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NDA32

101匹ゴブちゃん。名前は可愛いですが、中身はかなり鬼畜なイベントです。



皆様のおかげでPVは25万、ユニークは3万5千に到達しました。これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。




――――――クエストの開始条件が満たされました。ただいまよりクエスト『101匹ゴブちゃん、襲来』を開始します――――――


「……は?」


――――101匹ゴブちゃん?


 家の外でアナウンスを聞いたユーリの口から間の抜けた声が漏れる。しかし、そんなユーリを無視して淡々とアナウンスは続く。


――――――このクエストは現時点でセーフゾーンA内にいる全てのプレイヤーが対象になります。勝利条件は『ゴブリンの殲滅』または『日の出までの生存』です。敗北条件は『プレイヤーの全滅』または『村人の全滅』です。なお、このクエストに失敗した場合、セーフゾーンAは消滅します。また、クエスト中、セーフゾーンAは無効になりますのでご注意ください――――――


「……嘘だろ……おい……」


 アナウンスの内容にユーリは耳を疑った。101匹ゴブちゃん、と可愛らしく言っているが内容は101匹のゴブリンが襲ってくる、という可愛らしさの欠片もないものだ。しかし、それだけなら、まだよかった。一番の問題は敗北条件とクエストに失敗した場合のペナルティである。プレイヤーの全滅は敗北条件になるのは当たり前のことだが、今回は村人の全滅も敗北条件にはいっている。そして、クエストに失敗した場合、ペナルティとしてこのセーフゾーンが消滅してしまうというのだ。この街道に幾つのセーフゾーンが存在しているのかユーリは知らないが、ここが使えなくなるというのはプレイヤー達にとって大きな損失であり、絶対に避けなければならないことだった。


「ユーリ、今のアナウンス、聞いたか?」


 カジカ達もすぐに外に飛び出してきて、ユーリのそばに寄ってくる。


「あぁ……どうする?」


「戦うしかねぇだろう……村人を放り出して逃げてもいいならそっちも考えたけど、そういうわけにもいかねぇみたいだしな……」


 カジカは苦い顔を浮かべながら、ナイフを取り出した。もし、敗北条件に『村人の全滅』がなければ、あるいはクエスト失敗のペナルティにセーフゾーンの消滅がなければここから逃げ出す、という選択肢もあった。しかし、それができないとなると残された手段は戦って生き延びるより他にない。


「とりあえず、他のプレイヤーと合流するぞ!!」


 カジカの言葉に三人が頷いたその時、耳を刺すような甲高い悲鳴があがる。


「急ぐぞ!!」


 四人は声のした方向へ駆け出す。そして、四人が駆け付けたときには既に他のプレイヤー達がゴブリンと戦っていた。村の入口付近を埋め尽くす子鬼(ゴブリン)達の群れは明らかにプレイヤー達より多く、それぞれ武器を振りかざしながらプレイヤー達に迫っていた。しかし、既に日が沈んでしまったせいで辺りは薄暗く、視界が悪いためプレイヤー達の動きもぎこちない。


「ウインドカッターっ!!」


「ファイアボール……」


 魔法の射程圏内に入るや否や、ユーリとシオンは今にもプレイヤーに襲い掛かろうとしているゴブリン達に狙いを定めて魔法を放つ。エリアの適正レベルを超えたエルフの魔法の威力は凄まじく、たった一撃で三匹のゴブリンを切り裂いてしまった。ゴブリン達に襲われていた男性は目の前のゴブリンが消滅してしまったことにいきなり倒されてしまったことに驚きながらも安堵のため息を零す。


「た、助かった……」


「気を抜かないでください」


 そんな男の横をクロエが駆け抜け、自慢の爪でゴブリン達を切り裂いていく。視界の悪さをものともしないクロエの動きの秘密は猫人(リンクス)の固有スキルにあった。猫人(リンクス)の固有スキルの一つである【猫の目】は夜でも昼間と同じように見ることができる。その為、クロエは薄暗い中でも昼間と同じように攻撃できるのだ。


「誰か指揮している人間はいるか?」


 カジカもゴブリンを切り裂きながら辺りを見渡す。しかし、カジカの言葉に答えるものは誰もいなかった。そもそも、答える余裕がなかった。戦えるプレイヤー達は既にそれぞれゴブリンに囲まれて、他に意識を回す余裕がなく、おそらく生産系プレイヤーと思われる数名のプレイヤー達はナイフを構えながら物陰で震えていた。すぐさま状況を理解したカジカは苦々しい表情を浮かべた。カジカ、ユーリ、クロエ、シオンの四人を除くプレイヤーは全員、今日の夕方に村に来た者たちである。ニコスを目指す彼らが徒党を組んだ理由は単純明快で、少数で街道を攻略するだけの技量、あるいは度胸がないからである。おそらく一対一でかろうじてゴブリンと戦える者がほとんどで、しかも、集団戦の経験は少ないのだろう。このままでは各個撃破されることが目に見えていた。


