第113話 入門
神岐、竹満、設楽
3人はとある一室にいる。
友人である平原暁美が失踪した。
戸瀬奏音や平原家の関係者が全力で捜索している。
平原暁美は府中動乱の生き残り…
あの動乱で死亡したのは電車衝突事故の人間だけで隕石や『飴奴隷』による死亡者は知覧の『解体々々業者』でもれなく蘇生し、死にかけていた人は能登の『治癒活性』で治療された。
『超能力者』ではない一般人で無傷で生還したのは平原暁美と戸瀬奏音だけだ。
そしてその2人は牧村桃秀と会話している。さらに『超能力』のことを知ってしまった。
向こうからしたら自分のことを下手に喋られる前に始末しようとするだろう。
神岐義晴、comcomの関係者であれば俺へ強く出るカードとしては十分な効果を発揮する。
そしてドクター、俺の力を欲しているドクターもまた同じような手法で俺を手元に置こうとするだろう。
だからドクターに手を貸すことにした。
牧村達を確実に仕留めるため、ドクターの攻撃から周りの人間を守るため。
ドクターに与することで牧村や羽原達とは明確に敵対関係になる。
「あぁ、それは、暁美をドクターのところに運ぶことだ」
「「……………」」
ずっとベッドで寝かされている女性。
先程神岐に電話でヘルプコールが来た。平原暁美がいなくなったと。
そしてその平原暁美は神岐達の部屋で眠っていた。
今神岐達がいる場所は戸瀬奏音がいるホテルであった。
つまり平原暁美は連れ去られてなどおらず同ホテルの神岐の部屋にいるだけなのだ。
「戸瀬不動産令嬢の友達を拉致とは、のっけから良いジャブ入れるな義晴」
「…これは必要な行いなのですか?」
「救済のために人を殺してもいいみたいな言い方をするな、設楽君。ちょっと怖い」
「俺らが救済されるわけではないな。これは暁美の身を守るために必要なことだ」
「…これがか。ちょっと待て行動だけ見るとオークになってるぞ。まず目的を知りたい。それを聞けばこの行いも必要悪だと割り切れる」
「竹満さん、今は一刻の猶予もないんです。comcom様がやれと言われたのですからやるんです」
神岐に染まっていないあくまで対等の竹満と神岐に染まっていて従順な設楽はどうやら物の考え方が異なるようだ。神岐としてもこの2人の対立はよろしくない。設楽はあくまで手が足りないから加えているだけで、竹満の方は幼馴染としても思想以外の理解者としても欠かすことは出来ない存在だ。
設楽の言い分も分かるが今は時間は追い詰められていない。むしろ全員の認識を合わせておいた方が良い。
「まあ待て設楽、竹満の言い分も尤もだ。背景から説明する。いいか?(納得しろ)」
「……はい、分かりました!」
(今、使ったな。変な硬直があった。昔のアレもやっぱりそうか…)
竹満は神岐が初めて『認識誘導』を使用した現場に居合わせている。あの時と同じような違和感があった。『認識誘導』に掛かっていなく何度も『認識誘導』を見た人間にしか分からない微細な空気。現時点では竹満しか感知できない。
自分に使われた野球動画の時には感じなかったから対象者になると感知は出来ないようだ。
(逆に言えば使われていないことが分かる信頼の証…、使われてたら何も分からないからというある種のワンタイムパスワードだが…)
それでも前のめりの設楽を抑えただけでも十分だ。
これで話を聞くことが出来る。
♢♢♢
6時間後
「皆さん、荷造りが終わりました。移動しますよ」
染節裕太が懲罰部屋にいる5人に告げた。
「「「「「……………」」」」」
正座のままではあるが体がグニャグニャしている。
どうにか苦痛を体を捩って耐え凌いでいたみたいだが筋肉痛にでもなったのか捻れた状態のままキープされていた。
「…ホントに6時間、トータル9時間は辛いわね。一度きりの人生の9時間を正座するだけに奪われるなんて、懲役刑は恐ろしいわね」
