持つべきものは、ごく少数の友達
20XX年この世に小林という男が生まれたァー!!幼い頃の経験から性格は曲がりに曲がって厨二病にまでに達し、彼女いない歴=年齢になっていたァー!!
しかし、美少女と遊ぶ約束を取り付けてしまったァー!! チャラララーン(北斗の〇風)
おし、いつもの感じが戻ってきた。マジで昨日の僕は、バカすぎたよ。何舞い上がって2人きりになるとか図々しい事考えてたんだよ!!あー恥ずかし恥ずかしっ!!バカじゃねーの?バーカバーカ…
…ふぅ落ち着け…2人きりになろうとか考えるな!あの2人を誘えばいいじゃないか!!僕の数少ない友達を!!
授業中にそんなことを考え、昼休み急いで奴の所に向かった。そう、あの騒音王こと霧島である。
「霧島ぁー」
「どうした?」
「実はな…」
少年事情説明中…
「なるほど」
「どうだ?」
「ん、予定確認してからLIMEするわ」
「はいよ」
「お前やっぱチキンだな」
「うるへぇ、石橋を叩き潰してるだけだ」
「叩くだけじゃなく潰すってか?
そもそも渡る気もねぇのかよ…」
よしっ、あともう1人は…
「ちょい良いかい?」
「なぁに?」
振り向かいた彼女は眼鏡を少しクイッと上げた。
そう、井上である。
「あのさぁ」
少年…(以下略)
「どうかな?」
「うんっ!水川さんって少し近づきにくいとこあったけど…楽しそう!!」
「そりゃよかった。日程決まったら連絡するわ」
「OK!!」
これでよし。あとは…
「ってな感じで霧島と井上誘ったけど大丈夫かい?」
「えぇもちろん!楽しみです!」
これで準備は整った。あとは、僕が計画立てるだけか…うしっ!
僕はアニメショップを行くこと前提に計画を立てた。男女関係なく楽しめるように。
日程が決まった。中間テストの次の日の土曜日だ。結構時間がかかってしまったが我ながらよくできたもんだと思う。
これなら、水川だけじゃなく2人も楽しんでくれるだろう。そんなことを考えながらテスト勉強をしていた。
ー当日ー
集合午前9時半に向け用意をしていた時に言葉を失うような連絡が飛び込んで来てしまった。
『ごめなさい、急にいけなくなりました。』
………は?
ここに来てなんと新事実でございます!
井上が眼鏡だったっていうね。
ちなみに髪はショートです。
え?あんま重要じゃない?そんな事ないでしょ!?ないよね?ね?
はい(笑)次回、遂にアニメショップ訪問当日です。無事終えられるのか?
感想等ありましたら遠慮なく書いてってください!
次回もよろしくお願いします!