表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不思議な場所  作者: 菜畑
5/6

目的地 1件目の家

とりあえず手前側に立っている一軒家を目指すことにした。


10分ほど歩き目的地に到着した。

「ごめんください」


返事はなく誰もいないようだ。


「模様替え前の場所は基本的に人がいない」

「そういうのがここでは常識なのか?」

「まあそうだな。 お前が食堂にいたのは異例だ」

「あのさ、前から思ってたんだけどこの世界って何を目的としてこんなことやってるんだ?」


そういうとウサギは少し沈黙したあと


「明確な目的はよくわかっていない。 ただ一つ言えるのは模様替えをすることでこの世界の人々を循環させてるんだ」

主人公がさらに困惑した表情をみせるのでウサギは言った。

「まあ 人間達を追っていけばそのうちわかる」

「なんだか釈然としないな」

そう言いながら民家に入っていく

家の中は四角い木製のテーブルの上にキャンバスが置かれており横顔の中年ぐらいの女性の絵の油画があった。まだ描き途中のようだ。

「ふむ 特に寂れてないし改装必要なくないか?」

壁側には装飾品であふれていた。使われていない豪華な食器棚やイルカのオブジェがこの家の大半の空間を占めている。この家に住んでた方は一風変わった趣向をしているように感じた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