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第5話 青空猟奇(4)




青空猟奇は理解者を望まない。

他人に理解される異常などニセモノだと理解しているからだ。

ただ、『こいつは変だ』と思われればいい。


他人に関心を示さない彼女だが、最近気になっている人間がいる。


名を、神山君といった。

登校の際にたまに見かけるのだが、彼は異常だ。


一見普通の高校生に見えるが、違うのだ。

説明は出来ない。

故に異常なのだ。


彼女は、彼が自分を探していることなど知らない。


類は友を呼ぶ、あぁ、なんと偉大なことわざか。


彼女は知りたかった。

彼の異常性を。

『他人に理解できないから異常なのだ』という持論を持つ彼女がこういう考えを持つのは、異常だ。


あぁ罪深きは神山君、君だ。


君は青空猟奇を更に異常にしてしまったのだ




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