「一旦、退けっ!!態勢を立て直す。このままだと各個撃破されて全滅するぞ!!」


 出せる限りの大声を出して、カジカが叫ぶ。もし、カジカに【大声】のようなスキルを持っていたならば、周囲のゴブリンの注意を引きつけ、プレイヤー達に一旦離脱させるだけの隙を作り出すことができたかもしれないが、生憎、その類のスキルをカジカはまだ持ってない。しかし、それでもある程度のゴブリンを引きつけるこには成功し、その隙にプレイヤー達は死にもの狂いでゴブリン達の囲みを突破するとゴブリン達のいない方へ全速力で駈け出した。それでも、囲みを突破できない者たちはカジカとクロエが救出に向かい、なんとか離脱させる。


「広場まで後退。前衛は一列に列を組め。後衛はその後ろから援護。戦えない奴は村人を守れ!!持ってる松明やランプは全て使え!!出し惜しみするな」


 ゴブリンの脳天にナイフを突き刺し、カジカは吼える。態勢を立て直す、とは言っても狭い村の中にプレイヤーや村人が逃げられる場所はない。そして、カジカが街道の適正レベルを超えているとはいっても何十匹ものゴブリンを一度に相手できるはずもない。今まで磨き上げた技量とフランの仕立ててくれた服のおかげで大きなダメージは受けていないが、それでも確実にダメージは蓄積している。ゴブリン達のターゲットを一身に引き受け、少しでも時間を稼ごうと思ったがもう長く持ちそうにない。


「カジカ、お前も一旦、離脱しろ。ウインドカッターっ!!」


 どこからかユーリの声が響き、一瞬遅れてカジカの目の前にいたゴブリン達が切り裂かれる。そのままゴブリン達が消えた先にはサーベルを振りかざして戦うユーリの姿があった。松明の炎に照らされた金の髪や場違いなくらい鮮やかに、そして、艶やかに輝いていている。ゴブリン相手に舞うように剣を振るうその姿は戦乙女を思わせるほど美しかった。


「他の連中はどうした?」


「助けられそうな奴は全部、助けた……あとはカジカだけだ」


 ユーリが叫ぶとカジカ頷いて、ユーリの作った道を駆け抜ける。そのまま、残りのプレイヤー達がいるところまで戻るとシオンがポーションを二人に渡し、状況を報告する。


「前衛が13人。後衛が6人。戦えない人は4人。村人は14人。あとは逃げ出したか死んだ……」


「わかった。俺の名前はカジカ。悪いが、状況が状況だ。不満はあるだろうが、この場にいる全員でクエストを目指す。協力してくれ」


 カジカはそう叫ぶとプレイヤー達はそれぞれ頷く。逃げ出したくても、夜のエリアを無灯で進めるのは【猫の目】を持つ猫人(リンクス)だけだ。それ以外の種族を選択した人間はここから逃げ出すことさえできない。見知らぬ人間が指揮を執ることに不満そうな顔を浮かべているプレイヤーも数名いたが、言い争っている余裕がないことは誰もが理解していた。今は一刻も早く、迫りくるゴブリン達を助けなければ、本当に死んでしまいかねない。そして、これは自分自身の命が懸かったデスゲームである。この場にいる全員が力を合わせなければ助かる見込みはない。


「前衛は囲まれないように注意しろ。まずいと思ったらすぐに退け。回復魔法の使える奴は負傷者の治療に専念しろ」


「よし、(タンク)役はまかせろ!!」


 そう叫んだのは竜人(ドラグーン)の大柄な男だった。全身を鱗に包まれた竜人(ドラグーン)は成長速度こそ全種族の中でもっとも遅いが、ステータスの上では最強の種族である。高いSTRとVITを生かした前衛に向いている上に、固有スキル【ブレス】による魔法攻撃も可能であり、戦闘という一点に限れば他の追随を許さない強さを誇っていた。巨大な斧を振り回して戦う姿は圧巻の一言に尽きる。


「援護します」


 竜人(ドラグーン)の男の隣でドワーフの女が双剣を振るう。STRの高いドワーフも前衛に向いている種族である。【二刀流】は現在確認されている物理攻撃系スキルの中では最もダメージの増加率が大きい。ドワーフの女は小柄な体の利を生かして、ゴブリン達の隙間を縫うように確実に切り裂いていく。竜人の男のような豪快さはないが、不安を感じさせない動きだった。二人が戦いはじめたのを合図に前衛職のプレイヤー達はそれぞれ戦闘を再開する。今まで連携して戦った経験などない者たちがほとんどであったが、気を抜けば死に直結するという危機感がプレイヤー達の集中力を極限まで高めていたおかげ、拙いながらも形になっていた。


