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お前らだけ超能力者なんてズルい  作者: 圧倒的暇人
第3章 神坂雪兎
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第36話 悪ガキ共④

「ここでいいか」

 辺りを見渡して月城は言う。

「まだ昼だってのに随分と暗いなここは」

 ここは建物と建物の間の謂わば路地裏。

 光が通っておらず真っ暗というほどではないがいかんせん一歩出れば快晴なのでコントラストの差が激しい。


「1つ聞いていいか」

「何だ?」

「俺を偽物と思っているようだがそれはまぁ問題じゃない。何で俺に仕掛けようとしたんだ?最初から俺と喧嘩するつもりで声をかけたんだろ?」

「あー、そういえば言ってなかったな」


 そうして月城は臼木との出来事を話した。

 もちろん臼木の過去の話はしていない。

 臼木が自分より強い奴を探していること。臼木ほどではないが都内でも上位に位置する自分が破れる相手だったら戦う相手として相応しいから自分が戦っていること。そして神坂を選んだ理由を神坂に伝えた。

「あの臼木より強いやつなんているのか?それこそボクサーだとか裏の人とかじゃねーの?」

「俺も臼木にはそう言ったが案外近くにいるかもしれないって言うから区内で探してんだよ」

 全く面倒な話だ。それこそ中学生のボクシングジムにでも行けばいいものを。やっぱコイツら馬鹿だなーっと神坂は内心見下していた。だがボクサーは私闘をしないとかなんとか聞いたことがあるからゲリラ戦は間違ってもないのか。


「じゃあやるか。言っとくがわざと負けるなんてのはなしだからな。そんなことしたらお前の服をひん剥いて裸の写真をネットに拡散するからな」

「地味にキツイ罰だな。受けるのはいいが勝った場合の褒美が欲しいな。アンタは勝っても負けても利があるが俺には何の得もない。アンフェアな勝負は受けたくないね」

「アンフェア?あー、不平等か。つってもこっちはなんも用意できねーぞ。金か?」

 金…はあんまりいらないかな〜。

 物欲がもともとないしそんな手段で得たお金を使うのは何だが人間としての尊厳を失ってしまうようで気がひける。


「あー、じゃあこうしよう。お前、俺の下につけ」

「はぁ?舎弟ってことか?」

「だって別に金は欲しくないし、勝負に勝って逆恨みされるのも嫌だし。負けるのもそれはそれで屈辱でしかない。まぁ舎弟の方が意味として正しいか。舎弟になったら逆恨みなんて感情は抱かなくなるだろ?ちゃんとお前に勝ったら臼木とも戦うよ。それとも何か?負けるのが怖いんですかぁ?」