羽原のの
「………脇腹が痛い」
九重那由多
「…ヤバい。半分くらい寝てたわ」
舟木真澄
「よく正座のまま寝れますね」
久留間紗穂
「………許さない業君」
能登八散
「業君は関係ない…いや、私達の記憶が消されただけでもしかしたら府中にいたかもしれないけど」
「あのー、皆さん立てますか?」
「無理」
「無理」
「無理」
「無理」
「無理」
未だに姿勢を崩そうとしない5名。いや、崩せないが正しいか。
「那由多ー、あんたの『心地良い刺激』で動かせないのー?」
「…無理ですよ。機械は操作出来ても人間は対象外。つくづく線引きがしっかりしてますよね。誰かが『超能力』1つ1つを定義してるみたいです」
「生物非生物もだし人間とそれ以外の生物でも線引きがあるからね。私の『一時の邂逅』は人間にしか使えないしー」
「……じゃあどうすんの?私達どこに引っ越すかも知らないわよ」
「次の行き先は迷子センターですね」
「紗穂ちゃん、何を呑気な」
「というか『飴奴隷』を運ぶなら私は行き先を知ってないといけないんじゃないですか?」
久留間紗穂
能力名 『日帰り旅行』
指定した空間内の物体を移動させる能力
能力を解除すれば元の場所に戻って行く
「なら私の『治癒活性』も引越しで傷付いた体を癒すことが出来るわ」
能登八散
能力名 『治癒活性』
緑色の波動で細胞活動を活性化させて肉体を治療することが出来る
神原奈津緒の切断された足を接合できるほどの力を持っているが、欠損は直せない
「ちょっと、なんか売り込み対決になってない?それなら私の飴玉なら疲労なんて感じなくなるわ」
舟木真澄
能力名 『甘魅了』
中毒性の高い飴玉を生み出す
一度食べれば禁断症状で飴玉なしでは生きられなくなる
「あんたのは疲労はおろか全てを失うわよ。私と一緒に作業すれば1人で作業したと勘違いして実質の疲労は半減扱いよ。達成感は2倍ね」
羽原のの
能力名 『一時の邂逅』
相手の記憶から自身の痕跡を消すことが出来る
直接相手の頭に触れば認識していた間の記憶を全て消すことが出来る
「それはただの錯覚ですし私達では発動条件を満たさないじゃないですか……。―――私ならマッサージチェアの充電くらいは出来ますよ」
九重那由多
能力名 『心地良い刺激』
微弱な電気を生み出し機械を操作することが出来る
生物にはスタンガン程度でしか使えないが、道具を介せばその限りではない
「えぇと…」
ずずっと迫る。いや、迫っているように気迫で迫る5人。動けないのだから圧しか飛ばせない。
「動けないと思って台車を用意してます」
「やるじゃん」
「ただそんなに大きくはないので1人ずつしか運搬できません」
「使えな!死ね」
「ひどい…。てなわけで、自己アピールの結果順で運びますね。九重さんと羽原さんは証拠隠滅があるので自動的に後ろです」
「えぇーー」
「…まぁ仕方ないか貸し1だからね」
元々2人はそういう役目を任されているので納得せざるを得なかった。不満はあるが…
「いや借りてないですよ。というわけで能登さんからです」
「よし、てことは怪我人がいるのね」
「荷造りの諸々で引っ掻いたりとかの軽傷ですけどね」
ゴロゴロゴロと台車を能登の元まで運んでいく。
「乗れますか?」
「………」
未だ足を崩せない能登。しかし上半身は動かせる。となると、あれしかないだろう。
ズズッ
ズズッ
「……」
これしかないが、年上の女性のみっともない姿を見るのは、心が辛い。
昨日の不破千羽のビキニ姿とは別の意味で見ていられない。
「……これ、笑えないわね。私達もするわけだから」
「…そういう点では私とののさんは後ろで良かったのかも。少しずつ痺れを解消していけば良いわけですし」
「……ぐぐぐ」
「野郎にこれ見られるのが1番の罰ゲームね」
