもない男です。ここで信頼を失うのは良くありませんからね」
「私は親分と少し話をしてくる。ここは君達以外誰もいないようにするから存分に話すといいさ」
「お気遣い感謝します」
ほら、行くぞ。と物見を促して2人は部屋を出て行く。ここからコンビニは徒歩5分。しかも6人分の食事は量も嵩むので買うのに時間がかかりそうだ。
念のために2人が離れて行ったのを窓越しに確認する。そしてそれだけで満足しないのが神坂だ。
「おい、念のためにコンセントや机の裏を確認しろ」
「いや、それは大丈夫じゃないか?俺らが来るのは突発事項だし常時付けてるなんて考えられないと思うんだが」
「だがアウトローに繋がる医者だ。警戒するに越したことはない」
「えっ?何を話してるの?」
臼木と実録は神坂の言いたい事が分かったがアホの子ちゃんはまだ分かってない。物語において説明を書き出させる無知キャラは読者目線になって話が入りやすいが現実だとただの話の腰を折る奴だからちょいウザい。
「盗聴の可能性だよ。医者が仕掛けずとも玉梓組側が仕掛けてるかもしれん」
「えぇー!!」
「臼木と2人で探してくれ。俺と鬼束は負傷しててしゃがんだりする動作はしない方がいいからな」
そう言って2人に盗聴器を探させたが自分だけ待っているのは居心地が悪かったので先程まで使っていたトランプを片付ける事にした。数字が見えるように真ん中で積まれているのでババ抜きか大富豪か、いや、手札に数字が揃っているカードがあるので大富豪のようだ。正直、正直混ざりたかった説はある。
「ないな」
「ないね」
2人とも見つけられなかったようだ。疑い深かったか?
「そうか、考え過ぎか。なら話を始めようか。それで、お前は何が聞きたいんだよ」
「色々と聞きたいことはあるが、まず。何故俺があの時能力が使えない事が分かったんだ?」
実録にはそこが分からなかった。不測のことでゴーグルを破壊されてから劣勢に追いやられたがそれでも明らかにこちらが有利だった。だが神坂は臼木との会話ではっきりと使えないと言ったのだ。その根拠が知りたかった。
「俺が違和感を感じたのはゴーグルを破壊された時に氷鬼で動きを止められた時だ。俺は心拍数とかが停止時間に関係していると予想していた。だがビックリしたとは言え僅か3秒足らずで解除されるわけがない。つまり、ゴーグルが破壊されて煙の影響を受けて停止時間が短くなったと推測した。精神状態が左右するとも考えたがなら攻撃がゆったりしていたことの説明にならない。そして、何より……。煙に当たらないようにするためにゴーグルを付けるのなら、サングラス仕様にしなくていいはずだ。サングラスの本来の使い方は…」
「日光…。だから俺の時は付けてなかったのか」
「けど光じゃないんだ。催涙ガスと光で影響を受けるのは、目だ。目を閉じないようにするための特注グラス。つまりお前の停止時間の条件は、瞬きをしないことだな!」
「正解だ。よく気付いたな」
「あんたは策を二重に張るタイプの人間だ。パーカー然り煙玉然りな。だからあんたのサングラスが煙を遮断するだけとはどうしても思えなかった。だから、煙以外で目を守る理由があると考えた。それが太陽の光だ。室内の明かり程度だったら近接でじっと見なければ目を開けられなくなるなんてこともないからな」
「だが分かったところでお前は立つことすらままならなかった。それが分かったところでどうあのピンチを脱するつもりだったんだ?」
「確かに臼木が来たのは奇跡的だった。近くに人がいるのは分かってたが、それが空き地に来るかは賭けだった。そして俺は勝った。まぁ誰も助けに来なくても、お前がナイフで刺す瞬間に最大限抵抗して致命傷を避けつつ、大量出血を起こして目を回復させるつもりではあったけどな。止まらないから抵抗出来るって分かってたからって手ではあるけども」
ナイフを奪うってのも考えたよと当時を思いながら語る神坂。
「滅茶苦茶だ。ギャンブラー過ぎる」
あまりにも状況証拠だらけ。確証がない中で迷わずに策を実行出来る神坂に驚いた。
「運も実力のうちって言うだろ?強者はそういう空気をも引き寄せる。それじゃあ次は俺が質問する番だ」
攻守交代
「お前はどうやって超能力者になった?」
これは10年前の自分の身に起こったことを知れる質問。神坂はドクターの思惑を勘付いた。だからこそ確かめる必要がある。
「ドクターは超能力者を作る道具を持っている。スタンガンの付いた黒い棒みたいなものだ。棒から出る電気を浴びせると人間を超能力者に出来るらしい。俺達兄弟は超能力を貰うのと引き換えにドクターの計画に協力している」
「計画?」
「聞かされてないんだとよ。強い能力者を集めて何かするつもりらしいけどな。世界征服…なんて飛んだものじゃなさそーだ。だったら俺に構わずそのスタンガンを使って超能力者を量産すればいい。けどそれをせずに俺にコンタクトを持ち掛けた。そこに何か理由がありそうだ。協力なんかする確率は低いのに、協力してくれれば御の字、無理でも強ければ満足ってところか?」
「世界征服…違う。ドクターは世界平和を目指してる」
「世界平和?」
急に話が飛んだぞ。宗教勧誘か?まだ世界征服の方が目的としてはアリだぞ。