 唐突の煽りに月城の顔の筋がピキリと蠢く。

「はっ、どうやら勝つ気でいるみてーだな。じゃあ手加減はしてこないな。いいだろう。正々堂々と戦おうぜ!その条件、乗った!」

「交渉成立だな。じゃあやろうか」


 月城は臼木より強い男を見つけるため。神坂は自身の能力の確認と舎弟を手に入れて遊ぶため。

 2人の戦いの幕が上がる。


 ♢♢♢


 が、結末は思いの外あっさりとしたものであり…


「もういいだろ、立てないのがお前。立ってるのが俺。これで決着だな」

 月城は倒れこみ、神坂は普通に立っている。

「…………」

 無視か…

「返事ぐらいしてくれよ。寂しいじゃねーかよぉ」

 そう言うとようやく口を開いた。


「……お前めっちゃ強いじゃあん」

「ただの中学生とは言ったが喧嘩が弱いとは言ってないぞ」

「俺これでも臼木と割といい戦い出来てたんだぞ。なのに」

「気にすんなよ。多分お前は臼木の次に強いんだと思うよ。お前と臼木で来られたら俺は負けるだろうな。俺はタイマン性能が高いんだよ」

「くそっ、うまく動けねぇ」

「無理しすぎたな。鍛錬が足りないんじゃないのか?」


 月城は疲労で体を上手く動かせないでいた。

 息も上がっている。足も腕もピクピクしている。


「まさか俺のパンチや蹴りを受けても立ってるなんてお前相当打たれ強いな」

「お互い様だ。お前がそうなってるのはガス欠だろ?なら腕前はさほど差がないってことじゃん」

「差がないのがおかしいんだけどなぁ」

 ハハハと乾いた笑いが出てしまう。

「喉乾いたろ。なんか買ってきてやるよ。何がいい」

「…じゃあ、コケコーラ」

「コケコーラね。分かった。すぐ戻るから呼吸を整えて待ってろよな」

 神坂は路地裏から出て自販機を目指す。

 ここに来る途中に自販機を見つけていたので買うのにかかった時間は3分ほどだ。


 月城は神坂を待っている間に今し方行った喧嘩を振り返る。

(最初は明らかにこっちが優勢だったはずだ。奴の動きは素人同然だ。あのなりで喧嘩したことないってマジかよ。何でTHE不良の格好で因縁を付けられないんだよ。ずっと逃げてたのか?だが身体能力は下の中くらいのアイツが逃げ切れるはずがない。あいつ、何か秘密兵器みたいなのを持ってるみてぇだな。後半に行くに連れて俺の動きがどんどん悪くなっていった。体は痛み出すし呼吸は荒いし、手を抜いてたのに臼木と全力でやった時よりも消耗が激しかった。くそっ、鋭いパンチで昏倒して負けたならまだ納得できるが息切れと疲労で向こうに軍配が上がるって、なんて情けない負け方だ。臼木と戦ってもいいって言ってたが…、まさか本当にあいつが臼木に勝っちまうのかあ!?それはそれで見てみたいな。っと、まずはあいつの言う通り体調を整えよう)


 月城は深呼吸を繰り返して呼吸を整え、上半身を起こして体の箇所を揉んだ。

(肉離れ…じゃないな。そもそもどういうのを指すのか分かんねーけど。まだ立ち上がれそうにないな。体が重い。けど貧血じゃない。痛みがあるから筋肉痛の方が合ってるか)


「おっ、起き上がったか」

 神坂が戻ってきた。手にはジュースが2本ある。1つは月城の注文通りコケコーラでもう片方は四ツ矢サイダーだ。

「俺も炭酸にしてみたわ。いやー、運動のあとの炭酸は体に染みるよな〜。ほらっ、コケコーラ」

 神坂は動けない月城にコケコーラを手渡す。

「すまん」

 受け取った月城は一瞬、ほんの一瞬このコーラがシェイクされている可能性を疑ったが何となく、何となく目の前の男がそんなことをしないような気がしたので躊躇うことなくキャップを開けた。

 プシュっと開けた時特有の音が鳴ったがそこから泡が吹き出すことはなかった。

 安心した月城はそのまま一口飲む。


 ナルホド美味い。今までで飲んだコーラの中でも格別に美味い。最高に疲労して飲んだらこんなに美味くなるのかと驚嘆する。

 神坂もサイダーの飲んで某魚さん一家の旦那さんみたいなリアクションを取ってゴクゴクと飲んでいる。


「ンビャア〜。美味いな〜、また一段と美味く感じる。なあそうだろ?」

 神坂の無邪気にはしゃぐ様子に思わず月城は笑ってしまう。

 白髪で、強い自分を地面に伏せさせるほどの男がサイダー1つに笑顔を浮かべているのがひどくギャップを感じた。萌え要素は感じなかったが親しみは覚えた。


「お前、ホントに『幌谷の白ウサギ』なのか?」

「だから最初から言ってんだろ!何でわざわざ嘘を付くんだよ」

 プリプリと怒っているがサイダーを口に含めるのをやめる様子はない。

「白髪、優等生、喧嘩が強い。どこのなろうだよw」

「別に好きでこうなったわけじゃない。俺にも色々あんだよ」


 神坂は余程気分が良いのか。自分の昔話を会ってまだ1時間も経ってない男に喋っていた。




 一通り聞いた月城は神坂に対して『カッコイイ』という感情を抱いていた。実力を示して大人を出し抜いている様子が自分にはとても出来ないことだったからだ。


(俺が勉強して学年トップを取って学校公認になる、か…。俺には無理だ。どれほどの努力が必要なんだ。すぐに投げて先公に反発するくそガキに元通りだろう。3日坊主って言葉があるが3日もいらん。2日目でもうやめてるはずだな)

 そして月城はこうも思った。思わず口に出てしまった。

「お前も抱えてるんだな…」

 ボソッと出した言葉だったが2人以外に人はおらず閑静な場所だったので神坂にも聞こえてしまった。

「『も』ってなんだ?俺以外にもいんのか?」

 そう言われて自分が口に出していたことに気付いた。月城は慌てて『何でもない』と誤魔化した。

 神坂も首を傾げてサイダーを飲み続ける。


(強い奴は強い奴なりに抱えてるもんがあるんだな。それがあったから強くなったのか。臼木の場合は歪んだ理由だが白ウサギのは自分を通すためにやってきたんだ。心が強い。俺以上に心が強い。そして身体も強い。もう一回準備を整えてやっても俺が負けるなこりゃ)

