『死したる夢の幻影』・・・『詩の群れ』から
『死したる夢の幻影』・・・『詩の群れ』から
㈠
己のことを、知ってか知らずか、俺は惑いに死した様だよ、だろうだ。
だろうだ、それは、死したる夢の様だな、だろうだ。
だろう、何を以って、自己をパースペクティブに置き換えるか、だろう。
しかし、そんなお前は、我々と言う我々を逸脱出来まい、え?
㈡
だろ、逸脱なんて、まっぴら御免なんだよ、精神の、だろうだ。
だな、俺は、俺の力で、世界を乗り切って見せるんだよ。
そうか、縦横無尽に、生きると良いさ、だろうだ、我々も、だろうだ。
そうだろう、世界はまだ、幻影に包まれているからね、だろうだ。
㈢
つまりは、死したる夢の幻影ってことで、意識改革、自己実現、だろうだ。
だろうだろうだ、天井突き破って、天空にまで至り、意識撲滅、解離反省、だろうだろうだろうだ。