次に運ばれるのは久留間か舟木だ。
染節が能登をデリバリーして戻って来るまでの間に、自分の足で立てることを証明しなければならない。
証明出来なければあの匍匐前進にもなっていないテケテケのような姿を晒す事になる。
この手のことは舟木真澄には結構効果的だ。
能力の性質上、征服欲で日々を満たしている舟木にとって支配されるような格好を見せるのはこの上ない屈辱になる。
久留間も舟木ほどではないが、『飴奴隷』の移送で人間未満を見る機会は多いのでそいつらと同列と思われるのは我慢ならなかった。
「はいゴール」
能登がのっそのっそと進んでようやく台車の上に座ることが出来た。
「はい、それじゃあ運びますね。次は久留間さんです。準備しといてください」
ゴロゴロゴロと染節は台車を推し進めて部屋を出て行った。
「那由多、私達も立てるようにはしようか」
「そうですね。1人で動けず部屋に残されるのは寂しいので」
「紗穂、あんた頑張んなさいよ」
「真澄さん、まだ無理です。もう立たずにチーズ転がし祭りした方が良くないですか?」
「嫌よ、台車より無様だわ。ほら、お互いの体を支え合えば行けるでしょ。二人三脚なら片足が動けば歩けるわ」
久留間と舟木が踏ん張りのきかない足を動かすためにお互いの体を寄せ合う。
互いが壁代わりとなって立ち上がろうと試みた。
「……ののさん」
「………あれが百合ってやつね」
2人の様子は女同士の絡み合い。愛はないが体を寄せ合っている姿はおしくらまんじゅうとは形容出来ない様相だった。
「私達も百合百合しますか?」
「…レズプレイはごめんよ」
「マイルドにしたのに、なんで言っちゃうかなぁ。染節君に見られる前に立たないと絶対誤解しますよね」
男の目がなくなった途端盛ると思われるのは九重にとっては芋虫状態より恥ずかしい。
ののは芋虫も百合も染節に見られたところでどうでも良い事だが、嫌がって抵抗している3人がちょっとだけ滑稽に見えていた。
(トラウマって事なのかしらね?記憶飛ばされまくったせいで希釈されたのかしら?)
♢♢♢
「拉致の目的もだが、そのドクターって人のところに連れて行くのは何でだ?」
彼女を外敵から守るのなら義晴が守れば良い。
自分や設楽だって護衛の役目は果たせるはずだ。
義晴の『認識誘導』で強化をすれば十分に戦える。
「彼女には自衛の力を身に付けてもらいたいからだ」
「自衛……、おい、まさかさっき言ってた『超常の扉』ってやつを彼女に使うつもりなのか?」
「あぁ」
「正気か?いや、自衛って理由は分かる。それならさっき電話してた戸瀬不動産の令嬢もその『超能力者』にするべきなんじゃないのか?」
「残念な事に残弾が4つしかないらしい。神原、白ウサギ側、そして俺で3つだ。残り1つはもしもの時用に残す運用だ」
「俺や戸瀬さんじゃないのは、1番人質に取られそうだからか」
「あぁ、敵の1人牧村は暁美と行動していた。真っ先に狙われるのは暁美だな。というか暁美が俺に惚れてることも縛る要因に思ってるはずだ」
「……彼女、お前に惚れてるのか。というかそれを知ってるんだな」
竹満から見て神岐は結構鈍感なところがあるので気付いていることが意外だった。
「ただの友達のために府中動乱の中残るかよ…。そのせいでこの事態になってんだ。自業自得だが俺が『超能力者』なせいもあるし自衛手段を与えるくらいはしないとな」
「………」
(『超能力者』になりたいかと言われると素直には頷けないな。義晴の倫理観を見てると、普通の人間でいたいと思う。仮になったとしても仰々しいもんじゃないことが望ましいな)
「オーケー納得。だが人1人を運ぶのか?今外でその子を血眼に探してるんだよな?」
「あぁ、奴らの大まかな場所は既に聞いているが、このホテルを出るまでが1番の難所だな」