 月城は再戦しようとしたが実力差を考えて諦める。



「おい」

 当然神坂が声を上げる。

「何だ?」

「臼木とセッティングさせるんだろ?学校に乗り込まれても困るから場所を指定しろ」

「あぁ、問題行動云々の奴か。いいぞ。ケータイ持ってるか。連絡先を交換しようぜ」

「分かった。あとお前はもう舎弟なんだからな。そこんところは理解しとけよ」

 そうだった。俺白ウサギに負けたから舎弟になったんだった。

「分かってる……分かってますよ」

 口調を敬語に直した月城。2人は連絡先を交換して別れた。


 ♢♢♢


「臼木ーーー!」

 枝野中学校の1年校舎

 またお馴染みの光景が繰り広げられた。と言っても臼木と連絡先を交換してからはケータイで戦う予定を決めていたので他の者達からしたらこれは1ヶ月ぶりの光景だった。

「月城、スマホを忘れたのか?もうすぐテストだぞ。勉強してるのか?」

 臼木の机には教科書とノートが置かれていた。

 期末テストの範囲は既に掲示されていたので復習でもしているのだろう。勉強を行なっている理由は大方察せられる。


「テス勉は…、いいんだよ。そんなことよりも。いたぞ」

「いた?何がだ」

「前言ってたろ?俺が負けたやつを紹介しろって。昨日北千住で見つけた奴に負けたんだよ俺」

「…の割にはあんまり悔しそうじゃないな。誰なんだ?」

「それが聞いて驚くなよ。幌谷の白ウサギだ」

「幌谷って区内の幌谷中か。白ウサギ?なんだそのフワフワした名前は?」

 臼木は知らないようだが月城は大きな声で言ったものだから臼木のクラス全体に響いてしまった。

 ザワザワとクラスがどよめく。

 その雰囲気を感じた臼木。

「何だ。そいつ有名なのか?」

涼祢(りょうねい)君知らないの?超有名だよ。幌谷の白ウサギ。幌谷中の1年で白髪で成績は学年1位。顔も中性的でかっこよくて可愛いんだって〜」

 近くにいた取り巻きの女が説明する。

「月城、あんたあの白ウサギに会ったの!どうだったのよ彼」

「どうって、普通の俺らと同じ男子だったぞ」

「てかホントにそれ白ウサギなの?あんたも相当強いって臼木君言ってるしそれは本当なんだろうけど、優等生が勝つってありえなくない?嘘付いてんじゃないのそいつ?」

「そうだぞ。お前が戦ったのは昨日なんだろ。だが今日のお前は目立った外傷がない。不意打ちでやられたのか?」

「違う違う。正面からやり合って負けたんだよ。まぁこっちは完敗だったけどな」

 月城は実力が拮抗していたこと。ガス欠で動けなくなり向こうはピンピンしていたことを話した。


「そいつ、何者だ?お前と同格ってことは俺にもほぼ近いぞ。そんなにガタイがいいのか?」

「いや、喧嘩も素人だったし体格は文化部みたいに細かったぞ」

「お前の負ける要素が見当たらないんだが?」

「だからお前と戦わせたいんだよ。直接戦ったらあいつの正体が分かるかもしれないぞ」

「んじゃ、会いに行くか。幌谷中ならそんなに遠くもないだろ」

 臼木は立ち上がり外へと向かう。勉強のことはもう頭にはないらしい。

「待て待て待て、白ウサギが面倒ごとは起こしたくないから事前に場所と日時を決めようってさ。連絡先はもらったからさ」

「月城!白ウサギのRINE知ってんの!ちょっと教えなさいよ」

 取り巻きの女が月城のスマホに手を伸ばす。

「やめろ馬鹿、これは男と男の問題だ。引っ込んでろ。第一そんなことしたらあいつに俺がドヤされる」

「本人の許可なく連絡先を知ろうとするのは失礼だ。月城、明日の17時に土岐橋下の土手に来てくれと伝えてくれるか」

「分かった」

 月城はポチポチとスマホを操作する。


「分かってると思うが一目見たいからって付いてくるんじゃないぞ。やったら絶交だからな」

 後ろに待機していた取り巻き達に冷静な口調で告げる。

 取り巻き達もガチだと気付いて食い下がることなく首を縦に振った。

「送ったぞ」

「分かった。返事来たら俺のスマホに連絡しろ。もうすぐ授業が始まるからもう戻れ。またグチグチ言われるぞ」

「げぇ!それは勘弁。じゃあなー」

 先生が来る前にピューっと去っていく。


(月城が負けを認めるほどの男か。面白い)

 月城以外でワクワクした戦いをしていない臼木には神坂との試合は待ち遠しかった。笑みが抑えられていない。

(早く明日になれ!)


