表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/35

【私という人物】


 きっと誰もがみんな

 私を知らない

 だから 

 きっとあんな事やこんな事をしたって 

 誰も気付かないわ


 

 ほぅら

 (ねぇ)


 ごらん 

 (どこなの?)


 この瞬間でさえ誰も

 私の事を見てはいないの



 気付いて欲しくて

 (私の)


 そして見て欲しくて

 (愛しい人)


 その時にただ私だけを

 

 そうよ

 私だけの

 私という人物の存在を



 誰かに 

 (あなたに)


 気付いて欲しくて

 (知って欲しくて)


 その為に

 私はただのとてもさりげないアプローチから

 だんだんと

 派手なパフォーマンスに変化していくの


 でもそれは既に

 ただのパフォーマンスではなく

 本当の自分の姿だったりするから



 そんな私にようやく気付き

 (私はあなたという人物に)


 存在を知って受け入れて欲しいの

 (愛されたいだけ)


 でも

 それでも今はきっと

 誰もがみんな

 


 私の事を知らないから

 (私はあなたを知っている)


 何かを殺めてしまっても

 (私はあなたを探している)


 誰も気付かないし

 (あなたに見つけてもらう為に)


 私が死んでしまっても

 (あなたに気付いてもらいたくて)


 誰も見てはくれないんだわ

 (どうか私を愛して)


 だからどんなに罪を犯したって

 誰一人分からないし

 そして何も

 気付きはしない……





   密かに怖いかも……

     気付いてもらっても普通に逃げられそうw。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