010_デザインの修正、残り90回。
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二足歩行、モフモフ灰色毛並み、犬獣耳、というかまんま犬頭で、メガネ白衣の変Tシャツ、今日の達筆っぽい名言文句は、”失敗した、失敗した、失敗した、てへ?”です。
「生き物のデザインは結構失敗しているものが多いんじゃないかな、コボルトハカセです」
「別にコボルトハカセが失敗作であるという自虐ではないです」
「完全生命体であるとも言いませんが」
「赤い石もとめてないです」
「ホムンクルスも作りません、いや興味はあるのでいつかはやりたい」
「基本技術系なのでー」
「マッドイコールテクニックではない、ですねw」
「こう、大型の生き物、脊椎があるようなやつですね、それの共通の欠陥があって」
「それは、栄養を取り込む箇所と、酸素とかを取り込む箇所をシェアしているというやつで」
「これはまあ、かなりはっきりとしたデザイン不備ではなかろうかなとか、思うのですな」
「自動的に、食物と空気の通り道を分岐点で振り分けている、わけですが」
「これはまあ、結構誤動作が多いのではなかろうかなと」
「食物が胃に送られる通り道に、空気が流れるのは、まあ、それほど問題はないわけですが」
「肺やらガスを処理する方向に、食物が流れると、これはまあ大変面倒臭いわけで」
「咳とかで弾き出さないと、行けなくなるわけですが」
「年老いて能力が落ちてくると、これはまあ、それは難しくなり」
「そもそも、空気と食べ物の選別機能が低下して、ますます肺の方にいったりしやすくなる」
「誤飲性肺炎とか、珍しくない病気であったりします」
「ええと死因の中でとかでしょうかね?」
「デザインが悪いならば、改善してしえば良いのではなかろうかという、話でありまして」
「改造人間になろう、というわけであります」
「治療として、胃に直接栄養を流し込むための管をつけるというものがありますが」
「それをもう一歩押し進めて、普段から、別々の通り道を使うように改造しよう」
「というものがコンセプトの手術とか、どうでしょうかね?」
「難易度的にはそれほど難しいものではないのではなかろうかなと」
「手術自体とか、人工的な、道筋を通すやり口ですが」
「問題は、それのメンテナンスであるかなとか」
「この辺り、メンテフリーに近いものができれば、劇的に良いデザインになるのでは?」
「と想像するわけでありまして」
「基本、元からある口から通す場所は、これはまあ栄養補給の管として使用し続けて」
「呼吸に関わる方を、別系統に移す、ようにすれば良いのではなかろうかなとか」
「こう、直接、肺から、空気の出入りをさせる装置をつける、わけですね」
「元あった気道は塞いでしまうわけです」
「ついでに、ガスマスク的な機能をつけてしまえば」
「飛沫による感染症対策にもなりそうではあるかな、とか」
「取り回しと維持と、手術時の事故やらの問題と」
「まあ、結構解決すべき問題は多そうではありますが」
「倫理観をどうにかすれば、なんとかなりそうなアイデアではあるかなと」
「コボルトハカセは思うのです」
「じゃあ、今日はこの辺でー”しししししし”」