ドスケベ無自覚クズニートの脱法最強恋愛譚
この作品には作者の独自言語が含まれます。
太陽が昇ると同時に、高瀬s次郎は目を覚ます。彼は寝間着は来ていない、なぜならいつも汚すから。彼はパンツをはいてない、なぜならすべてガビガビだから!!
「ぬわ~、よく寝た~、いけねまた息子がビンビン〇ジャマイカ」
本作の主人公、高瀬s次郎は他人とちょっとだけ違うとこがあった。
勃起能力MAX
もっとも存在価値がない異能、勃起能力。長年多くの研究者たちがそのステータスの利用価値を見出そうとしたが、現代でもよく分かっておらず、このステータス数値が高いとスケベになったり鼻水が垂れていたり、最悪死に至ることが分かっている。実際に犯罪者の8割以上が勃起力100を超えている。
能力MAXとは全人口の0.001%未満の稀有な才能である。その珍しさ、異質さから彼らのことを”MAX”と人々は呼ぶ。代わりにその他の能力が低かったり突然勃起したり、という代償が存在するが、それを差し置いても非常にメリットがある体質だ。しかし、勃起力てめぇはダメだ。
布団の代わりにオナティッシュを体に巻いて寝ているs次郎、今日もその勃起能力を持て余していた。
「コンニチハ」
「こんにちはジュニア」
「チンポーーーーーーー」
どびゅうyぶうぶゆぶゆぶゆぶぶゆびゅ
彼は息子にジュニアと名付けおしゃべりしている、毎朝の日課なのだ
「よし、じゃんけん学校行って一発かましてくるか」
「ウン」
「俺より強いやつに会いに行く!」
とてもテンションの高いs次郎君、そう今日は高校の入学式(おそらく春頃)浮かれてしまうのも無理はない。しかし、どこに校舎があるのかわからないようだ。
「う~ん、高校っていったいどこにあるんだ?シャンハイあたりか?」
「ホンコン!」
ラーメンが大好きなs次郎はCHINEで頭がいっぱい。上海に歩いて行けると思っていたが地図をよく見るとつながってなく落ち込んだばかりだった。
「こうなったら、あれ使うか」
「ヤッタルカ」
そういうとおもむろに回転しだした、決してフィギュアスケートに目覚めたわけではない。遠心力でチンチンがおったつ!BUILD UP!!
「チンコダウジング!!」
ぎゅいいいいぃぃぃぃぃいいい===----ンンンンン
チンコダウジングとは探索系勃起能力の一つ、微妙なチンコの振動で目的物を探し当てる、勃起スキルの中でもまだ利用価値のある便利スキルだ。MAXのs次郎にかかればまさにGPSのそれなのだ
ドーーン
次の瞬間、s次郎の体は宙を舞い頭が天井に突き刺さってしまった。突き刺さった頭を軸にクルクルとプロペラ回転する姿はオシャレな部屋にあるシーリングファンだ。
これはチンコプターという浮遊系勃起能力なのだが、s次郎はその強大すぎる勃起能力ゆえに無自覚的に発動してしまうのだ。
「いてて、またやっちゃった、これじゃチンコシーリングファンになってしまうぜ」
「でも、学校の方角はわかったぞチンコがさしてる方向だ!」
「チンポーーー」
やっとのことで学校の方角が分かったs次郎、これからバラ色の学園生活が待っていると胸とチンコを躍らせていた。しかし、この学園の狂気の通学路をまだ彼は知らない。
~はじめての朝勃ち(完)~
なんとあの伝説の作品「オナニストサッカー」などの作者が送る。無自覚なろう系学園ラブコメ!!
下ネタとか程度の低い笑いは一切NG、「そんな小説書けるのか?」全く新しい新生s次郎を応援よろしく。