011_人よパン飲みや、残り89回。
Youtubeでの配信が始まります。
二足歩行、モフモフ灰色毛並み、犬獣耳、というかまんま犬頭で、メガネ白衣の変Tシャツ、今日の達筆っぽい名言文句は、”宝石は歯ごたえあって美味い!”です。
「コボルトハカセの、三分間で終わったらいいな、努力目標クッキキングー!」
「どんどんぱふぱふ♪」
「というわけで、今日はお料理配信をしていくぞい」
「ただ、当方、技術系を標榜しているVtuberであるが故に、一工夫をします」
「いや、そこ、いらん手間をかけるなとか、言わんといてなー」
「最終的にはスタッフが美味しくいただく予定ですので、食材の供養予定は完璧です」
「どうなろうとも、そう、どのような結果になろうともです、どん!」
「話が明後日にそれましたが、技術系な工夫ははい、これです」
「3Dプリンター、を、なんでも出てくる白衣の内側から出して見ました」
「これを魔改造させてもらいまして」
「新型料理を作成していこうという実験です」
「先行している技術はありますので、結構安定していますよ、この機械」
「ちょっと変わったお寿司を作っている記事が既に配信されていますね」
「なので、リスペクトして見ました!」
「あと、研究者仲間が、悪ノリしてもいます」
「どれだけ高速化できるかとか?」
「精度を高めて見れるかとか」
「食材の3Dプリンタへのセット方法やら、食材そのものの基礎加工とか」
「半ば暴走している感じもございますが、いつものことですね」
「では、特殊加工した食材をセットしまして」
「スイッチオン、ポチッとな」
「ちなみにスイッチを押す擬音として有名な、ポチッとなの掛け声は」
「とある声優さんが生み出した、国産の固有種であるんだそうですよ?」
「動画のキャラクタ的にハカセキャラであったので、リスペクトです」
「おー、順調にお料理が形成されていきますね」
「ちょっと小さめなお椀に盛っていってます」
「内部が見えやすいように透明な素材なお椀ですね」
「茶色ベースのゼリーと、白い細長い形状の、これは、パスタでしょうか?」
「……あー、これは麺ですね」
「表面に、チャーシューのようなものと、なると、めんま、ノリがトッピングされていきます」
「なんと煮卵まで、椀のサイズに合うように、小さな、うずらサイズですがw」
「はい、もう料理名は判明しましたね、じゃん完成です」
「3Dプリンタラーメン、一丁上がりです」
「基本全てゼリー状になっていますが、味は、本物から抽出したものでありますので」
「と言いますか、現物を砕いで練って、ペースト状にしたものですから」
「お味はそのままです」
「流石に暖かくはないですが、では実食です、はむはむ」
「意外にラーメンですね、啜り込むことはできませんが雰囲気は味わえます」
「ごちそうさまでした、おいしかったです!」
「では今日はここまでー、”しししししし”」