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第18話 結社思考(2)




『高校に通う高校生は普通』という神山君の言葉は、青空猟奇の精神に大ダメージを与えた。


「そ……その通りよ神山君」

「今気づくなんて、僕はなんてバカなんだ。いや、でもまだ僕たちは二年生……挽回は出来る」

「か……神山君。私は家の家事もしないといけないし」


青空猟奇の両親は他界している。

周囲には『木星旅行に行ったきり帰って来ない』と説明しているが。


「問題ないよ、青空さん。常軌ちゃんと三人で一緒に暮らそう。そうだ、常軌ちゃんにも結社に加わってもらえばいい」

「な!?」


彼女の異常性も、神山君の異常性には劣る。

だが彼女は理解していた。


彼の言う行為がいかに異常であるかを。


容易に理解できる異常性、それが神山君なのだ。





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