「…はぁ、最初の仕事が誘拐幇助とはな。んで、『認識誘導』で無双ゲー、って訳でもないんだろう?」
ただの無双なら竹満達を呼ぶ必要がないし、仮に荷物持ちであればここまで丁寧に説明する必要もない。
「その通り、『認識誘導』で竹満と設楽を強化しても俺がいなかったらバフは時間経過でなくなる。お前らには『認識誘導』なしでも戦えるようにならなくてはならん。だから試練だ。暁美をホテルから連れ出せ」
「………そういう事ね。設楽君、やるぞ」
「……はい!」
設楽は『認識誘導』で話の腰を折らないようにされていた。もう話は終わったので設楽にも動いてもらう。
「スーツケースくらいはあるんだろ?」
「良い質問ですね。用意してるぞ」
「どこの池上さんだ。これなきゃ話にならんからな」
スーツケースに人を詰め込む。ここはホテルだ。観光客も数多くおり、スーツケースを持っていることは何も不思議な事ではない。
まずは観光客を装って正面から抜ける。
(けど、戸瀬不動産側がどこまでやってるかだな。保安検査よろしくで客の荷物一つ一つをチェックしてるとは思えない。けどスーツケースは必ずチェックされるだろう)
向こうもスーツケースによる運搬を想定はしているはずだ。竹満は如何にスーツケースの中身を見られないようにするか思考を巡らせていた。
(連れ出せ…か。ホテルの敷地を出るには車を使えば1番楽だが、ホテルから出ようとするところをまず見られるだろう。1番近い駅へは地下道で繋がっているからそこまで運べば良いがそれも難しいか。時間を掛ければ掛けるだけ捜索範囲が広がりそうだが、逆にまだホテル内部に隠されていると勘繰られ総当たりされるかもしれない。戸瀬不動産は資産もぶっちぎりにある。comcom様が捜索願を出さないように言ったが、それが自力で突き止める起爆剤になっているかもしれない。強引にスーツケースをあらためられることも視野に入れないとな)
設楽はその先、見られたとしても掻い潜る方向で考え始めた。
(竹満設楽を『超能力者』には出来ない。暁美よりも荒療治だが、こうでもしないとこの先戦えない。設楽は問題ないとは思うが竹満が戦えるようにならないと俺が困る。自分で考える力を見つけてもらえれば俺のバフがあってもなくても充分に力を発揮できるはずだ)
自衛のための鍛え上げは始まったばかりだ。
ここから人材を育てなくてはならない。
そして、育てること、主に体作りに関して『認識誘導』は適している。
考え抜いて切り開く力、そして考え抜いて追い詰める力もまたこの場で育てることが出来そうだ。
♢♢♢
都内某所
鬼束市丸は昨日の怪我の治療のために待機となった。
丹愛、実録、零、ドクターは各々に任された仕事を果たすために出払っていた。
「……この感じ、あの時を思い出すな」
また掃除でもしようかと思ったが体は動かせないし手元に単色の物はなさそうだ。
「……人を、殺した」
神岐から渡された刃物、それで雪走という『超能力者』の背中を突き刺した。
あの刺突で死んだのか。その後の隕石で死んだのかは分からない。他殺か事故死かはこの際関係ない。
人を刺したあの感触。肉を切り開く音、出血、体から生気が失われていく様。
設楽とかいう奴に連れられている間はどの道を通ったのかをよく覚えていない。
必要な事だったが、いざ殺人をするとなると、事の大きさが後からのし上がってくる。
(1人でこれか…いずれこれに慣れるようになるのが信じられないな)
これなら『認識誘導』で操られて殺した方がマシだったのかもしれない。
(時雨ちゃんは神原のところにいるらしい。神原の『超能力』で時雨ちゃんを守れるのか心配だ。神原の恋人を拉致した怒りの矛先が時雨ちゃんに向かうかも)
時雨の矯正にドクターは神原を選択した。
神岐は元凶なので除外として神坂ではなく神原を選んだ。昨日の連中が神原を狙っているからだ。