「……ラピットファイア」


 シオンの放った散弾銃のように無数の小さな火球がゴブリン達に命中する。一発一発の威力はファイアボールに劣るが弾数はラピッドファイアの方が圧倒的に多く、このような乱戦には最適の魔法である。


「ダークスフィア!!」


 ローブの女が闇属性の魔法を発動させると黒い球体がゴブリンを包み込み、そして、爆ぜる。爆発に巻き込まれたコブリンは上半身が消し飛んでいて、そのまま光の粒となって消えていく。女は休むことなく、詠唱を続ける。


「シャドウランス!!」


 地面から、正確には長く伸びた女の影から無数の黒槍が飛び出てきて、ゴブリン達を容赦なく貫く。その威力は凄まじく、たった一撃で貫かれたゴブリンは天に召されてしまった。薄暗くて顔は見えないが、松明に照らされた銀髪が妖艶に輝いている。薄暗い中で敵味方入り乱れて戦っているにも関わらず、モンスターだけを攻撃できるということはプレイヤーとしての技量はもちろん、どんな状況にも動じない冷静さが求められる。ローブの女の戦いぶりを見れば、その技量の高さは一目瞭然だった。


「【ダブルスラッシュ】っ!!」


 火力よりも機動力を重視して戦うクロエは自慢の俊敏さを生かしてゴブリンの間を駆け抜け、宙を舞う。【クロースラッシュ】を左右の爪で繰り出す【ダブルスラッシュ】は現在、クロエの使える(アビリティ)の中では最も威力を持つものであり、ゴブリンを一撃で仕留めることができる。当然、連発はできないが、クールタイムの間は回避に専念すれば問題はない。しかし、敵の数が多すぎるため、クロエの俊敏さを以てしても全てを避けきるのは至難の業だった。


「あっ……」


 死角から繰り出された槍がクロエを狙う。一瞬反応するのに遅れてしまったクロエは顔を強張らせたが、槍がクロエに届くよりも先にユーリの剣がその槍を叩き落とした。


「無事か、クロエ」


「もちろんです、お姉さま。【チャージ】」


 ユーリの顔を見たクロエは嬉しそうに微笑んで、槍を放ったゴブリンの顔面を膝で蹴る。スキルの名前こそ【爪術】だが、実際は猫人(リンクス)専用の【素手】のようなスキルであるため、蹴りもアビリティに含まれているのだ。クロエの膝蹴りを受けてぐらついたゴブリンにユーリは肉薄し、剣を振るう。


「はぁぁあっ!!」


 とどめの一撃と言わんばかりにユーリはゴブリンを一刀両断し、そのままゴブリンを踏み台にして飛び上がる。【軽業】のスキルを持つユーリはクロエに負けないくらい身軽で、宙を舞うその姿は松明と月明かりに照らされて輝いていた。飛び上がったユーリは魔法を詠唱中のゴブリンを見つけて、狙いを定める。


「ウインドカッターっ!!」


 ゴブリンよりも先に魔法を放ち、近くのゴブリンの頭を踏みつけて、ユーリは再び、飛び上がる。敵味方入り乱れての乱戦とはいえ、モンスターの頭上で飛び合えば流石に目立つ。しかし、それこそがユーリの狙いだった。現在、ここにいるゴブリンは四種類である。剣と槍、そして、弓、魔法。その中で最も厄介なモンスターが魔法を使うゴブリンメイジである。前衛で戦うプレイヤーは基本的にSTRが高く、INTが低いため、魔法攻撃に弱い場合が多い。通常の戦闘であれば、ゴブリンメイジに対して警戒しながら戦うことも可能であるが、この乱戦ではそれもままならず、不意を突かれかねない。一瞬の隙が命取りになりかねないこの状況で、それは絶対に避けなければならないことだった。そして、ユーリは敢えてゴブリンメイジの標的になることで他のプレイヤーが狙われないようにしていたのである。


「はぁっ!!」


 ユーリを狙って飛んできたファイアボールを剣で切り落とす。通常の武器では【技】を使わない限り魔法攻撃を防ぐことはできないのだが、エンチャント系の魔法によって属性を付与された状態であれば、【技】を使わずとも魔法攻撃を防ぐことは可能だった。そして、風属性のエンチャントを習得済みであるユーリは既に剣に風属性を付与していたのである。このエリアの適正レベルを超えるユーリのINTは高く、仮に直撃したとしても大きなダメージにはならず、むしろ、剣や槍による物理攻撃の方がはるかに危険であることを考えると適役と言えた。


