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第3話 青空猟奇(2)


彼女の名は、青空猟奇【あおぞらりょうき】という。

清廉な名字に奇怪な名前はそれだけで異常と言えるだろう。


百六十センチほどの身長に二メートルを超える青髪という矛盾もまた、異常性を示す。


彼女は異常性を愛する。

ただしその興味は自分にしか向けられない。

即ち、いかに自分を異常にみせるかということに心血注ぐのだった。


周囲に異常だと思われることに悦びを感じるのだ。


彼女はより自分を異常に見せるための努力を惜しまない。

既存の異常性など眼中に無く、自らの手で異常性を創り出す才能も持っていた。


まさしく異常性の天才青空猟奇が、異常性の申し子神山君に発見されるのは自然の摂理であるとしか言いようがないほどに、至極当然なのだ









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