エッセイの統計データを簡単に解析してみた
なろうAPIで取得したデータを、Excelで簡単に集計してみました。はたして、エッセイで100pt取るのはどれぐらい難しいのか。
条件としては
・最終更新日時が今年に入ってからのエッセイの短編が対象
・IDでなく名前で集計(Aliasはまとめない)
という感じです。手で500件ずつ取得したので、もしかしたらかぶりがあるかもしれませんが。
まず、総投稿数は1834件です。そして、総投稿者数は717人でした。
平均は2.5件/人となりますが、実際には1件しか投稿されていない方が485人となります。2件までだと675人。比率では8割を超える事になります。
これに対して、10件以上投稿されているのは33人。これらは、ガチのアクティブの方々と考えてよいでしょう。
ちなみに、これらの作品の総ptを作品件数で割ると平均が77ptとなります。中央値は20ptです。これは、ポイントのかなりの偏りを示しますね。
次に、100pt以上取っているものだけに絞り込みます。すると、件数は390件。割合は2割強、となります。問題は、これらがどう配分されているか、です。
100pt以上の作品を一件でも投稿された作家さんの数は145人。作家さんの割合も2割、ということになりますね。
そして、100pt以上の作品を10件以上投稿された作家さんはわずかに5人。当然のことながら、皆さん特に高名な方ばかり(Sさん、Hさん、Aさん、Tさん、Kさん)。これらの方々はポイント取得と投稿数と双方兼ね備えた方々、というわけですが、投稿数は少なくても、投稿したものは確実にポイントを取得されている高名な方々も多くみられます。
逆に言うと、何十件も投稿されていても、100ptをなかなか超えない、あるいは一件も超えない、という方々が少なからずおられる、ということです。
今年に入ってからの、4か月弱という期間設定が良いかどうかは別として。
・1-2件しか投稿されない作者さんが大多数を占めている。
・数多く投稿されている方々の数はかなり限られる
・その中でも100ptをなかなか達成できない方が少なからずおられる
ということです。
決して、エッセイジャンルは低い障壁ではない。挑戦するなら、ある程度継続が必要(それでも報われるとは限らないけれど)ではないかと。やはりそれなりの覚悟は要求されるのかな、と思います。
時間が有ったら、現代恋愛とか他ジャンルの結果とも比較してみたいものです。