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神に育てられた男  作者: Neko_TT
修業編
6/6

悪神・・・ファル

さぁ、ついに戦いが始まるぞ!

「さて、早速行く…」

「まて、足音がする!」

足音…少し聞こえる…

「よぉ!我らは悪神≪ファル≫様の仲間だ!ルミと、ティナだ。貴様らがハッキングした痕跡が残っていてな。詳しく調べさせてもらったぞ。黒飛元と、裏切り者の松留進くん?」

容姿が可愛い…って、進のやつ、完全に見惚れてる…あいつもう使えないな。

「テレポート!」

「後ろに回っても無駄だぞ?」

こいつら…強い…!!

「我が能力、マルチボディーの前には通用せず…だな」

マルティボディー…複数体…部位が複数ある…後ろにも目があるのか!?

「それに我らは精鋭部隊、具現化ができるためお前ら二人が襲い掛かっても一人で勝てるだろうな?」

強い…強すぎる…

「お前らではまだ勝てない!!元、手を貸せ!テレポートで三人脱出する!」

そうするしかないか…

「逃がすつもりはないぞ!」

「急げ元!」

「テレポート!!」

ここは…

「どうやら元、お前はパワーアップしたようだな」

どういうことだ?

「お前は能力が強化され、時代をも転移できるようになったらしい」

ここで、進が気が付く。

「ん?ここは?さっきの美女はどこに…?」

さて、どうするか…

「おっと、お前らはこれから死ぬんだから、考える必要はないぞ?」

何でこいつらが…

「この子がブラックホールの能力でなぁ。聴覚がないからしゃべれないが、こいつがなかなか使える。場所も移動できるし、時代も移動できる優れものだ」

その能力…強すぎるだろ!?

「さぁ、ぞくぞくする戦いをしようじゃないか!」

「じゃあ、美女とはいえ、本気を出させてもらうぞ!」

進がようやく動き出したか。

「松留進。能力はグラビティー。…強いな(小声)だが、頭が悪いとの話が…」

「あぁ!?誰が馬鹿だって!?」

相手の挑発に乗るなよ。まぁでも、三人で戦うしか選択肢はないか。

「よし、三人で共闘だ!」

色々な能力考えるのめんどくさい…(心の声)

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