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没小説 未定 妄想少女みたいな感じ

作者: ノズル

アニメや小説は、主人公がモテモテのハーレムパラダイスをよく見る。

小学生の頃、大きくなったらモテ期が絶対に来ると思っていた。


数年後...

高校生になったあの日が懐かしく感じる。

高校一年から、モテ期が来るだろうと思っていたが何も来なく、そこからずるずると・・・・

高校2年になってしまった。

高校1年の時にしゃべった異性の数はと言うと2人・・・・

文化祭の時に服のサイズを聞かれた時と、気が強そうなギャルに邪魔と言われたときくらいしかない。

こんなの2年になったら変わるだろうと思っていたが2学期に入っても異性と話さねぇ・・・・

その時に思ったね。 モテ期なんてものはこの世界にないということが・・・


気づいた時俺は、学校を辞めていた。


家に帰り自分の部屋にこもった。あいにく親は2人とも出稼ぎに出ている。というか、帰ってこない。

自分でいうのもあれなのだが、うちは裕福な家だと思う。 

両親共に超大手企業のお偉いさんをしておりお金に困ったことなど一度もない。


学校をやめても当分はばれないだろう。


「どうでもいいや・・・・ 寝よ・・・」

カーテンをしめ部屋の電気を暗くする

布団をかぶり目をつぶる 疲れていたせいかすぐに何も考えられなくなった。

                ・

                ・ 

                ・

....何か聞こえる

ここは、夢の中なのだろうか?

そこには、真っ暗闇の虚無空間があった。

広いのか狭いのかわからないその部屋にポツンと、 一人の女性が立っていた。

「貴方...誰?」

女性は、近づいてきた。

「お、お前こそ誰だ?」

女性は、まだ近づいてくる。

特徴は、長い黒い髪にクール気質な目・この辺りでは見たことのない制服・スパッツを履いていて・胸は大きくはないが小さくもない丁度良い感じだ。


この女性は、俺の好みが完全に現実化した様な女性だった。

「貴方が......わた.を......」

ノイズのような音と一緒に目が覚めた。

目が覚めたとき、身体に温かい物が当たっていた。 ☜言い回しを変える

「なんだこれ?」

妙に暖かい。というか肌のような触り心地だ。

布団の中にいるそれを覗くと顔が出てきた。

「はぁ?」

布団をめくるときれいな顔をした女性がいた。慌てて布団を戻すといったん思考が止まった

待てよ…? 俺はあの女性を家に入れたのか?


そんなわけがない!そんな家に入れる能力があったのならば学校でボッチなどしていなかった。

「うん・・・これ夢だわ・・・」

現実逃避をして寝ようと思ったが、一応布団をめくるとキレイな目がこちらを見つめていた。

「うぼぉぉぁぁぁぁぁ!?」

布団から飛び出てしまった。

口をパクパクしていると女性が口を開いた

「随分と驚くのね」

とても凛とした声に、ときめいた

「え~っとー君は・・誰かな?」

女性は驚いた顔をして、こちらを見つめる

「そう・・覚えていないのね」

女性は悲しげにこちらを見る

どうしたんだ? 急に悲しげな顔になったぞ。

「おい・・大丈夫か?」

「ええ、大丈夫よ。少し気分が悪くなっただけ」

でもどうしたんだろう。この娘 俺が今まで見てきた女の子の中で一番かわいいぞ。

さっきまで気が付かなかったけど、この子、俺の好みのドストライクじゃん!

「お姉さん!なんでそんなに元気がないんだい?」

「ハァ?あんた急に何言いだしてんの?」

冷たい言葉が刺さった。 なぜだ、俺はこの空気を変えようと思ったのに・・・・

「でもこの罵り方、悔しいけど感じちゃう!(ビクンビクン」

声に出していってしまった。

「キモッ」

ああ・・・良い♡

そういえば昔、自分の理想を絵とかに描いたことがある。

オリキャラなのだが、そんな大層なものではない。

 昔からアニメや、小説を見ているものならわかるだろうが、オリキャラみたいな、うっすらと理想的な女の娘を想像とかする。

「それで?あんたは、私がだれかわかってるの?」

「ッは!? すまん ボーっとしていた」

女性が自分の好みが現実に現れたので、くだらない妄想をしていた

 いや・・・待てよ・・? 自分の好みの女性がベッドで一緒に寝ているなんて確率0だ

何かおかしい・・・アニメのような小説のような展開に似ている。

バシン!

女性に叩かれた・・・


「あなたは私の話を聞いているの?」

「すいません・・・・考え事をしていて・・・」

「よろしい! では、私の質問に答えなさい」

女性の強気な態度に、とても興奮を覚える

「貴方は私のことを知っているの?」

何をたわけたことを・・・確かに好みの女の子だが名前までは知らない

「知らないです」









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