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★謎のカゲ★

 ルナとゆかは、さえたちに昼間あったことを話した。「あゆみちゃん、歌っているときはあんなに笑顔だった。」「本当はアイドルはきらいなわけじゃないとおもうよ。」「あゆみちゃんは、自分でもアイドルがすきってこと、きずいてないんじゃないかな?」なな、ささ、みみの考えはあたっている。と全員がおもった。「だったら、きずかせてあげようよ!アイドルが好きってこと。」「そうだね。でも、どうすれば・・。」考えていると、辺りは暗くなり、しんと静まりかえっていた。「今日はもうねましょう。」さえはそういったが、「まって!あゆみちゃんはまだこの公園にいるのかな?収録とか撮影とか、いそがしそうだし・・・。」ルナが話していると、急にテントのなかにだれかが入ってきた。「あなたは、あゆみちゃあああん!!」さえがさけんだ。小さな声で。「あっ。ごめんなさい。あれっ?あなたたち、昼間の・・。」「月野ルナです。」「柊ゆかです。」二人は、笑顔でこたえた。「私、あれからずっとにげてきたの。でも、もうこれ以上走れない。いっしょに・・ねても、いいかな?」「もちろん!」さえのことばに、あゆみはほっとしたようにねむった。「早っ。」「まさか、昼間からずっと・・・。」ゆかとルナは、そういいながらも、あゆみのすてきな寝顔に、ほっとした。いつの間にか、全員やすらかに眠っていた。そのとき、あゆみにちかずく、黒いかげが・・・。そう、ルナがかすかに感じていた闇のかげ、「さあ、これからが本番よ」どこかで聞いたような声。しかし、夜の暗い闇の中。姿は見えやしない。そのかげはあゆみにちかずいた。「あなたは、アイドルをやめたいのね。だったら、私の悪魔法であなたの願いをかなえてあげる。さあ、すり替わり悪魔法を使うわ。材料は・・・ああ、かわいい子発見。さえ、あなたにするわ。」

 【光よ 闇よ この者に力を 黒い霧と共に すり替われ!】

「明日は楽しくなりそう。」


すっかり朝になり、何事もないように全員すっきりと起きてきた。「おはよう!あゆみ!」ゆかはあゆみにあいさつ。「さえちゃん、昨日はだいじょうぶだった?」ルナはさえに聞いた。何かがおかしい。そう思っている人はだれもいない。「ううん、とめさせてくれてありがとう。」さえはやさしくルナにお礼を言った。「うっ、頭痛い。寝たりなかったかな。」ゆかの言葉にあゆみは、「大丈夫?さえちゃんのアイドルぶりに興奮しちゃった?」あゆみは、やさしく笑いかける。「そうみたいね。」ゆかは、頭の痛さをおさえることができた。「あの、ルナちゃん、私これからどうすれば・・・。」さえが、聞いてきた。「それは・・・。あれっ、さえ?」ルナは、違和感に気づいた。

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