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第10話 仮性恋愛





神山君と青空猟奇のクラスは隣同士であった。


「ごきげんよう、神山君」

「おはよう青空さん」


お互いにお互いを観察するために二人はつるむ。


「青空さん、僕は君のことが知りたい」

「奇遇ね神山君。私もあなたに興味があるの」

「今日、家に行ってもいいかい」

「えぇ、歓迎するわ」


異常な彼らの、知り合って三日足らずの関係である。


何も知らない彼らの同級生がこれを聞いて、『二人は付き合っている』という結論に至ったのを誰も責められぬ。

得てして、高校生という生物は色恋沙汰が大好物だ。

二人の同級生達はまさに水を得た魚の如く噂を広めた。


「彼はとっても魅力的よ」


青空猟奇は同級生の女子に語る


「この私を完成させるのに最適な人材だから」








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