 ♢♢♢


「17時に土手か…」

 丁度神坂も学校にいた。今日はテストの返却日だからだ。


「よぉ、神坂。どうしたんだよ苦い顔しながらスマホを見つめて」

 同じクラスの男子、安藤清太はスマホを覗き込む。

「果たし状か?」

「まぁそんなところだ。巻き込まれだから不問扱いだ」

「いいなぁ、お前のその自由特権。テストで上位を取れないから諦めてるけど同じく上位の連中は何も言ってないのか?」

「聞いたことあるけどそんな事をしたら点数落とすから無理だってさ。あと警察の補導が怖いから誰もしようとはしないらしい。だから俺ぐらいだな」

「お前のその避けテクを是非ともラグビーに活かしてもらいたいね」

 彼は校外のラグビークラブに所属している。


「こんな細身の男なんて役に立たんぞ。タックルで飛んだ距離でHポールを超えられて3点貰えそうだ」

「あっはっはっは、以外にルール知ってんのな。それで、その細身の男さんは誰とやるんだ?」

「臼木涼祢だよ」

「臼木涼祢かーーー。…………、今なんて言った?」

「臼木涼祢だって」

「臼木?」

「臼木」

「涼祢?」

「涼祢」

「東京最強の学生の?」

「そうだよ」

「………」

 安藤は神坂の体全体をまじまじと見る。


「無茶だ」

「分からんぞ」

「無茶だ!!!」

 教室にいるクラスメイトがこちらを見る。


「ちょっと安藤君どうしたの?雪兎君も」

 クラスの不穏因子を嗅ぎつけて委員長の成瀬が来た。

「神坂が喧嘩するんだってよ」

「そりゃあ、まぁ、雪兎君は悪い子だし」

「誰が悪い子だ!」

 すかさずツッコむ。

「ただの喧嘩なら頑張れよーって俺も言うさ。けど相手はあの臼木涼祢なんだよ」

「臼木って高校生半殺しの臼木涼祢?枝野中の?」

「そうだよ。いやー、昨日ちょっと枝野の月城って奴と巻き込まれでやることになってさ」

「月城!?月城泰二か!」

「その人知らないな。有名なの?」

「臼木の次に枝野で強い奴だよ。噂じゃ2人は毎日のように戦い合って互いを磨きあってるらしい。神坂、月城とやったのか?怪我は?」

「大丈夫だよ。心配いらねーよ。明日だって臼木のご機嫌取りをするだけだよ」

「……」


 安藤は何も言わない、いや言えない。何て声をかけていいのかが分からない。

「終業式近いから入院はしちゃダメだよ」

 成瀬が忠告をする。

「固いな考え方が、まぁ義務付けられてるけど。もしかして教師達から俺の監視役を任されてたりするのか?」

「いやぁ、教師じゃなくてぇ…」

 成瀬は後ろをチラッと見る。

 いつかの3人がこちらを見ていた。


(言えないなぁ、ファンクラブの子達に雪兎君が悪い虫に憑かれてないか頼まれてるって。まぁそのおかげで雪兎君って呼ぶ事を許可されてるんだけど。みんなは委員長だから相手してるって思ってるかもしれないけど…、私だって雪兎君のこと好きなんだから。この特権を使ってあの子達を出し抜いてやる!)

 神坂と安藤は成瀬が後ろを向いたことに気付いていない。


「と、とにかく、怪我しないようにね」

「おい、委員長。止めてくれよ神坂を。委員長だろ!」

「雪兎君から吹っかけた喧嘩なら諌めるかもしれないけど巻き込まれは学校側も手助けしてくれるから心配いらないよ。臼木君がどんな人か分かんないけど華奢な雪兎君と戦おうとしてる時点で何か裏があるんだよ。なら無視するよりも付き合って相手を満足させればそれで十分よ。ほら、雪兎君、月城って人と喧嘩したらしいけどピンピンしてるじゃない!」

「んんーーー。まぁ、そうか。そうなのか?」

「大丈夫だって。学校に害を及ぼす相手じゃないってのは会って分かってるから。向こうの思惑も知ってるし。会って戦うだけで済む」

「ほら、本人が言ってるんだから。なら安藤君。代わりに臼木君と戦う?」

「よし、神坂っ。頑張れよ。お前ならきっといける」

「薄情な奴だなぁ。まぁなんとかなるよ。ほら、もうすぐ昼休みが終わるぞ。掃除の準備をしよう」

 ちなみに今回の期末テストも神坂は学年1位だった。

さぁ、3人の出会いももうすぐ終わるぞ。やっと時系列が2018年6月に戻ります

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