「残りは……50くらいか?」


 ゴブリン達の頭を踏みながら、宙を舞うユーリは辺りを見渡しながら呟く。クエストが始まった当初に比べるとゴブリン達の数は約半分に減っていた。一旦、態勢を立て直してからのプレイヤー陣の活躍は凄まじく、数で勝るゴブリン相手に一進一退の勝負を繰り広げていた。しかし、戦いが長引けば負傷者が出るのは常であり、既に戦えない者も何人か出ていた。回復役(ヒーラー)は二名いるものの、怪我をする速さに回復が追い付かず、ゆっくりとではあるがゴブリン達に押されつつあった。


「まずいな……」


 ユーリ達に圧倒的に不足しているのは火力だった。おそらく、この場で最大の火力を持っているであろうユーリの魔法攻撃でさえ、一度に倒せるゴブリンの数は2、3体であり、クールタイムが存在する為、連発もできない。他のプレイヤーの多くは武器による物理攻撃がほとんどである為、一体倒すのにはどうしても時間がかかってしまい。効率も良くない。このままではゴブリン達に蹂躙されてしまうのは時間の問題だった。


「お姉さま、危ないっ!!」


 鋭く響くクロエ。その声に反応してユーリが振り返ると同時に肩に鈍い痛みが走った。ゲームとは思えないくらいリアルに再現された痛みにユーリの顔が苦痛に歪む。


「っ……」


 見るとゴブリンアーチャーの放った矢がユーリの左肩を見事に射抜いていた。


「ちっ、油断した……」


 刺さった矢はすぐに消え去ったが、痛みは治まらない。疼くような痛みをこらえながら、ユーリは真下にいたゴブリンを思い切り踏みつけ、一旦その場から離脱する。しかし、戻った先はユーリ以上の怪我を負ったプレイヤー達でいっぱいだった。態勢を立て直した時点で残っていたプレイヤーは30人を切っていた。そこから生産系の非戦闘員と回復役(ヒーラー)を除くと戦える人間は20人ほどしかいない。そうなると一人抜けるだけで、残りの人間の負担は増大する。ぐずぐずしているとユーリをターゲットにしていたゴブリンメイジやゴブリンアーチャーもターゲットを他のプレイヤーに切り替えかねない。


「やるしかない、か……」


 ポーションを飲んで、HPを回復するとユーリは再び、前線に戻ろうとする。しかし、そんなユーリの腕をシオンが掴む。


「……これ、使って」


 シオンが差し出したのは夕方見た『失敗作』の入ったビンだった。効果はランダムと書いてあったが、毒々しい色を見れば回復系のアイテムとしての効果は期待できそうになかった。受け取るべきかどうか悩んだユーリだが、小さく頷いて『失敗作』を手に取り、前線へ向かった。


「とはいえ、飲むわけにもしかないからな……」


 ポーションのおかげでHPは回復しているはずなのだが、射抜かれた肩はまだ鈍く痛む。幸いなことに利き腕ではなかったので剣は振れるが、動きが悪くなることは間違いなかった。先ほどまでと同じようにゴブリン達を足場にして、飛び石のようにその頭上を飛び交うユーリを幾つもの魔法や矢が狙う。回避に専念すれば直撃は避けられるが、中にかギリギリを掠める場合もある。そんな一発がユーリの持っていたビンを直撃し、パリンと音を立てて割れる。中に入っていた液体は当然、零れだし、真下にいたゴブリン達にかかってしまったのだが、液体のかかってしまったゴブリン達はその場に蹲り、呻き声を上げ始めた。一体何が起きたのか、と驚いたユーリだったがゴブリンのHPバーを見れば、その理由はすぐにわかった。


「毒、か……」


 プレイヤーはもちろん、モンスターにもHPバーというものは設定されており、モンスターの場合は頭上に表示される。本来ならばHPが完全な状態であればHPバーは青色で表示され、バーが短くなっていくにつれて、緑、黄色、赤と色が変化していく。しかし、例外も幾つかあり、その一つが毒の状態異常である。毒状態になるとHPバーが紫色に変わり、HPは時間経過と共に減少していく。HPの減少速度や時間は受けた毒の強さによって異なるがゴブリン達のHPの減少速度をみるとかなり強力な毒であることがわかる。みるみるうちにHPが減っていき、ゼロになったゴブリン達はそのまま光になって消えてしまった。


――――飲まなくてよかった……


 毒にやられて死んでいったゴブリン達を見ながら、ユーリは心の底からそう思った。



ちなみに失敗作の効果はランダムで猛毒や麻痺のような状態異常の場合があれば、逆にそういった状態異常を回復してしまう可能性もあります。爆発して敵味方問わずダメージを与えたり、HPとMPを完全回復したり……ユーリの場合、運が良かったのやら悪かったのやら……



次回の投稿は1月17日の予定です。



それでは、次回もお楽しみに♪

ではでは。

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