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エイルガレラの報告書

ものすっごく短いのでもう1話投稿します。

エイルガレラの報告書兼依頼書


今回のギルド潰しの一件について、一応の終息が認められたため報告する。


まず、主犯が魔術師アルヴェムであったこと、アルヴェムが精神の半分ほどを乗っ取られていたことを報告する。


アルヴェムに掛かっていた呪い自体は彼の使用していたカラクリに掛けられていたらしく、エグザとの戦闘で崩壊したのと同時に消滅魔法が発動していた。そのため術式からアルヴェムを操作していた人物に探知をかけることはほぼ不可能だろうとガルバスタードより報告があった。やってみるとのことだが期待されぬよう気を付けられたし。


エグザは魔人とのハーフというだけで疑いの目を向ける輩が多かったためこのまま我々で保護することにした。行く当てもないし頼みの綱のベニマルが精神的に参っているのだからいいだろう?


ベニマルは上記の通り精神的に参っているためしばらく彼はギルドマスターとしての活動を休止するとのこと。回復するまでギルドマスターの業務はガルバスタードに一任するのがよかろうと思う。


光希についてだが、無斗の話によると竜紋の中でも特殊なものが刻まれているとのことで、下手に処分等すると付近の竜族が何を言いだすかわからないため謹慎処分程度にとどめておくことを勧めるとのこと。


紅月に所属するギルドメンバーの食い扶持についてはソラトワで取り扱うためこちらに回してほしい。


建築物等の被害については多少なりとも再建に協力しよう。


また、今回の騒動に巻き込まれた獣人の中に、白虎が混じっていた。彼への賠償等を求める。彼は責任をもって我々のギルドメンバーに迎え入れた。こちらを通してもらえると助かる。


最後に、


いい加減元老院を黙らせに向かおうと思っているんだ。下手のことは考えないことだね。


エイルガレラ


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