表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/89

第7話 青空猟奇(6)終   

青空猟奇シリーズ、終了です




「あ」

「どうも」


ふたりは対面する。

初対面だが、既にお互い通じるものがあった。


「これ、返す」


神山君は青い髪の毛を取り出し、青空猟奇に差し出す。

それは真空パックされていた。


どこの世界に、道ばたで拾った髪の毛を髪の主に返す人間がいるだろうか?


青空猟奇は絶句した。


どこの世界に、他人の髪の毛を真空パックして保存している人間がいるだろうか?


いたとして、それは変態だ。


「貴様は変態だな」

「君は変人だな」


それは彼らにとって挨拶同然だった。

青空猟奇はさも当たり前のように神山君の隣に立つ。


「いこっか」

「そうだな」


神山君動じずそれに従う。


二人は知っている。

こういう関係は、異常だと。


恐るべき異常性志向コンビが結成された








こんな感じでこれからも続きます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