「時雨ちゃんの強化イベント、俺らの強化イベントは…昨日のか?強化されたとは思えないがな」
「そんなことはないと思う」
市丸の後ろからの声。
「ドクター!」
「俺もいるよ市丸兄」
ドクターの後ろからひょこっと丹愛が顔を出した。
「丹愛も!ということは……」
「あぁ、この中に伊武祥菜が入っている」
ドクターが見せたのはテニスボールくらいの大きさの球体だった。
どういう原理なのか分からないがあのテニスボールサイズに人間が1人収納されているらしい。
ドクターが圧縮の技術を持っていることは知っているが、まさか人間を圧縮できるとは思わなかった。
そこら辺について詳しく聞きたかったが市丸がそれよりも気になったのはボールを見せたドクターの手に血が垂れていることだ。
「ドクター!その出血は!?」
「あぁ、麦島君にやられた」
出血したというのにドクターは笑っていた。
「麦島って…ドクターが『超能力者』にした神原の友達ですよね」
「そうだ、催眠ガスで意識を失う最後っ屁で私を攻撃したようだ。ふっ、どうやら彼の『超能力』によるものかな」
血は腕から垂れていた。麦島の攻撃で腕を怪我したようだ。
「『超能力』、ですか?」
「私も一瞬で見落としがあるかもしれないが、彼は何も持っていなかった。そして私の腕を掠めた物体はどこにもなかった。外から病室を見ていた丹愛も窓から何かが飛び出したりはしなかったとのことだ。つまりその武器は私を攻撃した後に消えた。武器を生み出す能力の可能性があるな。面白い」
神原へのサプライズは思いの外大きな成果を生み出したようだ。
「もう少し時間が欲しかったが血を残すわけにはいかなかったし催眠ガスが傷口から入った場合の諸々のリスクを考えてすぐに撤退せざるを得なかったな。奈津緒君がいなかったのは時雨君周りにいたからかな」
時雨へ送ったメッセージは既読になっていた。
神原はメッセージを見たのだろうか。
(病室にいなくて良かった。催眠ガスで眠っていただろうが何をしでかすか分からなかった。麦島君でさえあれなんだから最悪効かないなんてこともあったかもしれない…)
『超能力』は必ず能力者に恩恵を与える。ただ制約を課すだけの能力にはならない。だがその制約で得られる力が何なのかが分からない。
ただの肉体強化であっても人間を超越した強化になれば危険度は跳ね上がる。
(だが奈津緒君の戦いぶりを見ると人間離れという風には見えなかった。人間の能力の範疇に収まっている。それが逆に不気味だ。だってそれは奈津緒君はまだ能力の真価を発揮していないということになる)
ガチャ
「あっ、ドクター。既に戻られていたんですね」
鬼束零と鬼束実録も帰って来た。
「首尾は?」
「こちらに」
零がドクターに球体を渡す。それはドクターが持っていた物と同じ物だった。
「この中に滝波夏帆がいるのか…」
ホームレス生活から脱した彼らは今までの抑圧された生活の反動で日常生活を謳歌していた。
スマホは零しか持っていなかったので専ら市丸達の娯楽はテレビであった。それはバラエティー、ドラマに限らずアニメもこの半年でよく見ていた。
だから滝波夏帆のことも知っている。
最初神坂の姉が滝波夏帆であると知った時はひどく驚いたものだ。
「私も零君も完了か。なら後は義晴君待ちだな」
羽原サイド終了
身を守る力が必要と考える神岐が知り合いの自衛力強化に乗り出しました
竹満、平原、戸瀬、設楽
平原には超能力を、他3人には戦える力を
そのための強化イベントです
神岐はドクターと接触していないので伊武や神坂姉が収納されている人間圧縮ボールを持っていません
なので自力で人間1人を連れ出す必要があります
平原を見つからずに連れ出す竹満&設楽vs平原を助け出そうとする戸瀬&戸瀬不動産
高級ホテルを舞台に両者がぶつかり合います




