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靴下

作者: サンダル

心を躍らす、とまではいかないがやはり楽しみではあった。

四月のよく晴れた日、坂に沿って植えられた桜並木を歩きながら、これから始まる新生活を頭に思い描いていた。環境が変わることで新しい出会い・・・人、もの、こと、何でもいい...何かあるだろうという期待があった。同時にいままでのようにまたうまくいかなかったらどうしようという不安もあった。しかし、周りを見渡しても暗い顔をしているものは誰一人いないように見えた。歩くたびに近づく灰色の建物の周りには黄色や赤色の花束が左右対称に飾られていた。建物の扉の前まで進むと看板があった。

  "ここで靴を履き替えてください。"

履き替える靴は持っていなかった。仕方なく靴を脱ぎ靴下のまま奥に進む。







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