「ドクターには敵が存在する。俺達兄弟も一戦交えたことがあるが逃げるので精一杯だった」
「敵も超能力者なんだな?」
神坂が尋ねると実録は頷く。
「えっ?敵の…、敵?じゃあ味方なのか?」
そんな昨日の敵は今日の友みたいなことがあるわけないだろ。あんなのはアニメの話だよ。けどまぁ複雑だな。相関図を作ったら読み解くのに数分はかかりそうな程の物が出来そうだ。
「お前らが世界平和を掲げたテロ組織で敵組織を潰そうとしているのか、お前らの世界平和をよく思わない敵組織なのか、分からないことだらけだな。ドクターの目的が全く分からない。世界平和の果てに何を目指してるんだ?」
「ドクターは何も教えてくれない。だが敵の超能力者とは面識があるようだった。ドクターと同じような白衣の男を見た時にドクターは激昂してたから」
話を聞いても要領を得ない。仲間である鬼束達にも言わない理由が不明だ。
「俺に10年経って会いに来た理由は聞いているのか?」
「準備だとかなんとか言ってた気がするがはっきりとは…。だがドクターは君達3人のことをずっと把握していた。零兄の隠れ鬼を使う前からな」
「そうだな、突然君達の写真を見せられた時はビックリしたよ」
ガバッ、と4人はドアの方を見る。医者?チンピラ?どちらの声とも違う。若いながらも落ち着いた雰囲気の声色。
「実録、お前は無事みたいだな」
「零兄!!」
「月城!臼木!気を付けろ!こいつも能力者だ!」
臼木と月城はすぐ様立ち上がり戦闘態勢に入る。月城はいつでも踏み込めるようにし臼木は実録の動向を見つつも突然現れた男と神坂の間を遮るように移動する。
「初めまして、と言っても俺はしょっちゅう見てるんだけどもね。神坂雪兎、随分白いな。能力越しだと4Kテレビ並みに綺麗には見えないからな」
八重歯、顔つき。なるほど、兄弟だな。
「監視能力を持っている奴だな。もう次の刺客か?」
神坂は立ち上がる。まだ好調ではないがいつでもアクションを起こせるように体を起こす。
「大丈夫だ。俺の能力は監視だけで戦闘には向かない。図書館にいないから探してたんだ。弟達に能力使用を禁止されてたから能力を使っていいのか分からなかったからな?実録、お前も随分やられたみたいだな。それでも市丸や丹愛よりは大丈夫そうだ」
「!!! 市丸兄と丹愛兄?2人もやられたのか?」
実録には信じられなかった。近接になれば有利な氷鬼だが遠距離から攻撃出来る色鬼や高鬼に勝つのはかなり厳しい。零から聞いた神原と神岐の能力についての情報だと神原は肉体強化で神岐は催眠だったはずだ。催眠については顔を見なければ問題ないとドクターが言っていた。
(神原と神岐がそれ以上の力を有していたってことか?じゃあ俺達は呑気に学校に行ってる奴等に全敗したってのか!?)
「思うところはあるようだか話はあとだ。時雨ちゃんも精神が不安定になってる」
「時雨ちゃんが?」
「凄惨な現場に立ち会わせてしまった。彼女は今近くで待機してる。そこの彼等に会わせるのは危険過ぎる。ほら、帰るぞ。ドクターも待ってる」
零が実録のところまで寄り、肩を貸す。
「おい、待てよ。このまま易々と帰るわけないだろ?監視されてるならお前もぶっ倒して能力を解除させてやる」
臼木と月城が2人を囲むように、扉の前に立って流さないようにする。
「3人は厄介だな。しかも相手を弱くする能力者。…実録、俺から離れるなよ」
零はポケットから黒い何かを取り出してそれを床に放った。それは細長い筒のようだった。のり巻きみたいだなと月城は考えたりしていた。
だが経験の差なのか。知識として知っていたのか臼木だけはそれが何か理解した。
「目を閉じろ!閃光弾だ!」
チッと神坂は舌打ちをする。光が炸裂する前に零でも実録でもいい、彼等を逃さないように袖でも腕でも掴めれば!
月城はオロオロしてる。おそらく閃光弾が何か分かってないのだろう。俺も知識だけでしか知らないが、強烈な光で視界を奪うものだったはず、つまり2人を見失うことを意味する。せっかくの情報源を逃すわけにはいかない。ドクターの居場所を聞き出すためにも逃してはならない。だが神坂は怪我人。月城よりも素早く動けない。さらに動線には臼木がいるせいで最短距離で行けない。臼木は閃光弾の光を俺や月城に浴びせまいと閃光弾に飛びかかって光を遮ろうとする。だがそれも動線上でありむしろ漏らさないように蹲ることになるので退いてもらうことも出来ない。だがこれもドクターの発明なのだろうか。臼木が大声を上げて神坂が走り出して僅か1秒。臼木が閃光弾を掴むよりも早く、
部屋中に眩い光が充満した———
神坂雪兎
能力名:不明
能力詳細:自分の状態を相手にリンクさせる
月城泰二
能力なし
臼木涼祢
能力なし
鬼束実録
能力名:氷鬼
能力詳細:触れた相手の動きを止める
鬼束零
能力名:隠れ鬼
能力詳細:監視能力
いよいよ第3章も次回でおしまいです
いやあ、長かったね。
主人公を支える勢力として神原は警察、神岐は親衛隊とテレビ局、そしてずっと決めかねていた神坂のは暴力団玉梓組になりました。物見はこれからも登場します。
次回は神坂の能力名の発表とドクターサイドを少々お見せします




