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【夜風】



 風に乗って

 聴こえた気がした

 それは私が最もよく知っている

 いつも聴いていた

 時には遠くから

 時にはすぐ耳元で

 聴くだけで心地良くなれる

 貴方の声を


 夜風がとても気持ちいいわ

 白いベールが優しく揺れて

 手招いている

 さぁ この窓辺に立ってご覧と

 そして両手を広げ

 胸いっぱいに夜の透き通る空気を吸い込んだら

 とても新鮮な気持ちになれる

 まるで愛を与えられているその瞬間の様に


 このままこの爽やかな夜風に乗って

 貴方の元へ行こう

 光り輝く星々の間を縫って

 優しく照らす月光を浴びながら

 この神秘的な幻想溢れる夜に導かれて

 現実にそれが出来ると信じて

 私が窓から身を乗り出してそのまま落ちてしまったとしても

 その最後の一瞬でさえ私は貴方の事を思い続けてる


 私は生きる

 また貴方に出会う為に

 貴方が死んでしまった今でも

 私が生きている限り愛は続く


 私は生きる

 また貴方に出会う為に

 例え私が死んでしまっても

 そうして貴方に出会う為に

 私は生きたわ



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